2012年1月30日 (月)

『陰陽師 玉手匣 1』

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『君に届け』15

『君に届け』15 椎名軽穂著

所学生のころから20代後半まで別冊マーガレットを愛読してました。(昨日書いた『WONDER』の河あきら氏の作品も掲載されてました)。それから幾星霜。今は娘が買ってる少女漫画に結構はまってます。

『君に届け』に出てくる少年少女たちも、大人の目から見て微笑ましいいい子ばかりだし、あの頃の私が読んでも共感するし、変にすれてなくて、すぐにべったりの関係にならなくて、友達や家族を大事にするいい恋愛コミックだなぁと思います。

15巻は龍とちづるのお話がメインかな。哀しい思い出だけど、あったかくて、すてきな幼馴染の物語です。

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『ワンダー14』

『WONDER!』14 河あきら著 双葉社刊

みやは1年生の夏休み。毎日元気にラジオ体操に通っている、ってところから話は始まります。

航太はひかりと島岡家へいったり、木島さんとの関係で新展開があったり・・・

この巻も笑いと感動のツボがきっちり押さえられてて、まぁ、相変わらずかおりさんがすてきすぎて、航太が良い人すぎるという部分はありますが、皆にお勧めできる良い漫画です。特に保育士や介護士を目指している人には必読ですよね。

 

 しか~し、13巻から14巻の間に、明らかに2~3個のエピソードが抜けていて14巻に出てくる「運動会で大洋が殴られた事件」や「誘拐未遂事件」(13巻の最後のありさちゃんのエピじゃないですよ)が訳が分からなくて、1話か2話、収録漏れがあるんじゃないかと思います。どうなんでしょうか?双葉社さん?来月発売の15巻で謎がわかるかなぁ・・・。

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2008年10月 5日 (日)

映画「グーグーだって猫である」&原作コミック

 予告編の愛らしい子猫の様子に惹かれて観にいきました。もちろん原作コミックも買い(文庫版のものだけですが)予習の上観にいきました。久しぶりに大島弓子さんの作品を読みました。思い起こしてみれば、私は昔、大島弓子さんの描く、少し不思議な、独特の雰囲気を持つ漫画が大好きでした。以下、出演者やスタッフの名前など敬称略で失礼します。

 Soundtrack/グーグーだって猫である   映画「グーグーだって猫である」犬童一心監督、大島弓子原作

 原作は、著者が飼い猫との日々を綴るエッセイ・コミックですが、映画版の主人公は、大島さんご本人ではなくて、天才少女漫画家・小島麻子さん(小泉今日子好演、こんなにもすてきな女優さんだったっけ・・・と再認識しました)。繊細な芸術家肌と言う感じです。上野樹里演じる元気いっぱいのアシスタント・ナオミちゃんが主人公だともいえます・・・。ナオミがキーマンになってストーリーが進んでいくわけですし・・・。愛らしい猫のグーグー(生後2ヶ月足らずの仔猫と生後半年ぐらいのと成猫がいた)も添え物とは言えません。ストーリーも登場人物も、かなり映画版オリジナルなものになっていて、楽しい演出や、遊び心満載、映画版ならではの感慨深さもありました。小泉今日子の歌う主題歌「good good」も可愛くて良かったです。

 遊び心といえば、小島麻子作品集出版記念パーティーには、角川歴彦本人が出版社会長役で挨拶、「UMEZU」氏として楳図かずおが出演したり(パーティーの席以外の街中などでも発見、まことちゃんもでてきた)、お顔をはっきり存じ上げないので映画を観ていても分からなかったのですが、クレジットによると槙村さとる・内田かずひろなどの漫画家さん、西魚リツコ・枡野浩一などの作家さんも多数出ていたようです。編集部の映像は角川書店で撮っているのか、クレジットには編集者役として「角川書店の皆さん」として挙がっていました。

 映画の途中に、本編ストーリーとは全く脈略の無いようにみえる吉祥寺界隈の案内が入ります。案内役は英会話学校講師のポール(マーティ・フリードマン)。日本語があまりにも上手なのにもびっくりですが、彼があとで思いもよらない役割を果たすのに驚きます。吉祥寺は小島麻子さんが住む町。多分原作者もそのあたりに住んでいるのでしょうね。代表作「綿の国星」のチビ猫が「キチジョウジ」といえず、「チキジョージ」と言っていたのを思い出します。

 代表作『綿の国星』もちゃんと雑誌連載時にリアルタイムで読んでいましたが、しばらく大島さんのマンガから遠ざかっていて、「グーグーだって猫である」の原作も、今回映画の主人公天才少女漫画家・小島麻子さんが、映画冒頭で亡くして呆然となるサバの本、映画になると知って初めて読みましたが・・・、サバとわが家の先代の猫との病名:腎臓のリンパ腫というのが同じで泣いてしまいました。長生きをしたサバとは違い、我が家の先代猫は2歳という若さでの死だったので哀れさも一入ですが。原作は文庫の出ている2巻までしかまだ読んでいませんが・・・、大島さんの著書の中で、なぜかチビ猫やサバは擬人化されて出てくるのにグーグーは猫のまま・・・。なぜでしょう??大島さんのなかでサバとグーグーとの位置の違いなのでしょうか?それとも、何か理由があって、もう猫を擬人化して描くのはやめることにしたのでしょうか??

