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2012年9月16日 (日)

「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」

 先週、公開初日のレイトショーで「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」・・・を観に行ってきました。人気ですね。田舎の映画館で、レイトショーはわりに空いていることが多いのに、子どもまでいていっぱいでした。

 まずは、どういうわけか夫婦でから揚げ屋をやっている風情の青島刑事とすみれさんの、イキのいい掛け合いで映画が始まります。むむっ??と思って観ていたら、店員に和久君。実は潜入捜査でした・・・毎作毎作楽しくて嬉しくなっちゃうツカミで、バッチリ作品世界に引き込まれます。しかも後でわかるのですが、商店街の角地の店1軒借り切ってのこの潜入調査、経費がかかって、会計課からクレームをつけられそうになるのですが、計算してみたら売り上げが経費を上回っていたという、いかにも青島らしいエピソード。大きな事件の捜査でミステリ的に楽しませてくれ、警察組織・警察官僚対末端の(現場の)刑事・警官とか「本店」対所轄という社会的なテーマで楽しませてくれ、ちょっとしたくすぐりで楽しませてくれ、お約束のような登場人物たちのエピソードで楽しませてくれて、映画を観ていて集中力が欠ける瞬間が一度もありませんでした。シリーズが終わっちゃうのが本当に残念。香取慎吾さんの役はいつもとイメージが違って、あの役者さんだれだっけ?と一瞬わからない感じでした。

(ちょっぴりネタバレですから・・・)

 経糸となるストーリー自体はちょっと暗い感じ。警官が起こした犯罪。小池茂(小泉孝太郎)、鳥飼誠(小栗旬)たちの意外な言動、相変わらずの警察庁幹部。青島も室井も退職勧告されてしまうし、真下の子どもは誘拐される・・・。そこへ、元署長らスリーアミーゴスが茶々を入れてきたり、王刑事の失敗があったり、で笑わせられ、栗山刑事の成長があったりしつつ、随所に伏線も隠れています。そこへ雪乃さん(水野美紀)、沖田管理官(真矢みき)、新城管理官(筧利夫)らの懐かしい顔も現れます。警察官僚の部屋には、横山「警察行政人事院情報技術執行官」(大杉漣)というなぞの存在が・・・。映画の終盤の横山の裁断には溜飲が下がった人も多いはず。

 さて、同僚以上恋人未満と言われる青島とすみれさんとの間柄も一定の進展をみるような映画評を読んでいたのですが、結局どうなったんだろう・・・。決定的なシーンはなかった気がする。湾岸署の屋上のシーンとか、殺人犯と青島・和久らが対峙して絶体絶命の時に、すみれさんが破天荒なやり方で救出に飛び込んでくるシーンのあと、青島がすみれさんをぎゅっと抱きしめるシーンなど・・・「ここでひとこと言ってほしい」ような、胸キュンなせりふは残念ながらなかったし・・・。エンドロールの時のワンシーンが、そうなのか?それともあれ(二人して白衣を着ている)は冒頭の潜入捜査のシーンなのか?いややっぱり、あの経験を活かして実際に???いまだに少女漫画が好きな私としては、最後チラリとでもウェディングドレス姿のすみれさんをみることができるのを期待していたのに・・・。事件の後遺症で体力に不安のある二人は結局退職してすみれさんの故郷へでも行ったのか?とかいうようなところはぼやかされているからこそ良いのだと言われるかもしれませんが・・・。スッキリふわふわ~~んと幸せな気分で終わりたかったなぁ。というのが唯一残念なところでしょうか。

とにかく理屈抜きで楽しめるエンタテインメント映画だと思います。遊びゴコロは映画本編中も満載ですが、パンフレットもなかなかです。Img009_2左の写真のように「機密書類在中」と書いた茶封筒に入っています。

8月末放映されたTVドラマ「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」とか、「深夜も踊る大捜査線final」とか、日産リーフとのコラボコマーシャルなども作られて、いずれも楽しみました。過去のスペシャル番組等も再放送してほしいな。

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