劇団四季の「オペラ座の怪人」、大阪四季劇場の初日に娘その2と行ってまいりました。私はプレビュー公演から4日しか経っていないので、感激は薄いかも・・・とひっそり心配しながら行きましたが、なんのなんの******お金とチャンスさえあれば毎日でも観たいミュージカルかもしれないと、感動を新たにしています。
初日の劇場は大賑わい。京都劇場より最大座席数は150ほど多いだけだと思うけど、広いロビーにたくさん人がいるような気がします。京都劇場「CONTACT」の初日なんて、初日なのに当日券があったり、「今日、初日やったんやぁ」なんて大声を出しているオマヌケカップルがいたり、で、初日らしかったのは四季関係者が京都府知事夫妻に最敬礼している光景を見たぐらい・・・、比較的小ぶりな演目の苦戦ぶりをうかがわせましたが、今日の「オペラ座の怪人」は流石でした。VIP風の人も多かったし、四季の俳優さんらしき人も見ました。浅利慶太氏も四季幹部の人たちと共にロビーにて色々な人と挨拶を交わしてはりました。こういうのって、自分に実益は全く無くてもなんだか得した気分になりませんか?
そしてロビーにはフィギュアスケートの高橋大輔さんからのお花が・・・。高橋さんご本人が花束を作ったわけでも、名札を書いたわけでもないでしょうに、たくさんの人が写真に収めていました。もちろんわたしもミーハーゴコロ満開で。ご本人もどこかにいらっしゃらないかと期待したのですが、ちょっとわかりませんでした。フィギュアの大会をTV観戦して高橋大輔さんがカッコよさに憧れている娘はかなり本気できょろきょろしていましたが・・・残念!(>_<)
さて、前置きが長くなりましたが今日の観劇の感想です。
今日は「オペラ座の怪人」通算4回目の観劇にして初めて前の方の座席を取ることが出来ました。とはいえ端っこの方で(しかも上手側・・・、後や2階席からでは気にならないけど、前から見るなら断然下手側がいいと私は思いました。もちろんセンターが一番良いのでしょうが)少し悲しかったのですが・・・。するとうしろや2階席では気づかなかったことがいろいろわかりました。たとえば競売のシーンでオルゴールに25フランの値をつける女性はマダム・ジリー役の人の兼任だとか、仮面舞踏会の誰がどんな仮装かもわかりやすかったし、同じ場面でマダム・ジリー他数名がラウルをクリスティーヌと踊らせないように動いているのがほの見えました。また、ハンニバルのリハのシーンで群舞の女の子たち(コーラスガール)は結構囁きや目配せを交わしたり、厳しいバレエ教師のマダム・ジリーの指導を恐れているなどの細かい演技をしていることなどです。同じくクリスティーヌがマダム・ジリーに「もっと集中して」と叱られるシーンの前には、本当に上の空の表情をしてダンスも間違え、その都度メグが声をかけたり心配しているなど、歌やセリフに現れない部分も気持ちが入っているのに、(当たり前のことかもしれないけれど)感心しました。
さて、配役ですが4月29日のプレビューとほとんど変わりありません。ムッシュー・ルフェーブルただ一人だけ違う方です。何で一人だけ・・?
| 「オペラ座の怪人」初日キャスト |
| ファントム |
高井治 |
| ラウル |
苫田亜沙子 |
| クリスティーヌ |
鈴木涼太 |
| カルロッタ |
種子島美樹 |
| メグ・ジリー |
荒井香織 |
| マダム・ジリー |
秋山知子 |
| ムッシュー・アンドレ |
寺田真実 |
| ムッシュー・フィルマン |
青木朗 |
| ピアンジ |
半場俊一郎 |
| ムッシュー・ルフェーブル |
深見正博 |
| ムッシュー・レイエ |
立岡晃 |
| ジョセフ・ブケー |
佐藤圭一 |
| 男性アンサンブル |
増田守人 |
| 小島正紀 |
| 見付祐一 |
| 小倉佑樹 |
| 佐藤季敦 |
| 町田兼一 |
| 柏田雄史 |
| 女性アンサンブル |
戸田真美 |
| 華山ソナ |
| 蔵斗絢子 |
| 畠山馨 |
| 平田曜子 |
| 劉微 |
| 園田真名美 |
| 世登愛子 |
| 中野聖子 |
| 吉田郁恵 |
| チャ ミヨン |
| チェ ウンヨン |
クリスティーヌ苫田さんは、プレビューのときよりずっと伸びやかな歌声でステキでした。私が密かに心配していた(老婆心?)HighEの音も今日はちゃんと歌えていました。それに間近で拝見すると本当に可愛らしいんです。無邪気なクリスティーヌ\(^o^)/ブラーヴァ!
ラウル鈴木さんはますますのイケメンぶり。口髭も全然オッサンくさくなく、貴族の上品さも出ていて当り役だと思いました。猫のスキンブルシャンクスは別として、同じ若者役ではエンジェルよりスカイよりやっぱりラウルのイメージで定着しそうです。鈴木さんの持ち役の中ではラウルが一番ソロが多いのではないでしょうか。音大出の実力発揮でブラヴォー!( ^ー^)o/☆|||||*
前の方で観て初めて気づいたことのひとつにファントムの素顔のメイクがあります。あんなメイクの下からでも切ない哀しい表情が読み取れて感心しました。歌も演技も高井さんファントムすばらしいですブラヴィッシモ!\(^o^)/
他の皆様がたもGood、Good。
ムスメその2は、京都劇場で「オペラ座の怪人」を観たときはまだ小学3年生。幼すぎてストーリーがよく理解できず、ホラーだと思っていたそうです。最後に仮面を残して怪人が掻き消えるフシギさだけが印象に残っていたようです。でもティーンエイジャーになってから観た今回、終盤涙が止まらずとても感動したようです。「ラウルとクリスティーヌは無神経すぎる」と憤慨していました。
カーテンコールもサスガに初日、何度もありました。1階席はオールスタンディング、2階席は9割がたスタンディングに見えました。鈴木さんが硬い表情のままなのがちょっと残念でした。もう少しにっこりしてくれてもいいのにな。高井さんは仮面の部分の表情は変わらないので、なんだか不思議な感じに見えました。カテコの表情や客席への目配りはフィルマン役の青木朗さんのが一番いい感じに見えました。
プレビュー公演の感想はコチラ→ http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_3.html
高校時代に文化祭のクラス演劇でムッシュー・アンドレを演じた長男も、ぜひ観劇したがっているのですがいかんせん地方の大学に行っていておいそれと帰省できません。何ヶ月も前から予約しておくのも無理なので、当日券に余裕が出るぐらい超ロングランをしてもらいたいものです。
帰りは、売店でコロンの棒(わたしとしては、アイーダのときのようなジャンボポッキーのほうが好みです) とシャンデリアのストラップを買いました。コロンの棒は「マンマ・ミーア」の時も買ってなかなか食べきれないボリュームのお菓子だとわかっているのについ買ってしまう~~後から「あのパッケージだけで200円増しやで」という関西オバチャンらしき声が聞こえましたが~~わたしはホンマは関西人やないのかも・・・。売店は長蛇の列で、がら空きのプレビューのときに買っておくべきだったと悔やみました。
今日はVIPやスポンサーのみなさんはパーティーがあるようで、そこここに四季スタッフの案内人が立ってはりました。羨ましいなぁ、VIP。VIPやなくても初日観劇の友の会員から抽選で毎回10名ご招待とかして欲しいな。
ハービスエント内には少しずつストーリーを解説しながら上階へと進むポスターも
設置されていました。
ところで、「オペラ座の怪人」CDですが劇場内売店では1992年発行の
1999年発行バージョンの怪人・今井清隆、クリスティーヌ・井料瑠美、ラウル・柳瀬大輔のものも良いですよ。
原作は複数出版社から出ていますが、訳のよしあしは別として活字(文字)だけで比べるなら角川書店のものが読みやすいです。
あの、サスペンス作家フレデリック・フォーサイスが、ブロードウェーでミュージカルを見て感動して、原作ではなくアンドリュー・ロイド・ウェバー版の「オペラ座の怪人」の続編として書いた『マンハッタンの怪人』(傑作です!ラウルがちょっとかわいそうな気がするけど、ファントムファンにはもってこい)も角川書店刊。
手っ取り早く原作のストーリーを知りたいならマンガもあります。わりに忠実に漫画化されていると思います。
スピンオフって言ったらいいのかな、ファントム(エリック)の物語として語りなおされた小説もありますね。これも胸にジーンと来ます。ロマンチックな物語の好きな方向けだと思います。
上記は映画版の解説書として編まれたものですが(予告編・メイキングDVD付き)、四季団員(高井治さん・佐渡寧子さん・石丸幹二さん)の鼎談や舞台写真も掲載されていて、ファンなら手元においておきたいムックです。
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