 いずれにせよ、名作猫マンガたちだと思います。未読の方はぜひどうぞ。

グーグーだって猫である1 (角川文庫 お 25-1) Book グーグーだって猫である1 (角川文庫 お 25-1)

著者:大島 弓子
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グーグーだって猫である2 (角川文庫 お 25-2) グーグーだって猫である2 (角川文庫 お 25-2)

著者:大島 弓子
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サバの夏が来た (白泉社文庫) Book サバの夏が来た (白泉社文庫)

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サバの秋の夜長 (白泉社文庫) Book サバの秋の夜長 (白泉社文庫)

著者:大島 弓子
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 アシスタント役の森三中の皆さんが熱演です。他の登場人物も含め、麻子さんの「天然」ぶりも含め、サバの死で始まり、麻子さんが卵巣がんという大病をわずらうというクライマックスなのに、全体的にコメディ色を強く出しているので救われます。元気が沸いてきますよ。

 半年ぶりに麻子さんが描いていたマンガ「8月に生まれる子ども」のストーリーが気になって、収録された『ロストハウス (白泉社文庫) 』も買いました。

ロストハウス ロストハウス

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 帯に「珠玉の一冊」って書いてあるけれど。まさにことばどおりの珠玉の掌編集でした。読んでください。お薦めします。

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2008年8月16日 (土)

「少女マンガパワー」

 8月14日、久々に展覧会等へでかけました。お盆だからか一応平日だからか、とにかく空いていて見学しやすくびっくりです。以下、作家名等は敬称略です。

 午前中は京都国際ミュージアムへ。特別展「少女マンガパワー!~つよく・やさしく・うつくしく」が目当てです。「世界に誇る少女マンガ家3人の展覧会」ということで、新旧のマンガ家さんたちの作品(原画・原画ダッシュ・複製)が、作家の愛用品(Gペンとか)、昔の少女マンガ雑誌の付録(「りぼん」の付録の陸奥A子イラストのトランプは昔私も持っていました。懐かしい!)などのグッズとともに展示されていました。

Photo ←チラシの表と裏とチケットの写真です。水野英子の、目が顔の大半を占めるいかにも当時の少女マンガらしい絵(しかもすてきな黄色のドレス)とバックのピンクが、明るい雰囲気をかもし出していて、ぜひ見に行かなくっちゃという気にさせられました。

 展示内容は「少女マンガジャンルの成立と確立(1950~1960年代)」ということで、手塚治虫(「リボンの騎士」中心)・わたなべまさこ(「「ガラスの城」中心・「金瓶梅」も大きなパネルが展示されてたけど、これって少女マンガじゃないよね?描かれたのも90年代以降では)・石ノ森章太郎(「龍神沼」など・・いとこの家で古いマンガを読んだっけ)・松本零士(当時の筆名は松本あきら・・・私は読んだ覚えがあまりないです)・水野英子(チラシに使われている絵のほか、「星のたてごと」「銀の花びら」など)らが第1のコーナーに。第2のコーナーに行くあたりに牧美也子のイラストをもとにファンが作ったという白いドレスが飾られていました。私は牧美也子のこの頃の少女マンガを全く覚えていません。高橋真琴の絵を思わせる大きな目の美しいドレスを着た少女の絵柄が、最近の絵と全く違って驚きました。

 次は「少女マンガの革新(1970年代)」です。牧美也子は1のコーナーと2のコーナーの間あたりに位置する気がします。里中満智子(「あすなろ坂」「天上の虹」など)、一条ゆかり(「有閑クラブ」など。1972年ごろ「りぼん」で6ヶ月連続だったと思うけど、一条ゆかりの長編読みきり別冊付録がついたことがあるのですが~「摩耶の葬列 」など~それが全部ガラスケースの中に展示してあって、めっちゃ懐かしかったです)、池田理代子(「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」など。やはり大判のカラーで見るオスカルさまは格別です)、美内すずえ(「ガラスの仮面」「アマテラス」・・・両作品とも早く続きを出版して完結して欲しい!)、岩館真理子(「白き夜に青く輝く」等・・・掲載誌を愛読していないのでお名前しか記憶にない・・・読んでたとは思うんですけどね)、陸奥A子(「願い事という宝石」等・・・“乙女チック”という言葉が一世を風靡大げさ?した気がします)、くらもちふさこ(「いつもポケットにショパン」「天然コケコッコー」など)の諸作品、そしていわゆる24年組が3人まとまって紹介。さすがにゆかりの竹宮惠子関係の展示点数が多い気がします。竹宮惠子(「風と木の詩」・・・こんな有名なのに未読、天馬の一族」等)、萩尾望都(「トーマの心臓」、・・・こんな有名なのに未読、「ポーの一族」等。半神 」の実物大複製原稿?もクリアファイルに入っていて、読めるようになっていました。家に文庫版があるけど、読んでしまった)、山岸凉子(「アラベスク」「日出処の天子」など)です。あれ?、そういえば池田理代子も24年組じゃなかったっけ?

 そして「少女マンガのさらなる発展(1980年代以降)」佐藤史生(「ワン・ゼロ」「夢見る惑星」など)、吉田秋生(「BANANA FISH」「桜の園」等)、岡野玲子(「陰陽師」・・・カラーがきれい!陰陽道の五時・五行や十干十二支、四神などを描いた円の上に「陰陽師」単行本全巻を円状に立てて並べた展示もありました)、CLAMP(「カードキャプターさくら」など。この人たちの作品は全く読んだことがありません。ちょうど「魔法騎士レイアース」アニメ放映時に幼児だった娘は単行本を持っていますが・・・・)、今市子(「百鬼夜行抄」)、よしながふみ(「西洋骨董洋菓子店」など・・・「大奥」しか読んだことがない)  以上の23人の展覧会です。

 コミック版を持っている作品も多かったのですが、コミック版の多くは初出のカラー原画も白黒で印刷されていますし、扉絵などは抜かれているものも多いので、こういう機会にカラーの原画(ダッシュや複製も含めて)を見るとその美しさに驚きます。カラーといえば、多色のカラー原稿が赤黒2色の印刷になるときの色の出方などが分かる展示も興味深かったです。結構見ごたえのある展示でしたし、もう残りの開催期間も短いですが、少女マンガが好きという方はぜひ一度鑑賞する価値が大いにあると思います。

 わたなべまさこの「ガラスの城」、姉が時々買ったり借りたりしてくる週刊マーガレットで時々読んでいました。でも姉イザドラが伯爵令嬢を騙ってマリサをいじめているところまでしか読んでいないので本当は伯爵令嬢なのに、貶められているかわいそうな優しいマリサがどうなったのか、ずっと気になっていました。単行本を全巻読んでいる時間はなかったのですが、途中と最後を読んで、結末は分かりました。分かったけど、やっぱりもっと読みたくなってしまいました・・・また、行こうっと。

 紙芝居もみました。今回は紙芝居作りのワークショップで小学生たちが作った紙芝居を楽しい解説つきで紹介してくれました。面白かった。

 午後は例によって、新風館のTAWAWAでランチをして文化博物館へ。

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2008年8月12日 (火)

映画「スピード・レーサー SPEED RACER」と「マッハGoGoGo」

「♫風も震えるヘアピンカーブ、こわいものかとGo!Go!Go!♪・・・」(むしろ「♪かっぜっも~ ふぅるえぇる ヘアピンカァブ~」と表記したいぐらいですが・・・)子どもの時に結構夢中になってみていた、アニメ「マッハGoGoGo」が、あのウォシャウスキー兄弟の監督・脚本・斉作で実写映画化・・・これは観なければ!

Speed Racer [Original Motion Picture Score]  映画「SPEED RACER」観にいったのはちょうど1ヶ月ほど前ですが・・・面白かったです。オコチャマ向けかな?という心配もないわけではなかったのですが、なんのなんの。絵空事が嫌いになってしまった大人には向きませんが、遊び心を忘れない大人には十分楽しめました。レースコースのCGがとてもカラフルでエキサイティングです。

 私たちが行ったときは、字幕版の早朝第1回目の公演だったせいでしょうか、まさに貸切状態・・・・。映画および映画館の行く末はちょっと危ぶまれますが、懐かしい主題歌のカバー曲(英語で「Go Speed Racer Go」・・・と、サビのところを歌っています)が流れてきたとき、思わず口から「・・・♪ホワイトボディ、マッハ号、みんな見てくれ♪・・・・」なんて日本語の歌詞がこぼれてしまっても、誰に迷惑をかけるわけでもなく、ワタシ的には人の3倍ぐらい楽しんでしまったと思います。

エミール・ハーシュ (映画 スピードレーサー) [直筆サイン] story:レーサー家の次男スピードの頭にはカー・レースのことしかありません。小学校のの先生に叱られても、級友にバカにされても、母が学校に呼び出されても、変わることなく夢中になり続けるカーレース。いつかは父パパ・レーサーの設計するレーシングカーに乗り、兄レックスのような花形レーサーになることがスピードの夢です。ところが、ある日兄はレース中の事故で死んでしまいます。レースを妨害する悪質レーサーと言う汚名を着せられたまま・・・・。兄を超えるレーサーになることを目標に成長したスピードは地元のサーキットで猛スピードで優勝、早速大手のスカウト話が舞い込みます。あまりの好条件でのサポート体制に心揺れるスピードですが、家族とともにレースを続ける道を選びます。しかし、その途端、父の仕事も妨害され、レースも妨害されるようになり・・・。

 スピード一家のcast:カッコ内は原作コミックでの名前

 主人公:スピード・レーサー(三船剛):エミール・ハーシュ ・・・キュートです

 その兄:レックス・レーサー(三船研一):スコット・ポーター・・・とってもカッコいい俳優さんなのに、パンフに名前が載っていない、伏せてあってかわいそう

 スピードの父:パパ・レーサー(三船大介):ジョン・グッドマン・・・元レスリングのチャンピオン、原作では合気道二段

 スピードの母:ママ・レーサー(三船アヤ):スーザン・サランドン ・・・レーサー家はお母さんがいるからこそ生活していけるという感じですね。

 スピードの弟:スプライトル(三船クリオ):ポーリー・リット ・・・食いしん坊のいたずらっ子、カシコいチンパンジーのチムチム(三平)がペット

 スパーキー(サブ):キック・ガリー:レーサーの工場で働く名メカニック。ホテルに忍者見たいな悪者が忍び込んだときの彼の言動がコミカルです。原作ではサブと剛は親友という設定ですが、映画では年齢差がありますね。

 トリクシー(志村ミチミッチー):クリスティーナ・リッチ・・・スピードのガールフレンド。ピンクのヘリコプターでスピードのレースをサポートする行動的でチャーミングな女の子。原作でもあの時代に航空機会社のお嬢という設定とはいえ、ヘリを操縦して剛を助けるモダンな少女。

文字通りの悪役Cast:

 ローヤルトン:ロジャー・アラム・・・巨大自動車企業の総帥。自動車レースを操り、業界を操る黒幕。善人の仮面の下に潜む、チラッと見せる下卑た表情、そしてがらっと変わる態度・・・役者ですねぇ

 ミスター武者:真田広之・・・トゴカーンモーターズを買収するためにローヤルトンと密約。真田さんこんな役で出てたんだ~~いつ見てもCOOLですが、できればAction俳優らしいシーンも見たかった・・・。

 クランチャー・ブロックジョン・ベンフィールド:ローヤルトンに雇われて八百長レースを仕切るギャングの親玉。テジョ・トゴカーンもブロックに雇われてレースで不正をしていた 

その他のCast:

 テジョ・トゴカーン:Rain、ミスター・トゴカーン:伊川東吾、ハルコ・トゴカーン:Yu・Nan・・・トゴカーン・モーターズは日系企業なのか韓国系企業なのか??わざと暈した命名なのかなぁ??

 レーサー・X (覆面レーサー):マシュー・フォックス ・・・ローヤルトンの不正を暴くために、悪名を着て正体を隠して危険な覆面レーサーとしてレースに参加

 ディテクター警部:ベンノ・フュルマン ・・・レーサーXとともに自動車レースの不正を暴こうとしている

 ベン・バーンズ:リチャード・ラウンドトゥリー ・・・レーサー一家の憧れの往年の名レーサー

スピード・レーサー(SPEED RACER)ポスター  

 カーレースを思いのままに動かそうとする巨大企業ローヤルトン工業の巨大なオフィスの通路では、セグウェイが移動手段になっているなど、才能のある子どもの思い切り自由な空想画を見ているようでとても楽しいです。レーシングカーの機能や形状、サーキットの様子、ラリーの道のりやレースの状況など極彩色の夢の中にいるみたいでワクワクするばかりです。レーシングカーたちの奇想天外な機能にも目を瞠ります。危険なレースのシーンなどはこんなに現実離れした映像の中にいるにもかかわらず緊迫感がありますし、アクション映画が好きな人も、SFが好きな人もどちらも楽しめるんではないでしょうか??スピードの弟スプライトルとチムチムが思いもかけないところで顔を出して笑いを誘うのも巧い演出だなあと思います。人気が出たら続編製作予定なのだと聞きました。マトリックスほどにはヒットしていないようですが、アニメで結構続いたストーリー、まだまだ続編製作可能なはずですし、この荒唐無稽なレースをもっと楽しみたい気がします。

 パンフレットにはマッハ号のペーパークラフト型紙付です。

マッハGo Go Go 1  /吉田竜夫/著 [本] マッハGo Go Go 1 /吉田竜夫/著 [本]
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マッハGo Go Go 2  /吉田竜夫/著 [本] マッハGo Go Go 2 /吉田竜夫/著 [本]
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 映画の公開にあわせて、原作コミックが復刻されていたので早速買って読みました。面白いです。全然色あせていないと思います。インカの遺跡の中でラリーをするなど、荒唐無稽さはコミックのほうも中々のものですが、全編にヒューマニズムが漂っていて好感度大です。でもレースのドキドキハラハラ感はやはり映像に譲りますね。映画版のストーリーはウォシャウスキー兄弟オリジナルのものなんでしょうか・・・、ストーリーが二転三転として先が簡単に読めるようでそうはいかない・・・という面白さがあります。今度はノベライズ版を読んでみようかと思います。

マッハGo Go Go 2 Book マッハGo Go Go 2

著者:吉田 竜夫
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 原作を読んだので、今回改めて、ガッチャマンや宇宙エースも、吉田竜夫、タツノコプロの作品だと言うことを認識しました。アニメのDVDBOXも発売されているんですね。観たいなぁ・・・。

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2008年6月21日 (土)

猫大好き!『チーズ・スイートホーム 5』ほか

 子どものときから猫も犬も大好きでしたが、特に猫が好き。今も毎晩一緒に寝ています。昔実家で飼っていた猫たちは、外にお散歩に行っちゃうので、1~2ヶ月行方不明になったままだったり、そのまま帰ってこなかったり・・・、心配することや悲しい思いをすることがありました。昼間庭で遊ばせていた仔犬を、ちょっと目を放した隙に盗まれたこともあります。今は、実家の猫も我が家の猫も完全室内飼いで安心ですけども。

 もちろん実物ばかりでなく、2次元の猫たちも大好きです。最近読んだネコ本(ネコまんが)から・・・。

『チーズ・スイートホーム』5 こなみかなた著

 母猫とはぐれ、山田家の一人息子・ヨウヘイ(幼児?学校にも幼稚園にも行っているシーンは出てこない)に拾われた子猫のチーが主人公。大屋さんに隠れて飼っていたペット禁止のアパートを出て、ペット歓迎の住宅に引っ越してきました。家の中のドアにもネコ用出入り口がついています。隣近所のペットたちともなかよくなります。

