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2012年1月30日 (月)

『陰陽師 玉手匣 1』

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『君に届け』15

『君に届け』15 椎名軽穂著

所学生のころから20代後半まで別冊マーガレットを愛読してました。(昨日書いた『WONDER』の河あきら氏の作品も掲載されてました)。それから幾星霜。今は娘が買ってる少女漫画に結構はまってます。

『君に届け』に出てくる少年少女たちも、大人の目から見て微笑ましいいい子ばかりだし、あの頃の私が読んでも共感するし、変にすれてなくて、すぐにべったりの関係にならなくて、友達や家族を大事にするいい恋愛コミックだなぁと思います。

15巻は龍とちづるのお話がメインかな。哀しい思い出だけど、あったかくて、すてきな幼馴染の物語です。

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『ワンダー14』

『WONDER!』14 河あきら著 双葉社刊

みやは1年生の夏休み。毎日元気にラジオ体操に通っている、ってところから話は始まります。

航太はひかりと島岡家へいったり、木島さんとの関係で新展開があったり・・・

この巻も笑いと感動のツボがきっちり押さえられてて、まぁ、相変わらずかおりさんがすてきすぎて、航太が良い人すぎるという部分はありますが、皆にお勧めできる良い漫画です。特に保育士や介護士を目指している人には必読ですよね。

 

 しか~し、13巻から14巻の間に、明らかに2~3個のエピソードが抜けていて14巻に出てくる「運動会で大洋が殴られた事件」や「誘拐未遂事件」(13巻の最後のありさちゃんのエピじゃないですよ)が訳が分からなくて、1話か2話、収録漏れがあるんじゃないかと思います。どうなんでしょうか?双葉社さん?来月発売の15巻で謎がわかるかなぁ・・・。

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2012年1月29日 (日)

「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」

遅ればせながら観に行ってきました。

感動するとか、社会問題や人生について考えさせられるというようなタイプの映画ではないし、ほんわり暖かな気分になったり、夢のあふれる映画だったりでもないけど、面白い映画。何にも考えず、アクションを楽しむ映画です。

実は、私は「ミッション:インポッシブル」シリーズを映画館で見るのは初めて。なんかタイミングが合わなくて、結局いつもTV鑑賞していた気がします。

でも、今回のは、ドバイの世界一の高さのビルでトム・クルーズ自身がすごいスタントをこなすということで、どうしても大画面で観たくて・・・。ところが年末年始はちっとも映画館に行けず、今回もタイミングが悪くて見逃しか、と思っていたところ、意外に長期間ロードショー上映していたので、映画館で見ることができました。

 今回、いろいろな国のシーンが出てきたし、売り物のアクションの迫力を楽しむためにも、やはり大画面、映画館で観るのが正解でした。トム・クルーズのアクションはすごいです。やスパイ道具のしかけのハイテク具合もバージョンアップされていて、1例を挙げれば「スマホ時代」って気がしました。

 冒頭のシーンは、ブダペストが舞台です。屋根に、赤白緑のハンガリー国旗が立っていて、ついつい「エリザベート」の三色旗ドレスを思い出したりしてしまいましたが、それもつかの間。IMFのスパイがハンガリーで殺され、次のシーンはモスクワの刑務所。イーサンを脱獄させるために、スゴイ作戦が進行中なのに、なぜだかイーサンは一人のロシア人囚人も一緒に助け出そうとします・・・。

 それから、クレムリンのシーン。これも迫力と緊張感にあふれてます。いろいろあって、イーサンたちはクレムリン爆破のテロリストと誤解されてしまい、追われる身に。核を巡る危険な計画阻止のために、イーサンたちは4人だけで対処しなければならなくなって・・・・。

 

 ハラハラしながら、2時間あまり、画面に見入ってしまいました。俳優さんたちはみんないい味出しています。最後にはちょっとグっと来るシーンもあります。

 あと、些細なことですが、ムンバイのシーンで、テーマ曲がインド音楽的アレンジで流れていたのがちょっとチャーミングな演出だと感じました。

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2012年1月26日 (木)

『NASAより宇宙に近い町工場』

 『はやぶさの大冒険』に続いて宇宙関係の本を読むつもりだったのですが・・・。

『NASAより宇宙に近い町工場』

植松努著 ディスカヴァー・トゥエンティワン  2009年発行

「僕らのロケットが飛んだ」という副題から、なんとなく、東大阪の「まいど1号」のような、ロケット開発ノンフィクションなのかなぁ、と思って読んだのですが、ぜんぜん違いました。著者の経験を述べながら、ものの考え方、自分の未来の作り方・・・的な啓発モノのような感じです。帯にもあるように「どうせ無理・・・」と言うことばを自分にも他人にも、ましてや教育の場では使わない、ということをモットーとして掲げた本です。著者自身の体験に裏打ちされているので、とても説得力があります。ただ夢を追って、ふらふら漂っている(モラトリアム)のではなく、最大限の努力をして結果を生み出しているところが心に響くのだと思います。帯を良く見ると「講演から生まれた本」とあります。だから語り口調で読みやすく、気持ちのまっすぐ届くのかもしれません。

