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2012年9月30日 (日)

「ぼくたちのムッシュ・ラザール」

「ぼくたちのムッシュ・ラザール」

観に行ってから、1か月たってしまいましたが・・・。

  舞台はモントリオールの小学校。というわけでカナダの映画ですけど舞台がケベック州なのでフランス語です。
 雪の日の朝、校庭で遊んでいる子どもたちの中で、牛乳当番のシモンは早めに教室に行きますが、そこで衝撃的な光景を目にします。担任のマルティーヌ先生が首を吊って死んでいたのです。すぐに子どもたちは遠ざけられますが、シモンの同級のアリスも教室を覗いてしまいます。
 子どもたちのメンタルケアのためでしょうか、教室は改装されましたが、代わりの教師は見つかりません。そこへくたびれた様子の中年男性が校長の所にやってきます。アルジェリア出身のバシール・ラザール。校長面接のあと採用されたラザール先生は、用いる教材や教え方こそ古臭いものの、すぐに子どもたちと打ち解け、慕われるようになります。同僚たちとも仲良くなり、いまだ心の傷を抱える子供たちのために、力を尽くそうとするラザールですが、学校の姿勢とは相いれません。しつけではなく勉強を教えてほしいと苦情を言う保護者もあります。
 ラザール自身も大きな問題と秘密を抱えていました。アルジェリアからの政治難民として、移民局の審査を受けている最中だったのです。アルジェリアで教師をしていたのはバシール・ラザールの妻の方でした。反政府的発言をしたために脅迫を受け、バシール・ラザールは妻子を後で呼び寄せる地歩を築くため一足先に出国したのです。そして後から出国するはずだった妻子はその出国の前日、命を失ってしまったのです・・・。

 ドラマチックな題材を扱っている割には、淡々と話が進んでいきます。ど~っと感動が押し寄せるというより、じわじわ~っと胸に響く映画でした。

 そして単純な疑問が。カナダでは教員免許状という制度はないのでしょうか?免許状の確認という手続きも?

 

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