 チーは一人で外へ散歩に出ますが、迷子になって・・・。

 

チーズスイートホーム 5 (5) (KCデラックス) Book チーズスイートホーム 5 (5) (KCデラックス)

著者:こなみ かなた
販売元:講談社
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チーはとっても愛くるしいのですが、ヨウヘイの可愛らしさも中々です。それにしてもやはり近頃では猫の安全のためには完全室内飼いが一番という気がします。もっともそれではストーリーに幅が出ないので、わざわざチーを外歩きに行かせているのでしょうが・・・チーはちゃんと毎日無事に散歩して無事に家に帰れるのか・・・フィクションとはいえ心配になってしまいます。↓「チーズスイートホーム」のブログパーツ見つけました。チーの体の色々な場所で左クリックすると、チーが反応します。尻尾や耳だと怒るし、頭やおなかは喜ぶし・・・。色々試すと面白いです。

 BEーLOVE増刊 2008年4月号 ねこぞう春の巻 「ねこぞう」講談社刊。B6版の雑誌です。レディスコミック誌の増刊(創刊のころは「KISS」の増刊だったように思いますが最近は「BE-LOVE」増刊という形で出ています)という体裁ですが、半年に1回ぐらいの間隔で発行される「ネコまんが」のアンソロジーです。

BEーLOVE増刊 2008年4月号 ねこぞう春の巻
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

創刊の頃からの定番としては、こなみかなた「ふくふくふにゃーん」、野中のばら「ネコがスキ♥」「ネコ様の言うなり」、杉作「クロ號」、東和広「ユキポンのお仕事」、伊藤理佐「おいクロタン」などが収録されています。ほかでは選ばないような作風のネコまんがと出会えるのもこの雑誌の魅力のひとつでしょうか。前から好きな作家さんの新作も楽しみで、前号(2007年10月号)では書き下ろしで、現在では「BE-LOVE」本誌で連載されているという桑田乃梨子「ねこしつじ」がお気に入りになりました。今号と前号の松苗あけみのちょっとお耽美入った?!飼い猫(なんと12匹!)エッセイ「猫と薔薇の日々」、前号の山下和美の飼い猫が獣医の誤診に遭った顛末を描いた「あなたの獣医は大丈夫?」等ゲスト執筆者の短編も(書下ろしとは限りませんが)読み応えありです。困るのはいつ、発売されるのか調べないと分からないこと。気をつけてチェックしていないと買い逃します。現に私も前々号(2007年3月号)は買い逃して悔しい思いをしました。

猫本2 講談社刊

これもネコまんがのアンソロジー。なんと36人もの人気漫画家の短編が載っていて、帯の宣伝文句どおり超豪華な感じ。36人あわせて274pですから、一編ずつは本当に短い猫本 2(NEKO-MOTO NYA)(KCデラックス)んですけどね。うち12人の漫画家さんの飼い猫たちの写真も公開されています。

Book 猫本 2(NEKO-MOTO NYA)(KCデラックス)

著者:諸星大二郎,小手川ゆあ,中村光,業田良家,ラーメンズ 小林賢太郎,いましろたかし,そにしけんじ,えびなみつる,モーニング,アフタヌーン
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 エッセイまんがあり、ストーリーまんが(ファンタジーも時代物もシリアスもコメディーも)あり、ギャグありと盛りだくさんですが特に私が好きだと思ったものの中から数作品ご紹介・・・

 こなみかなた「チーズスイートホーム番外編 チーが生まれた家」、題名どおり、チーがまだまいごになってヨウヘイに出会う前、ママと一緒にねんねしてお散歩に行っている情景です。

 萩尾望都「猫本クリニック」、猫のお医者さんのもとに吸血鬼が訪れるファンタジー・コメディ。

 安野モヨコ「ねこ王子」。昔話の語り口をパスティーシュして描いた飼い猫エッセイ。

 青池保子「笑い猫の肖像」。中世、鼠害に悩むフランス・ロワール地方の修道院が舞台。『修道士ファルコ』に出てくるアルヌルフに似た雰囲気の修道士がでてきます。鼠を退治してくれた猫に感謝して作られたという猫のレリーフの写真が掲載してありますが、この物語自体が創作なのかフランス・ロワール地方の実在の修道院に伝わる伝説なのかはわかりません。この短編集中でも一番まとまりがあって面白い物語でした。

 山下和美「天才柳沢教授とタマの生活」。柳沢教授のシリーズは文庫版は全部持っていて愛読しているので、もちろんこの短編も面白く読みました。教授たちの猫自慢です。

P2120043ちなみにこの子は我が家の初代にゃんこ。

 

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2008年4月20日 (日)

小説のコミック化・・・

 最近ではちょっとおもしろい小説や話題になった映画などは、あきれるぐらいすぐに漫画化(コミック化)されますね。これはどういう現象なのでしょうか?マンガを読む人のうち実際に映画を観たり原作小説を読んだりする人の割合はどのぐらいなのか。同じ作品に小説から入る人とマンガから入る人、どのぐらいの差があるんでしょうか?またその年齢層は???などなど、誰か分析してくれないかなぁ。

 私自身は活字の本を読むのも、マンガを読むのもどちらも大好きなんだけど、やはりマンガの方が1冊を早く読み終わるし、お手軽、疲れたときの娯楽という側面が強い気がします。活字を読むのがしんどいほど疲れたときや、暗いところで読むときなんか絶対マンガを選びますね。だけど、この「コミカライズ」の大流行が、若い人たちが活字の本を読まずにマンガだけで済ませてる風潮に拍車をかけるのならちょっと問題です。だって、文字だけを追っていくより、絵でかなりのことを語ってくれる漫画の方が、明らかに脳は楽です。色々なことを想像力で補う必要がないから・・・。マンガが文芸作品への足がかりになってくれたらいいのに、と思いますが、まぁ無理でしょうね。かく言う私だって名作の漫画家をしたものに感動したからといって、即、その名作には結びつきませんもの。むしろ映画やドラマの方が原作を読みたいという気持ちが強くなります。

 とまぁ、堅苦しい書き出しになりましたが・・・。実はこの前から、私の好きな文芸小説のマンガ版を、続けて3冊と、名作のコミック化を2冊読みました。名作のほうは・・・原作が未読なのでなんとも言えませんが、文芸小説が原作の3冊は、小説とはまた別個の魅力があり楽しめました。

 長くなりますが、読んだ時系列の逆順に紹介します。

図書館戦争(第1巻)  『図書館戦争』 ① 弓きいろ著 有川浩原作 白泉社 花とゆめコミックス

 マンガを描いているのは新人さんのようですが、絵柄もキレイで、なかなか私好み。さすが「LALA」。今でこそ買わなくなったけど、私は創刊号から20年以上も「LALA」の愛読者だったんです。今も娘が買っているコミックスで「LALA」連載のマンガを楽しんでいるのです。つまり「LALA」には今でも私好みの作品が多いってことかなぁ。
 本編を補うように入っているギャグテイストの4コマや、ワンシーンのカットがとっても楽しくて秀逸なカンジ。顔立ちや表情も原作と照らして納得できるし、特に郁の王子さま発言に反応する堂上の照れくさそうな困り顔が良いと思います。副題は「LOVE&WAR」だし、帯の裏表紙に「王子様を探せ…!!」とあるし、かなり少女漫画よりにシフトされたコミカライズです。でも戦闘シーンなどアドベンチャー小説的な要素を横に置けば、おっちょこちょいな主人公に憧れの君、美男美女の同輩に優しい先輩、ほのかな恋心のゆらぎ。主人公はがんばっているんだけど、どこか抜けていて失敗も多い。コンプレックスでいっぱいになりながらも周囲に支えられてがんばる・・・・等々。『図書館戦争』って意外と正統派の少女マンガ的ストーリーを踏襲しているんだと、改めて認識し直しました。

 これは早く続きが読みたくなって小説を読むというケースもありうるかな・・・・、と思いました。 

図書館戦争LOVE&WAR 1 (1) (花とゆめCOMICS) Book 図書館戦争LOVE&WAR 1 (1) (花とゆめCOMICS)

著者:弓 きいろ,有川 浩
販売元:白泉社
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風が強く吹いている(1) 『風が強く吹いている』① 海野そら太漫画 浦しをん原作 集英社 ヤングジャンプコミックス

 少年漫画。青年漫画はほとんど読まない私ですので、絵柄になじめるかが心配だったのですが、大丈夫でした。灰二や走の髪がなんだか長い気がしますし、走の顔がちょっとコワイ気もしますが、力強い線が魅力的なのかなとも思います。ジェットコースターのような『図書館戦争』に比べるとちょっとストーリー展開がゆっくりかなとも思います。今後トレーニングシーンや実際に箱根を走るシーンなどがどう描かれるのか、無理やり駅伝をさせられることになった面々の表情がどう変わっていくのかが楽しみです。しかしこの作品は明らかに原作に分があるような気がします。でも、ここは私好みに少女漫画風美青年が走っていたら違う感想になるのかもしれません。

風が強く吹いている 1 (1) (ヤングジャンプコミックス) Book 風が強く吹いている 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)

著者:三浦 しをん,海野 そら太
販売元:集英社
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 一瞬の風になれ 1 (1) (少年マガジンコミックス) 『一瞬の風になれ』 ① 安田剛士漫画 佐藤多佳子原作 講談社刊

 「一瞬の風になれ」は3月の終わりに、TVドラマでも連続放映されましたね。我が家では「走り方がなってない」「ハードルウォークで訓練しろ~!」等々非難囂々。確かに顔立ちもスタイルもカッコいいんだけど、走るのは素人目に見ても100メートル12秒台も無理、全中優勝はおろか高校県大会での好成績さえとんでもない感じでした。「なんでいつでもジャニーズを使うんや?!」「陸部経験のある俳優はいいひんのか?!」と子どもは怒っていましたが、まぁ、タレントさんがほんまもんの選手のように走れないのは仕方がない、とは思います。でも、他の役でも役をこなすための練習をこなすのと同様に、たとえ見かけだけでももうすこしさまになる走り方を教えてあげたらよかったのにと思いました。・・・放送に使う分だけでも体が撚れないように撮ってあげるとかはできないものなんでしょうかねぇ・・・。ラマに比べると、このマンガはなかなかのものです。漫画ならではのビジュアルのおもしろさ(根岸の顔が猿に見えるあたりとか)と、原作のストーリーとがバランスよく重なります。体に軸を作るためのハードルでの練習など、文章だけでは陸上素人にはイメージしにくい部分もよくわかります。これも続きが楽しみです。