 

 親の代からの町工場を、どう経営していったか、どういう”ものづくり”を目指してきたかも興味深いですし、民間企業なのに、金銭的な儲けを度外視して、自分の夢であるロケット関係のものづくりを推し進め、成功させていった過程も軽い立志伝的な興味で読めます。

 好きな物事(飛行機とか)に熱中するあまり、学校の成績は最悪だった著者が、大学では専門性を発揮できたこと、「好き」なものづくりのために高度な数学もマスターし、英語の文献も読みこなしていったことなど、まさに「学び」の原点と言える体験が綴られています。(書いてある内容には概ね共感できるのですが、ちょっと天邪鬼な疑問も湧いてきます。専門性を伸ばすのは良いとして、だからといって赤点ばかり・・・と言うのはどうでしょうか?著者の考え方によれば無駄と思えることも大切なことのだから、その時興味の湧かない教科学習でも「努力する」ことは大切なのでは?あとになって役立つこともあるかもしれないわけだし・・・。それにおうちが町工場だったというのも、著者にとってはラッキーでしたよね)
 それはともあれ、この本には「名言」「金言」として語り継ぎ、生き方の指針にしたい文言もたくさん出てきます。でも説教くさくありません。若い人に、親に、教師に読んでほしい1冊です。

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2012年1月24日 (火)

宝塚花組「復活」

 宝塚歌劇花組の大劇場公演「ミュージカル・プレイ『復活 -恋が終わり、愛が残った-』-レフ・トルストイ作「復活」より-」脚本・演出/石田昌也「レビュー・ファンタシーク『カノン』-Our Melody-」作・演出/三木章雄・・・を観に行ってきました。

 ミュージカルの方は期待以上によかったです。切ない恋と愛の行方に少し泣いてしまいました。

 冒頭の曲がロシア民謡として親しまれている「灯」・・・いいですねぇ、この曲大好き、この曲の元の歌詞(人口に膾炙している日本語歌詞)で歌うだけで涙もろい私は涙が浮かんでくるのですが、クライマックスでも流れて、本当に感動的でした。2番目の曲もロシア民謡「カリンカ」。「カチューシャ」の曲も流れていたし、年配の「歌声喫茶」世代にはこの選曲だけでも受けそう(ちなみに私はそれよりず~っと若いですよ、親がロシア民謡に親しんだ世代、カリンカは音楽の教科書に載ってましたね)な気もします。

 ネフリュードフ(蘭寿とむさん)の誠実さ、カチューシャ(蘭乃はなさん)のいじらしさ、明るくて友情に厚い、伊達男のシェンボック(壮一帆さん)、可憐なミッシー(実咲璃音)、パリの名花だったアニエス(月野姫花さん)、温情厚いファナーリン弁護士(華形ひかるさん)、篤実なシモンソン(愛音羽麗さん)・・・、みんな役にはまっていて、ここに名をあげなかった方々を含め好演と感じられました。すてきでした。私の好みとしては壮さんが1番ですけど(*≧∇≦*)蘭寿さんも、昨年「ファントム」を観に行ったときは、ついつい春野寿美礼さんと比較してしまって違和感ありまくりだったんですけど、今回困難に立ち向かおうとするネフリュードフをとても魅力的に演じられていて、見直しました。ストーリー展開も、長い物語のアレンジなのに無理なく納得できてよかったです。ただ、ロシア革命とかシベリアとかの基礎的な知識をおぼろげであっても持っていないと難しいのかもしれません。隣の席の人がお連れとの会話で「難しい話やな」とか「お正月からこんなに暗い話にせんでもええのに」とか言うてはりました。確かにトップ娘役が「姫」然としていない公演はタカラヅカっぽくないのかも。トップ二人の甘い恋が描かれていないのに不満な方もいるでしょうね。でもストーリー重視タイプの私にはすごく満足できる作品でした。辛い話ではあるけれど、前途に明かりがほの見えて、暗いとは思わなかったし、むしろ傑作だと思います。原作を読みたくなって、図書館で探したものの、文学全集の中の『復活』は字が細かくて長くて…ちょっと読み終えるのに時間がかかりそう。でも近いうちに挑戦しようと思います。

 私はタカラヅカを観に行くのは年に3~4回程度。スターさんを観に行くというよりより純粋に舞台を楽しみたいタイプなので、とってつけたような強引なあて書きは苦手です。たとえ原作とはかけ離れていても、しっかりした物語になっている原作付きの公演のほうが私には合う気がします。最近の公演(お芝居の方)では星組の「めぐり会いは再び」なんて、すごく好きでした。これも原作戯曲を図書館で借りて読みましたよ。不評だった雪組「仮面の男」も原作ファンですが、面白く観ました。ちょっとセンスの悪い演出がありましたが、デュマの活劇の面白さは褪せていませんでしたし。

 話は戻って、花組のショーの方。これは最初に3本の柱から壮さん、蘭乃さん、そして蘭寿さんが出てくるところは「おっ、ゴージャス」と思いましたが、…正直なところときどき睡魔に抗えませんでした。ごめんなさい。それにもったいないことで残念。そもそも私はストーリー性の少ないショーは苦手。心地よい音楽がα波となって脳を刺激し、睡眠不足の日々の疲れにすぐ負けてしまいます。だから、タカラヅカファンの皆様には理解していただけないとは思いますが・・・1本物のほうが好きです。ダンスのみが見せ場のショーは居眠りタイムに陥りそうになります。

あ、そういえば、雪組の「ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」はたのしく観たんだけど、1場面だけ許せないところがあったのを思い出しました。すご~く楽しく観てたのに、米軍GIと思しきグループとベトナムの民族解放戦線としか見えないグループが対峙する場面があって、なんで今更こんなシーンを宝塚の楽しいショーでみせられなあかんの、と、夢々しい舞台があっというまに黒く興ざめなものにかわってしまったのよね。「仮面の男」の演出ばかり(私は水戸黄門等を使って時代背景を理解させる導入シーンは楽しかったけど、愛人ボーリングと海への落馬がバカバカしくて演出家の感覚を疑った)批判されていたけど、ショーの方はそんな違和感を感じた人はいないのかしら??

 話はまた戻って・・・そんなわけで、いつもはトップコンビのデュエットダンスにも退屈しがちな私ですが、今回は壮さんと実咲さんのコンビもともに出て、二組のダンスだったので見ごたえがありました。

総じて星は4つ半つけてもいいと思った公演でした。

 

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2012年1月18日 (水)

『小惑星探査機 はやぶさの大冒険 』

『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』山根 一眞著 2010年 マガジンハウス刊

一昨年、その帰還と「イトカワ」からの物質(岩石?砂?)の採取で一世を風靡した「はやぶさ」。昨年から今年にかけて3本も映画が公開される(1本は公開済み)「はやぶさ」。

 すごいものだという認識はもちろんあったけど、どうすごいのか、どう偉業なのかは全く分かっていませんでした。この本の中にも書いてあるけど、ハヤブサの行き先がスペースシャトルでめざす人工衛星や月よりももっとずーっと遠いところにあったのだということも、その技術開発のすばらしさも、また7年、いや、準備期間も入れるともっとず~っと長い間かかわってきた人たちのことも全く知らずにいました。文系人間なので、なかなか理系の本は読めないのですが、なので、勧められても読むまでには至らなかったのですが、この本は読みやすかったです。理系の頭じゃなくても、中学生ぐらいから読めます。オススメです。丁寧なルポと、関係の技術者等へのインタビューなどで綴られています。あらためて、「『はやぶさ』、スゴイ!」と思いました。

渡辺謙さんが主演の、もうすぐ公開される映画「はやぶさ 遥かなる帰還」(瀧本智行監督)原作なんですね。映画も観に行きたいです。

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2012年1月15日 (日)

『少年少女飛行倶楽部』

『少年少女飛行倶楽部』 加納朋子著 文春文庫

人に勧められて読みましたが、とても楽しい青春小説です。

「胸キュン」系の本とか、部活小説などがお好きな人にお勧めです。(スポ根とか恋愛小説のくくりではありません)

主人公、中学1年生の海月(みづき)の1人称で物語が進みます。幼馴染の樹絵里(じゅえり)が野球部の中村海星(かいせい)先輩を好きになったのがきっかけで、海星が兼部する「飛行クラブ」というあやしげな部活に引っ張り込まれた海月。その部長が超の付く変人で、その名も「神」と書いてジン・・・。さて彼女らは空を飛ぶことができるのか??

