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2012年11月 4日 (日)

「コッホ先生と僕らの革命」

 えーと、これも9月に観た映画ですね・・・。頑張って思い出します。

 時は1874年。普仏戦争に勝利し、覇権の機運が高まるドイツ帝国のドイツ帝国の地方都市ブラウンシュヴァイクにある名門ギムナジウムのカタリネウム校が舞台です。軍事教練と器械体操でビシバシしごく体育。ドイツ帝国の勝利を誇らかに教える歴史の授業、教師たちは総じて高圧的で、厳しい校規は生徒をがんじがらめにして、体罰は当たり前のように行われています。ブルジョア階級の中にたった一人いる奨学生のヨスト・ボーンシュテットに対するいじめや偏見も、激しいというより悪辣です。教師からのものも生徒たちからのものも。そんなカタリネウム校に一人の英語教師がやってきます。進歩的なメアフェルト校長(ブルクハルト・クラウスナー)に招かれて、留学先のオックスフォード大学にからドイツ初の英語教師として帰国のはコンラート・コッホ(ダニエル・ブリュール)。のちにドイツサッカーの父と呼ばれる人物です。

 赴任早々、コッホは生徒たちのイギリスに対する偏見や英語への無関心、クラスの不団結(ヨストに対する差別)に悩まされることになります。彼はその打開策として生徒たちを体育館に連れていき、サッカーを教えます。コッホは留学中にサッカーというスポーツを愛するようになり、ボールを持って帰国していたのです。見様見真似ながら、サッカーに夢中になる生徒たち。コッホはdefense、offenseなどなどサッカーの試合で使うような用語を使って(right・leftなどの基本単語も出てきます)英語の授業を進めていきます。ヨストはサッカーに才能を示し、クラスの仲間に溶け込み始めます。

 しかしそれを良く思わない教師や牧師、親たちによってサッカーは禁止となります・・・。

 私は学園もの、特に明るい結末の学園ものが大好きなので、予告編で観て「必ず観に行こう」と決意して、観に行きました。とても面白かった。ワクワクして観ました。、信念を曲げないコッホ先生のすばらしさを、ダニエル・ブリュールが好演していました。子どもたちの演技も、ガチガチの校規の下での表情と、サッカーをしている時の表情の対比がすばらしく良かったと思います。

 ただ、1つのクラスの中で、ヨストとクラス委員のフェリックスとの体格が違いすぎて、本当に同じ学年なの?という疑問を持ちました。ヨストはほかの生徒たちと比べても小さくて童顔で、小学生と言われても納得するぐらい。貧しいから食べ物が悪いのか?一方父親が厳しすぎて、ヨストをいじめることでうっぷんを晴らしている(そして強い教師等の前では優秀な生徒の典型を演じている)フェリックスは、家のメイドと恋愛沙汰を起こしてしまうぐらい大人びています。ほかの子どもたちは同年代に見えるので複式学級ではないでしょう。ちょっと不思議には思いましたが、物語の感慨を妨げるというほどではありません。

 「ドイツサッカーの創始者」・コンラート・コッホ氏が主人公で、実話をもとにしているということですが、実際のコッホ氏はイギリス帰りではなく、ドイツ語と古典語(ラテン語?ギリシャ語?)の教師だったそうです。

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