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2008年8月16日 (土)

「少女マンガパワー」

 8月14日、久々に展覧会等へでかけました。お盆だからか一応平日だからか、とにかく空いていて見学しやすくびっくりです。以下、作家名等は敬称略です。

 午前中は京都国際ミュージアムへ。特別展「少女マンガパワー!~つよく・やさしく・うつくしく」が目当てです。「世界に誇る少女マンガ家3人の展覧会」ということで、新旧のマンガ家さんたちの作品(原画・原画ダッシュ・複製)が、作家の愛用品(Gペンとか)、昔の少女マンガ雑誌の付録(「りぼん」の付録の陸奥A子イラストのトランプは昔私も持っていました。懐かしい!)などのグッズとともに展示されていました。

Photo ←チラシの表と裏とチケットの写真です。水野英子の、目が顔の大半を占めるいかにも当時の少女マンガらしい絵(しかもすてきな黄色のドレス)とバックのピンクが、明るい雰囲気をかもし出していて、ぜひ見に行かなくっちゃという気にさせられました。

 展示内容は「少女マンガジャンルの成立と確立(1950~1960年代)」ということで、手塚治虫(「リボンの騎士」中心)・わたなべまさこ(「「ガラスの城」中心・「金瓶梅」も大きなパネルが展示されてたけど、これって少女マンガじゃないよね?描かれたのも90年代以降では)・石ノ森章太郎(「龍神沼」など・・いとこの家で古いマンガを読んだっけ)・松本零士(当時の筆名は松本あきら・・・私は読んだ覚えがあまりないです)・水野英子(チラシに使われている絵のほか、「星のたてごと」「銀の花びら」など)らが第1のコーナーに。第2のコーナーに行くあたりに牧美也子のイラストをもとにファンが作ったという白いドレスが飾られていました。私は牧美也子のこの頃の少女マンガを全く覚えていません。高橋真琴の絵を思わせる大きな目の美しいドレスを着た少女の絵柄が、最近の絵と全く違って驚きました。

 次は「少女マンガの革新(1970年代)」です。牧美也子は1のコーナーと2のコーナーの間あたりに位置する気がします。里中満智子(「あすなろ坂」「天上の虹」など)、一条ゆかり(「有閑クラブ」など。1972年ごろ「りぼん」で6ヶ月連続だったと思うけど、一条ゆかりの長編読みきり別冊付録がついたことがあるのですが~「摩耶の葬列 」など~それが全部ガラスケースの中に展示してあって、めっちゃ懐かしかったです)、池田理代子(「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」など。やはり大判のカラーで見るオスカルさまは格別です)、美内すずえ(「ガラスの仮面」「アマテラス」・・・両作品とも早く続きを出版して完結して欲しい!)、岩館真理子(「白き夜に青く輝く」等・・・掲載誌を愛読していないのでお名前しか記憶にない・・・読んでたとは思うんですけどね)、陸奥A子(「願い事という宝石」等・・・“乙女チック”という言葉が一世を風靡大げさ?した気がします)、くらもちふさこ(「いつもポケットにショパン」「天然コケコッコー」など)の諸作品、そしていわゆる24年組が3人まとまって紹介。さすがにゆかりの竹宮惠子関係の展示点数が多い気がします。竹宮惠子(「風と木の詩」・・・こんな有名なのに未読、天馬の一族」等)、萩尾望都(「トーマの心臓」、・・・こんな有名なのに未読、「ポーの一族」等。半神 」の実物大複製原稿?もクリアファイルに入っていて、読めるようになっていました。家に文庫版があるけど、読んでしまった)、山岸凉子(「アラベスク」「日出処の天子」など)です。あれ?、そういえば池田理代子も24年組じゃなかったっけ?

 そして「少女マンガのさらなる発展(1980年代以降)」佐藤史生(「ワン・ゼロ」「夢見る惑星」など)、吉田秋生(「BANANA FISH」「桜の園」等)、岡野玲子(「陰陽師」・・・カラーがきれい!陰陽道の五時・五行や十干十二支、四神などを描いた円の上に「陰陽師」単行本全巻を円状に立てて並べた展示もありました)、CLAMP(「カードキャプターさくら」など。この人たちの作品は全く読んだことがありません。ちょうど「魔法騎士レイアース」アニメ放映時に幼児だった娘は単行本を持っていますが・・・・)、今市子(「百鬼夜行抄」)、よしながふみ(「西洋骨董洋菓子店」など・・・「大奥」しか読んだことがない)  以上の23人の展覧会です。

 コミック版を持っている作品も多かったのですが、コミック版の多くは初出のカラー原画も白黒で印刷されていますし、扉絵などは抜かれているものも多いので、こういう機会にカラーの原画(ダッシュや複製も含めて)を見るとその美しさに驚きます。カラーといえば、多色のカラー原稿が赤黒2色の印刷になるときの色の出方などが分かる展示も興味深かったです。結構見ごたえのある展示でしたし、もう残りの開催期間も短いですが、少女マンガが好きという方はぜひ一度鑑賞する価値が大いにあると思います。

 わたなべまさこの「ガラスの城」、姉が時々買ったり借りたりしてくる週刊マーガレットで時々読んでいました。でも姉イザドラが伯爵令嬢を騙ってマリサをいじめているところまでしか読んでいないので本当は伯爵令嬢なのに、貶められているかわいそうな優しいマリサがどうなったのか、ずっと気になっていました。単行本を全巻読んでいる時間はなかったのですが、途中と最後を読んで、結末は分かりました。分かったけど、やっぱりもっと読みたくなってしまいました・・・また、行こうっと。

 紙芝居もみました。今回は紙芝居作りのワークショップで小学生たちが作った紙芝居を楽しい解説つきで紹介してくれました。面白かった。

 午後は例によって、新風館のTAWAWAでランチをして文化博物館へ。

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