 

まず、登場人物の名前でくすぐられます。今はやりのキラキラネームばかりで。

娘に海月(くらげ、って読める)なんて名前を付けちゃったお母さんも、とても愉快な人で、いい味出してます。

 ちょっと、登場人物たちが中1や中2にしては大人っぽい気もします。高校生ぐらいに感じられる。でも内容的に中学生設定でないとダメな部分も多いし、球児君なんかはやっぱり中学生的かなとも思うし~~。ま、とにかく面白いんだからオッケー、と思おう。

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2012年1月11日 (水)

『でぶじゃないの骨太なだけ』

『プリンセス・ダイアリー』など、少女小説っぽいキュートな本をたくさん書いているメグ・キャボットの大人女性向けコージー・ミステリ、第3弾です。ハイカロリーな食事が大好きな、「副寮母」ヘイザーが、ニューヨーク大学の寄宿舎で起こる殺人事件を解決に導く、ストーリーで、彼女の他の作品ファンの少女にはオススメできないキョーレツな表現もあります。

この巻では、ヘイザーにボーイフレンドができてます。え~っ、クーパーへの恋心はどうなのさ~?!

第3弾は大団円といえる終わり方だけど、3部作で終わらずもっと続きが読みたいと思いました。

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2012年1月 9日 (月)

「ダンスオブヴァンパイア」

 「ダンスオブヴァンパイア」、大阪公演(梅田芸術劇場)初日を観に行ってきました。

Photo_2
まったく予備知識なく観に行ったので、ゴシックロマンな作品だとばかり思っていたのが、コメディだったのでびっくり。でも華やかで楽しかったです。

入場するときにサイリウムをもらって、カーテンコールで使うとのことだったのですが、カバンに忍ばせておいたら開演前に光りだしちゃってカーテンコールまで光は保っていたので良かったけど、本編上演中はカバンの奥深くに隠しておきました。娘もトイレに行ってのごたごたの間にやっぱり光りだしてしまい、母娘そろってドンクサイったら、まったく~

Photo_3階ロビーには顔出し看板もあり、それを見た時点でシリアスではないと気付くべきだったと後で反省。山口祐一郎ヴァンパイアに血を吸われたいツワモノは見当たらず、みな遠巻きにして写真を撮っていました。

 シャンデリアにはコウモリが舞っていましたPhoto_4

 で、さっきも書いたように、華やかで楽しいミュージカルだったのですが、主人公のクロロック伯爵・山口祐一郎さんの声があまり出ていなくて、歌詞が聞き取りにくいことがままあったことが惜しまれます。ここで星二つ分は減点。風邪なのかなぁ?終演のあいさつも初日らしからぬ薄い挨拶だったし。

 アブロンシウス教授の石川禅さんは期待にたがわぬすばらしさ。歌は上手だし、演技ははじけきっているし、楽しませていただきました。  

Photo_6当日のWキャストの振り分けは写真のとおり

 アルフレート役の山崎育三郎さん、初めて拝見しました。これまでWキャストで大阪公演でいらしていた時も、「モーツアルト!」は井上芳雄さん、「ロミオとジュリエット」は城田優さんの回だったりで、気になりつつも見逃していた役者さんです。歌はうまくてマル。もっとほかの役でも観てみたい、見比べることができたらよかった…と思いました。とてもかわいらしいアルフレートで、好感が持てましたが、可愛らしすぎて、頼りなさげな演技が笑いを誘うというよりも地に見えてしまうのが難といえるかもしれません。

 ヒロインのサラ役・高橋愛さんは・・・私はアイドルにちっとも興味がないので、モーニング娘。としての活躍ぶりは知らないんですけど・・・唄は高音がしんどそう。低音の時は割といいし、高音ばかりの時もそれなりに聞けるんだけど低い音から高い音に移るとき、いっきょに移る時はもちろんのこと、そうじゃなくて音階を追って移るときも、途中で声がひっくり返るのが残念。

カーテンコールの時「愛ちゃーん!」の掛け声が多く、それではじめて合点がいきました。当日の公演の客層に、いつもこの劇場で見るのとは違う客層が多かったのを。見るからに「オタク」っぽい外見の男子、一人で来ている若い男子がたくさんいて、なんなんやろ?とちょっと不思議に思ってたんです。

ヘルベルト役の馬場徹さん、お耽美な感じに装った役ですが、アルフレートに絡んでいる生足のふくらはぎの筋肉が意外に隆としていて笑えました。

 ベテランの脇役陣はそれぞれに流石、な感じ。

 ヴァンパイアたちの客席降りも多かったし、たくさんの紙ふぶきや、サイリウムを使ったカーテンコールなど絢爛としていて、見どころもたっぷりだったのですが、でもでも、やはり、山口さんの不調はかなり残念。楽しさ4分がっくり6分の観劇になってしまいました。

 

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