国立民族学博物館
今日はこどもと国立民族学博物館(万博公園にあります)に行ってきました。 特別展は「更紗今昔物語」。おなじみのジャワ更紗が世界に広がっていってたくさんのプリント更紗が生まれてきているのですね。
会場いっぱいの布・布・布・・・・、更紗・更紗・更紗・・・・ 変わった柄、不思議な柄もいっぱいでテキスタイルに関係する仕事をしている人は興味津々だろう思います。アフリカの布には水道・ト音記号・カギ・アンモナイトなどなどを大胆にあしらったものがあって、素人の私たちもとっても面白かったのですから。子どもはろうけつ染めとか更紗という言葉も知らなくて目を丸くしていました。
うちの子は、劇団四季の「南十字星」を見に行って以来(子どもは阿久津陽一郎さんがすきなんです)、インドネシアに興味を持っているので、ジャワ更紗が、オランダ領のときはヨーロッパ風の絵を取り入れ、日本に占領されると日本風の絵を取り入れていることも面白かったようです。
ミュージアムショップで見た本です。私も買うつもり。
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アフリカンドレス 販売元:明石書店 |
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カンガ・マジック101―一枚の布で楽しむ東アフリカ・シンプルライフ 著者:デビット バイゴット,ジャネット ハンビー |
1枚の布を切ったり縫ったりせずに、巻き付けたりくくったりして着こなすのです。楽しそう。会場ではたくさんのマネキンが来ていました。大胆な柄でステキでした。ちょっと私、おデブなのでこんなふうには着こなせません(ぬのが足りません)が (ノ◇≦。)クスン、涙
常設展のほうは、子どもは初めて、私は久しぶりと言うことでじっくり観ていたら余りにもたくさんの展示物に疲れてしまいました。子どもは『三国志』も好きなので中国の展示も興味深かったようです。もちろん、ガムランの楽器、バロンダンスの装束、影絵などインドネシアの民俗はじっくり鑑賞。ビデオブースでも影絵芝居ワヤン・クリッのマハーバーラタを観ました。 台風の影響で風の強い日、雨に追われるように帰途へ。
今日、子どもが読んだのは、この3連休に備えて私が買いおいた本です。
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キッドナップ・ツアー 著者:角田 光代 |
作者は直木賞作家(『対岸の彼女』で第132回直木賞を受賞)で、新芥川賞作家伊藤たかみ氏の奥さんでもあります。この本は児童文学作家だった頃に書かれたもの。実の父親に誘拐されちゃう女の子の話です。
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