 

一瞬の風になれ(1) 一瞬の風になれ(1)

販売元:楽天ブックス
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マンガ蟹工船―30分で読める…大学生のための 30分で読める…大学生のための マンガ蟹工船』 藤生ゴオ漫画 小林多喜二原作 白樺文学館多喜二ライブラリー刊 東銀座出版社発売

蟹工船 (まんがで読破)  『まんがで読破 蟹工船』 小林多喜二原作 イースト・プレス刊

 プロレタリア文学の代表作のように言われている『蟹工船』。そのストーリーが現在の格差社会にあえぐ非正規労働者の若者たちの状況に似ているとやらで再評価されて読まれていると聞きました。はるか30年ほど前と25年ほど前『蟹工船』に挑戦して、その激しい内容に途中で挫折した私でしたが、ずっと気になっていました。最近になってあいついで漫画化されたということで、2冊とも読んでみました。「おい地獄さ行ぐんだで!」という衝撃的な言葉からの冒頭部分は覚えていました。このあと続く港や航海中の猥雑な、あるいは残酷な描写が当時は我慢できなかったんだと思います。会話文の方言も読みづらかったように思います。まんがのように絵があると、その船内の不潔さや残酷さは余計に際立つようにも思えますが、字面を追わないですむだけ、とっつきやすいような気がしました。

 昭和初期、オホーツク海で蟹漁をし船内で加工する工場船「博光丸」では、不衛生な環境の中、貧しい労働者たちが、暴力に支配され、搾取され、生死の境で働かされていた。ある日意を決して立ち上がるが・・・。

 怖いですよ・・・。この描写。悪辣な人間がいっぱい出てくるけど、とても昔のことだなんて思えないぐらいのリアリティがあります。まんがでも、途中で挫折しそうになりましたが、ちゃんと労働者たちが団結することの強さに感動するところまで読み終えることが出来ました。2冊とも。次は原作を読んでみるつもりでいます。

マンガ蟹工船―30分で読める…大学生のための 』の方は、特高による拷問で殺された多喜二の葬儀のシーンから始まっています。さすがに「多喜二ライブラリー」による本なだけあります。私の大好きな三浦綾子さんの「 」(多喜二の母セキさんのひとり語りという形式で多喜二の生涯と死を描いた小説)を思い出しながら読みました。絵はシンプルで読みやすい。私はどちらかといえばコチラの方が好みです。

蟹工船 (まんがで読破) 』の方は文庫版なので安価に手に入るところが魅力です。絵は劇画風で、悪役はより悪人風にデフォルメされて描かれています。

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2008年1月15日 (火)

「少女マンガの世界 原画’(ダッシュ)京都展」

おととい、梅田芸術劇場での「ファントム」 (私の「ファントム」観劇記はこちらに→http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_c6a8.html   http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_ab53.html  http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_dbb8.html )の開演が3時だったので、午前の時間を利用して京都国際マンガミュージアムに行ってきました。京都と大阪と距離は離れているけど、交通至便だし阪急に乗るついでというものです。それに、持っていた特別展の招待券が14日までだったし。私は2度目だけど娘は初めて。たくさんの「マンガの壁」に目を丸くしていました。とりあえず、館内を一巡り。特別展は「少女マンガの世界 原画’(ダッシュ)京都展」。あすなひろし・今村洋子・上田としこ・上原きみ子・北島洋子・佐藤史生・高橋真琴・竹宮惠子・巴里夫・水野英子・わたなべまさこ(敬称略)のみなさんの、複製原画の展示でした。私にとっては懐かしいマンガ・漫画家さんたちですが、娘にとっては知らない人ばかり。でも絵やタッチの比較などしながら楽しく鑑賞しました。高橋真琴さんの作品は絵物語や塗り絵、紙製の着せ替え人形で親しんできましたが、マンガも描いていらしたんですねぇ。美しいお姫様や令嬢の絵にあこがれたものです。巴里夫さんのマンガは「りぼん」で愛読していて、学童疎開を描いた作品に涙したこと、わたなべまさこさんの作品で、アウシュビッツやシャム双生児をあつかったマンガがあったことなどを思い出しました。そういえば「ガラスの城」の姉妹はどうなったんだっけ?水野英子さんの作品はわりと近年に文庫で再版されているのに、すでにほとんど絶版状態・・・。今回あらためて読みたくなった作品がいっぱいあるのに・・・。古本屋めぐりするほかないのかなぁ。娘は、原画を見ていくつかの作品に興味を持ったようで、わが家にある本は読んでみようと決意した模様です。
 あとは昼まで、ふたり別々に好みのマンガを手に取り、至福の時(オオゲサ?!)を過ごしました。楽しい施設ですねぇ。若干、本の並べ方の規則性が判りにくいのですが、コンピュータで蔵書検索もできるようになっていて便利です。惜しむらくは・・・特別展に異動してあった水野英子さんたちの作品が読めなかったこと。1日中でもマンガを読んでいられそうですが(その日のうちなら、何度でも出入り可なので、途中でランチやお茶に行くのもOK)、この日のように半日、と区切って行くほうが私の小児はあっている幹事です。だって一日中マンガに読みふけると、怠け者になったような罪悪感がわいてきそうで・・・。。

