「幸せへのキセキ」
久しぶりに映画の記事です。(いや、観に行ってなかったわけじゃないんですけどね・・・。近いうちにまとめて感想を書こうかな)
3日ぐらい前までは、この週末は「MIB3」を観に行く気満々だったのですが、TVCMを見て、突然気が変わり「幸せへのキセキ」を観に行ってきました。以前は「母を亡くした子どもたちの話・・・」というのが苦手分野(泣くのが苦しくて)だと思っていたのですが、実話が原作というのにひかれたのと、母の難病が描かれているわけではないようなので。
結果は、観て正解でした。妻を、母を失って悲しみに打ちひしがれている家族の再生というストーリーも感動的だし、原作はイギリスの話だけど、「動物園の再建と成功」というちょっとアメリカンドリーム的なイメージも観る人の心を励まします。子役たちも表情豊かで、特に7歳の娘のロージーを演じたマギー・エリザベス・ジョーンズが愛らしい。あどけない表情は小学生というより、もっと小っちゃい子どもにも見えましたが、おしゃまな口のききようも可愛らしかった。14歳のディラン役のコリン・フォードの母を亡くした悲しみと思春期の辛さを抱えた「暗い目」が明るい顔に変わるところも良いですね。二人とも実年齢より幼く見えるのが、この映画にはぴったりの配役に思えました。逆にリリー役のエル・ファニングは13歳とは思えないほど大人っぽくて、もう立派なレディって感じ。リリーがなぜティーンエージャーになったばかりの年齢なのにここで働いているのかは、映画の中では語られなかったけれど、当然相応の事情があるはず。外見は大人っぽく見えるのもこの役にピッタリに思えました。大人は大人で、子供はこどもでいろんな視点から楽しめるファミリー映画だと思いました。原作も読んでみたいですね。
「キセキ」がカタカナで表記されているのは「奇跡」と「軌跡」がかけてあるのかなぁ。
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