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2017年1月22日 (日)

宝塚大劇場 月組公演『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲』

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1/14(土)宝塚大劇場 月組公演『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲(ロンド)』観に行ってきました。

2日続きの観劇だし、久しぶりEriza1の宝塚で胸も弾みます。9月の宙組「エリザベート」以来です。「エリザベート」の時は、たまたま団体券が取れたけど、そうじゃないとなかなか土日のチケットは取れませんね。月組の公演は2015年の「1789-バスティーユの恋人たち-」以来です。なかなか観に行けないものですね。各組とも見逃した作品が多々あって残念です。

Photo_3今年の標語(?)は、「Step by Step」でしょうか?ますます楽しくなりそうですね。

取りあえず劇場ロビーに入って左上を見上げると、今公演に出演されるスターさんたちの顔写真が学年順に並んでいますが、トップさんの順番が真ん中より右寄りにあって、新鮮な気がしました。

さて、私は以前から何度も書いているように、レビューよりもお芝居が好きな方。1本ものとか、見ごたえのあるミュージカル作品(多くは原作ものですね)の方が好みです。この「グランドホテル」もトニー賞を何部門も受賞した名作ミュージカルのようで楽しみにしてました(上演時間もレビューは短めですね)。

3_21928年のベルリンを舞台に最高級ホテル「グランドホテル」に集う人々の群像劇。主人公はフェリックス・フォン・ガイゲルン男爵。新しいトップスター・珠城りょうさんのお披露目です。珠城さんは若手だけあって、私のこれまでの観劇経験(2年近く見てないわけだし)では特に注目していなかったのですが、さすがにTop就任されると以前とは全く違う印象でした。 ただ、この男爵はちょっと退廃的なイメージがあります。珠城さんは、背が高くて、男役のカッコよさが表現しやすいうえ、フレッシュでスイートなイメージなので、もっと正統派二枚目の王子的な役やヒーロー的な役でお披露目でもよいのにな、と思いました。純愛をささげきれずに終わるのは何とも・・・いえ、ストーリー的には面白いと思ったんですよ。この作品自体の。でもお正月のお披露目という二重におめでたい公園の演目として、宝塚的にはこれで良いのか?という疑問は出てきました。純愛もささげきれてないように思われて・・・。
 娘役トップの愛希れいかさんも、仙台美貌のバレリーナをステキに演じておられましたが、男爵よりかなり年上設定なのは気の毒な気が・・・。
 主人公として感情移入しやすい役は、美弥るりかさん演じる病弱な元簿記係・オットー・クリンゲラインと、タイピスト(当時は女性では一種の花形職業ですね)としての自立とできればそれ以上に華やかな世界でのデビューを目指すフリーダ・フラム(私が観に行ったときは海乃美月さん)のカップルのような気がします。ハッピーエンドな気がするし。タカラヅカの舞台は独自の翻案をしていると思いますので、オリジナルの映画やミュージカルを見てみたいと思いました。

なんて思って調べてみたら、1993年の宝塚月組公演(涼風真世さん主演)も、昨年のトム・サザーランド演出の日本公演(中川晃教さん成河さん主演)もオットーが主人公だったんですね(これも観たかったけど、関西公演は大抵日程が短くて、あきらめることの方が多いですね)。
  あと、ヘルマン・プライジング役の華形ひかるさんが、いつものシュッとしたイケメンじゃなくてほんまに中年オヤジの雰囲気だったので、華形さんとわかずビックリでした。

ショーの方は華やかで楽しい感じ。お正月公演にぴったりだな、と思いました。特にサンバが派手で祝祭気分です。私の好みとしては、汽車のシーンがいいな、と思いました。

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2017年1月16日 (月)

「ミス・サイゴン」

Photo 「ミス・サイゴン」を観に行ってきました。 この作品を見るのは2回目です。2回とも新演出になってからなので「本物のヘリコプター」の登場が見られなかったことが残念なのですが、それよりも! 初めて観に行ったときに、ホー・チ・ミン像とベトナム人民軍の描き方が怖すぎて、何らかのプロパガンダが含まれているのか?と思えてしまったことが強烈すぎて、他の人たちが言うような感動に包まれなかったからです。「命をあげよう」でさえも耳をむなしく素通りした気がします。 多分もう二度とは見ることがないと思っていた演目をもう一度観に行ったのは、たまたま団体割引でチケットが買えるチャンスがあったことと、市村正親さんの最後のエンジニア役という宣伝文句に誘惑されたからです。

 実は前回観に行ったときも、本来市村さんのはずだったのですが、病気のため休演となり、筧利夫さんが代役でした。そのことについて文句はありませんが(筧さんもかっこいいエンジニアで、それまでTVでしか拝見したことがなかったので、舞台で観ることができて得したような気分はありました)伝説の市村エンジニアを見てみたいという気持ちはありました。劇場前の市村さんエンジニアのパネルポスターです。

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ちなみに今公演では、ダイアモンド★ユカイさんがミュージカルデビューというのも話題でしたね。わたしは出勤時に15分ほどですがNHK-AMの「すっぴん」を聞いているので、ミス・サイゴンの話題はよく耳に届いていた感があります。上の写真とと同じく劇場前のパネルポスター。

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 さて、今回の感想ですが、まずは、歌(歌唱力・迫力)がすごい!と感動したお二人が、二人とも韓国の方だったという衝撃。キム役は昆夏美さんのはずだったのですが、お顔も声も違いすぎ・・・と思ったら、昆さんのご病気でトリプルキャストのはずがダブルになっていたんですね。帰ってからネットで調べて知りました。キム・スハさん、すごく力強い声だったり、美しい声だったり、キムの歌はとっても音域が広いのに音がまったくぶれないし、感動ものでした。Excellent!Brava!ロンドンでも同役を演じられた実力派だそうですが、お顔立ちと体格で「17歳」設定が自然に感じられました。日本語にも違和感がないので、日本で生まれ育った方かと思いました。ジョン役のパク・ソンファンさんも声も音程も迫力ももちろん演技も文句なしです。でも少し鉛は感じましたが、アメリカも広いからいろいろ訛りがあるよね、ぐらいの軽いイントネーションの違いでした。すばらしい歌い手は語学の発音の習得も早いのでしょうかねぇ・・・。ジジ役の池谷祐子さんもすごくよかったです。

 市村さんは期待通りステキな演技でした。「べっぴんさん」の麻田さんとは大違いなのに、同時期に役作りをしてはったんだろうに、役者さんはすごいなぁ・・・。自家薬籠中の役だけに、通り一遍の達者さにとどまらず、観客へのサービス精神旺盛で、細かいアドリブめいたところも芸が細かいなぁ、と感心することしきりでした。歌は往時ほどではないのかな?と思わせられるところもありました。それからキムの兄と偽ろうとするところ、、むしろ父?いや、祖父?と突っ込みたくなってしまって・・・いや、舞台俳優の年齢を気にしたらあかんやろうとは思いますけどね。

 クリス役の方は・・・音域が狭い?正しいメロディを知っているわけ絵はないので、私の耳がおかしいのかもしれませんが、なんか、後追いで音を合わせているのか(ずりあげ)?半音ぐらい下がっていないか?と感じるところが多々ありました。もっとも、耳に入ってくる他人の感想では「今度のクリスはいい」というこえを複数回聞いたので、私が初心者だからそう聞こえたのかもしれません。

