« 七つの会議 | トップページ | マスカレード・ホテル »

2019年2月24日 (日)

「パッドマン ~5億人の女性を救った男」

「パッドマン ~5億人の女性を救った男」★★★★★

 インド映画。とても良かった。アルナーチャラム・ムルガナンダムという社会起業家の実話が元になっている。この人は。2014年にタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、インド政府からものちに褒章を受けている。
 映画は20世紀の最終盤、主人公・ラクシュミが結婚するところから物語が始まる。新妻を深く愛するラクシュミは、妻が月経中清潔とは言えない布で処理しているのを知り、薬局に生理用ナプキンを買いに行く。生理用ナプキンはとても高価でラクシュミのような庶民が毎月買えるものではない、ましてラクシュミの家には未婚の妹が二人同居している。3人の女性に買えるはずがないという理由で妻はラクシュミにナプキンを返品するようにと返してしまう。仕方なくナプキンを懐に入れて出勤した、ラクシュミ。たまたま工場で大けがをした同僚の止血にナプキンを使い、医者に運び込むと、清潔なもので止血をしたとして医者から褒められる。そして、女性が不潔な布を月経処理に使うことで病気になり最悪死に至ることを知ってしまう。愛する妻や家族のために布と綿で安価にナプキンが作れないかと試行錯誤するラクシュミだったが、次第に変人扱いされ・・・。
 別に息をもつかせぬドラマティックさがあるわけでもないのに、一時たりとも退屈しない、映画としてもすばらしい出来だったし、もちろんもとになる実話がすばらしい。単に自分の望みの達成や事業の成功で終わることなく、貧しい女性たちの事業と健康のために、発明を生かしてゆくところに感動した。

|

« 七つの会議 | トップページ | マスカレード・ホテル »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「パッドマン ~5億人の女性を救った男」:

« 七つの会議 | トップページ | マスカレード・ホテル »