 ランチは新風館のTAWAWAで。ここのランチは本当にお得です。メインディッシュとデザートを抜いてサラダバーとパンだけでも、この値段で大満足です。娘は初めて連れて行ったのですが、とってもおいしいサラダバーをたっぷり食べた上にデザートまでついてくるのに感激することしきりでした。いつも家では和風ドレッシング一辺倒なのですが、一昨日はイチゴドレッシング・九条ねぎドレッシング・聖護院大根ドレッシングなどいろいろ試してみました。どれもとびきり美味しくて・・・。また、サラダバーにあるお惣菜(京のおばんざい)風の野菜サイドディッシュも絶品でした。白菜の炊いたん、大根の煮物、かぶのきんぴら・・・

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2008年1月 8日 (火)

『かるた』1,2 竹下けんじろう著

 先日の新聞でかるたクイーン、かるた名人の試合結果についての記事が出ていましたね。我が家でもお正月に百人一首は年中行事。私自身も幼児の時から、兄や姉に混じって1枚も取れなくて泣きながらも、少しずつ覚えて楽しんできました。

 わが子たちにもいろはカルタが出来るようになると同時に、少しずつ歌歌留多も導入。お風呂で暗誦して覚えさせたり、ドラえもんの百人一首CDや学習マンガも買ったりしました。子どものためというよりは、むしろ自分が百人一首が好きで楽しみたいから、子どもたちにもマスターしてほしかったのです。負けず嫌いの子どもたちを煽って、中学・高校で行われる百人一首大会の勝利を目指して特訓もしました。何を隠そう、私も子どものときは学校一になったこともあるし、天智天皇ゆかりの近江神宮で行われる全日本かるた協会主催の全国大会に出たこともあるのです・・・。なんて、ほとんど誰でも出れるんですけど。私は段位も持っていないようなへぼですが、とにかく親類・友人の中では負け知らず・・・だったんですが。もう長男長女には敵いません。まず、加齢による記憶力の劣化で手元の札が覚えられない(あんなに得意だったトランプの神経衰弱も負けてばかり)。そして運動能力の歴然たる差。札の発見が同時でも絶対負けます。悲しくなってしまうけど、家族そろって楽しんでいます。もっとも夫はすでに全員に負けるとわかっているので、もっぱら読み手にまわり、夫がいないときはCDをかけています。

 そんな、私の目にふと留まったのが(書店で「ブカツまんが」が平積みになっていたのです)、

『かるた』1.2 竹下けんじろう著 秋田書店刊 少年チャンピオンコミックス

 あまり好きな絵柄でもなかったのですが(少年漫画やゲーム小説等によくある。顔が子どもっぽいのに、やたらと胸や足腰を強調した女の子の絵が嫌いなんです)高校かるた部とくれば、読まねばなるまい・・・という感じです。

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 主人公は「格ゲー」チャンピオンの軽部太一。高校2年生。学校の階段で幼馴染の由利子とふざけていて、かるた同好会唯一の部員、千歳に怪我を負わせてしまう。大会を控えた千歳に詫びるため、太一と由利子はかるた同好会に入会するが、二人は百人一首はまったくの素人。競技のやり方しか知らなかった。しかし太一はゲームで鍛えた勘とスピードで、由利子は驚異的な記憶力で競技かるたをマスターしてゆく・・・。

 読んでみると、そんなあほな、という突っ込みどころもあるけれど、源平戦のやり方が結構わかりやすくマンガで解説してあるし、試合の雰囲気(百人一首は優雅な遊びではなく、スポーツに近い感じ・・・というような)の描き方、ありえないような取り方やおかしな人物造型、ドラマ作りなどなかなか面白かったです。

 残念なのは、「諸般の事情」とやらで第2巻、なんだか中途なところで第1部完、とされているところ。そして第2部の登場は「いつの日か」らしい・・・。そんなぁ、こんな試合の途中で(涙)。なんでやのん?

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 かるた部なんて地味なモチーフだから ウケなかったのかなぁ?かなり面白い方だと思うんだけど。我が家では夫を除き、男の子も女の子もおばちゃんもみんな楽しく読みました。

 百人一首を主題にしたマンガといえば、河あきらさんの「はーいとりました」 (別マ 1972年 1月号 掲載らしい)がありましたね。この作品を読んで、私は「かくとだに・・・」の札(さしもしらじなもゆるおもひを)が十八番になりました。主人公の女の子に、男の子がこの取り札(読み札だったかも)を差し出して恋心を伝えるシーンがあって、いつか自分もこの手を使ってみたいと、おませにも思ったものです。この作品は単行本収録されなかったのですが、もう一度読みたいと思っています。復刻出版してくれないかなぁ・・・。

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↑うちで買ったのとは版が違いうようですが・・・、こどもは結構喜びます。ただ読み方のイントネーションがいまいち。

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 うちのCDは細川俊之さん朗詠のものですが・・・もう売っていないようですね。

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