 で、ストーリーですが、「ミス・サイゴン」を見ていて、そもそも「蝶々夫人」からして、名曲ではあれ、物語自体はそんなに好きでもないということを改めて認識しました。「ミス・サイゴン」の物語があまり好きになれない。戦争のむなしさ、残酷さを描いている?のかもしれないけど、侵略者アメリカはブイドイに象徴させるだけで、やはり夢の国であって、兵士たちも基本的に良い人たちのように描かれるのに、ベトナム独立のために戦い、建国した人たちはひどい国のひどい人たち、死んでも怨みが続く人たちのように描かれているのはなぜなんだろう?ベトナム戦争終結時の南ベトナム解放戦線?ベトナム人民軍の龍の舞が、暗いイメージなのも嫌な感じに思えます。ベトナム戦争終結をフランス・日本に続いて自国に覇権主義をもたらしてきたアメリカに勝利した歓喜ではなく、怖くて暗い印象にすり替えるのはおかしいんじゃないかなぁ?この作品内のベトナム戦争の定義づけへの疑問が私には拭い去れません。。ホーおじさんを怖い顔の像で表現されるのはいかがなものか?ベトナムの人たちの感想を聞いてみたいものです。

 でも、今回は「命をあげよう」に感情移入できました。ステキな歌も聞けました。ハイ。スタオベしましたとも。ただし、作品全体ではなく役者さんたちの熱演に。

ちなみに、感想が書けなかった2014年の公演の写真も貼っておきます。

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2017年1月 8日 (日)

キャッツなお正月

 今年のお正月はどこもいかず、昨年諸般の事情で休止したお正月観劇を復活させて、家族4人で行ってまいりました。はい、もちろん大阪四季劇場の「キャッツ」です。

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ハービスエントの地下入り口。お正月仕様です。

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劇場ホワイエも。

 今回の大阪キャッツは2回目です。前回は開幕間もない8月。S席が取れなくて、1階A席を取ったら、見切れがありすぎてがっくりでした。今回は少し後方ですがセンター席で、とってもよく見えて満足。マンカストラップとも握手できたし。娘二人はキャッツ大好きなので、今回は「キャストが若返ってる」ことが話題に。一方キャッツ初見の息子は「意味が分からん」とつぶやいていました。ダンスより物語重視の息子ですから、仕方ないかも。娘二人は「『キャッツ』は好き嫌いがわかれるなぁ・・・」と兄の感想を残念がっていました。

今回のキャストと8月のキャストを見比べても少し若返っているのかもしれませんね。以前に比べて四季の劇場に足を運ぶことが減ってしまったので、知らないお名前がたくさんあって、家に帰ってから8月に勝ったプログラムで確認しました。

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2017年お正月のキャスト。

下は2016年8月のキャストです。

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キャストの皆さまを一覧表にしてみました。ついでに、前々回横浜のキャッツの時のキャストも。

                                                                                                   
キャッツ (大阪四季劇場)
2017年お正月のキャスト
グリザベラ 木村智秋
ジェリーロラム=グリドルボーン 時枝里好
ジェニエニドッツ 安宅小百合
ランペルティーザ 三平果歩
ディミータ 原田千弘
ボンバルリーナ 渡辺智佳
シラバブ 松尾   優
タントミール 間辺朋美
ジェミマ 江國冴香 
ヴィクトリア 杉野早季
カッサンドラ 藤岡あや
オールドデュトロノミー 飯田洋輔
アスパラガス=グロールタイガー/ 正木棟馬
マンカストラップ 加藤   迪
ラム・タム・タガー 大嶺 
ミストフェリーズ 一色龍次郎
マンゴジェリー 斎藤洋一郎
スキンブルシャンクス 小林   唯 
コリコパット 押田   柊
ランパスキャット 松出直也
カーバケッティ 桒原 駿
ギルバート 玉井晴章
マキャヴィティ 田川雄理
タンブルブルータス 塚下兼吾
                                                                                                   
キャッツ (大阪四季劇場)
2016年8月のキャスト
グリザベラ 木村智秋
ジェリーロラム=グリドルボーン 奥平光紀
ジェニエニドッツ 安宅小百合
ランペルティーザ 三平果歩
ディミータ 松山育恵
ボンバルリーナ 金 友美
シラバブ 松尾   優
タントミール 間辺朋美
ジェミマ 円野つくし
ヴィクトリア 杉野早季
カッサンドラ 藤岡あや
オールドデュトロノミー 山田充人
アスパラガス=グロールタイガー/ 飯田洋輔
マンカストラップ 加藤   迪
ラム・タム・タガー 西尾健治
ミストフェリーズ 一色龍次郎
マンゴジェリー 斎藤洋一郎
スキンブルシャンクス カイサータティク
コリコパット 横井 漱
ランパスキャット 政所和行
カーバケッティ 齊藤太一
ギルバート 玉井晴章
マキャヴィティ 文永 傑
タンブルブルータス 塚下兼吾
                                                                                                   
キャッツ (横浜)
2011年11月のキャスト
グリザベラ 佐渡寧子
ジェリーロラム=グリドルボーン 秋 夢子
ジェニエニドッツ 鈴木釉佳乃
ランペルティーザ 石栗絵理
ディミータ 原田真由子
ボンバルリーナ 増本 藍
シラバブ 五所真理子
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 撫佐仁美
ヴィクトリア 廣本則子
カッサンドラ 大口朋子
オールドデュトロノミー 橋本聖地
アスパラガス=グロールタイガー/ 村 俊英
マンカストラップ 武藤 寛
ラム・タム・タガー 田邊真也
ミストフェリーズ 永野亮比己
マンゴジェリー 龍沢虎太郎
スキンブルシャンクス 劉 昌明
コリコパット 入江航平
ランパスキャット 高木将一
カーバケッティ 光山優哉
ギルバート 新庄真一
マキャヴィティ 桧山 憲
タンブルブルータス 松永隆志

横浜の時はまだ、他の作品でもお見かけしたことがある方が多かったんですけどね・・・。



さて、8月に行った時の写真もついでに貼り付けちゃいます。

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ハービスエントの入り口前。門松がない分あっさりしてますね。


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7階の劇場入り口前ロビー

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ビルの外にはフラッグが連なっていて、うれしくなりました。

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中に入って所定の場所を踏むと猫の声が出る大型遊具も置いてありました。夏休み中のことで、たくさんの子どもたちが出入りしていて自分が入って確かめられなかったのが残念です。今もあるのかな?今回は気づかなかったからもう撤去されたのかな?

←今回買ったお土産。4

ケチな私にしてはちょっと財布のひもが緩んじゃいました。

楽しかったから~。

でも、8月の時より売店が断然すいていて買いやすかったです。

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2017年1月 4日 (水)

長らくのご無沙汰でした

ずいぶん前から滞りがちだったこのブログ。

どなたか見ていただいているのでしょうか・・・アクセス解析を見ると、どうやら読者ゼロではないらしいのですが。

映画や観劇や読書の感想を書き留めておきたくて、なんとなーく始めちゃったブログです。紙の日記帳はいつも三日坊主だった私にしては、長いこと書いていて、自分ではがんばっているつもりでした。でも、本は書評投稿サイトに書いたり、映画や舞台を見ても、家に帰ってPCに書き出すのがおっくうになったり(主に仕事関連の多忙さによるもの、睡眠時間をこれ以上削ったら倒れる)で、なかなか書けない日々が続いていました。それでも数カ月に一度ぐらいはと思っていたいたのですが、一昨年の年度替わりからあとと、昨年の計21か月間は結局1本も投稿できていません。

もちろん多忙だったり、気分が乗らなかったり等の問題はあるのですが・・・。

実は一昨年、家族の不幸がありました。詳しくは書きにくいのですが、突然のことで、その後は現実とは思えないような日々が続き、多忙の上に多忙が積み重なったような状況も続き・・・

でも、心機一転、少しずつ、何日かに1回でもいろいろ綴っていければよいなぁと思っています。

今時長文を書くブログははやらないのでしょうが、私はやはり、書くことが好きなので。

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