« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

2012年4月22日 (日)

「ジキル&ハイド」

 またまた日が開いてしまいました・・・。映画も見てるし本も読んでますが、なかなか続けて書く元気が湧きおこりません・・・。

 先々週ですがミュージカル「ジキル&ハイド」を梅田芸術劇場へ観に行ってきました。この演目を観るのは初めてです。劇団四季時代わりと好きだった石丸幹二さんの主演舞台です。石丸さんの舞台を観るのは「THE 39 STEPS」以来です。これはストレートプレイだったしあんまり私の好みではなかったのですが・・・。だから石丸さんのミュージカルは京都劇場の「壁抜け男」以来5年ぶりぐらい?

 Photo
 濱田めぐみさんも四季時代は好きな俳優さんでしたし(彼女は昨年の大阪『アイーダ』以来です)、笹本玲奈さんは歌とビジュアルの二物の備わった若手株として、なんどか拝見していたし、フランク・ワイルドボーンさんの曲も楽しみで、そんなわけで期待感いっぱいで観に行きました。

 まずは端的な感想を・・・。曲は美しい。良いです・俳優さんたちはみんな上手ですばらしい。でも、話が暗くて後味がよくないというか、カタルシスを感じられませんでした。(以下ちょっとネタバレありです)私は恥ずかしながら原作を読んでいないのですが、たぶん本で読んだら感想は違うのかもしれません。目の前で生身の人間が演じていると、「エマに幸せになってほしい」という気持ちが大きくなりすぎるのかもしれません。また、ハイドがなぜあれほどルーシーに執着するのかがわかりませんでしたので、「え?こんな結末?なぜ彼女が惨殺されなければならないの?」とも思ってしまいました。病院理事の人々は殺されてもストーリー的には納得がいくのですが・・

 とはいえ、歌の上手い方々が揃った舞台です。見応え、聞きごたえがあったPhoto_2


ことは事実です。石丸さんは柔和な二枚目役、プリンスキャラで拝見することが多かったと思うのですが、ジェントルマンなジキル博士と恐ろしいハイド氏を迫力たっぷりに演じ分け、歌い分けておられてますます魅力的でした。濱田さんは、失礼ながら「娼婦役??」とクエスチョンマーク付きで観に行ったのですが、美しくてコケティッシュで、でも「SomeoneLikeYou」とか「A NewLife」では可愛らしく、流石としか言いようがありません。笹本さんはこれまで溌溂とした少女というイメージでしたが、今回の役はしっとりとしてそして進取の気風あふれるレディの役。美しさも歌も誰にも引けを取りませんが、階級を超えてジキルと結婚しようとした強さが前面に押し出されている方が私好みかな?「InHisEyes]での濱田さん、笹本さんのデュエットは聞きごたえがありましたが、もう少し笹本さんは強めに歌っても良いかも・・・と素人は思いました。ジキルの弁護士にして親友のジョン役は吉野圭吾さん。吉野さんと言えば私の中では「レベッカ」のジャック・ファヴェル、「モーツアルト」のシカネーダーのような一癖も二癖もある役でインプットされているので、誠実で友思いのジョンという役は新鮮でした。

 この四人以外もみんな歌も芝居もよかったです。みなさん二役も三役も掛け持ちしておられてでもそれをあまり気づかせられず(座席が後方だったこともあるけど)後でプログラムを見ながらすごいなぁ…と思った次第。

 会場では鹿賀丈史さんバージョンのCDが売っていてだいぶ迷いましたが、結局買いませんでした。今回のキャストでCDが出ることを期待して・・・。東宝さん、ホリプロさんお願いしますって、こんなところに書いてたんじゃダメかな??

↓このCDにも「時が来た」は入ってるんだけど、舞台とは全然違うし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »