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2008年8月 5日 (火)

星組「スカーレットピンパーネル」その2

 とうとう大劇場での公演は終わってしまいました。もう一度見に行きたかったのになぁ・・・残念!本当に安蘭けいさんはコスチュームの似合う人ですねぇ。素顔も美人だと思いますが、コスチュームだと200%美貌がアップするように思います。特に今回の役柄はまさに光り輝いている感じです。

The Scarlet Pimpernel: The New Musical Adventure - Original Broadway Cast Recording  さてミュージカル「スカーレットピンパーネル」はもとはブロードウェーミュージカルだと言うことですが、宝塚版のキー・ミュージックともいえる「ひとかけらの勇気」という楽曲は、オリジナルのブロードウェー版にはなく、作曲者のフランク・ワイルドホーン氏が安蘭さんの声や雰囲気に合わせてあらたに作曲したものなのだそうですね。すると、ブロードウェー版とはかなりストーリーに改変があるのでしょうか??もちろん、宝塚の場合は海外ミュージカルを「潤色」するのが通例だし、私は小池修一郎氏の潤色・演出は秀逸だなぁと思っていつも見させてもらっていますが・・・。ブロードウェー版のCDはあたりまえだけどおじさんの声でいっぱいで力強い感じです。でも「ひとかけらの勇気」が入っていないのが残念な感じ。CDではストーリーの詳細・違いまではわからないように思います(それは単に私の英語力のせい?)

 フランク・ワイルドホーン氏の楽曲はどれも耳になじみやすく、無理な展開がなくて私ごのみです。このミュージカルの中では「ひとかけらの勇気 A Piece of Courage」が歌詞も曲も訴えてくるものが一番ありますので、宝塚版のみの曲と言うのはかなり驚きました。クライマックスで歌われる「栄光の日々 Days of Glory」も宝塚版のために作曲されたものなんですってねぇ。これってすごいことですよね。

Photo ←プチミュージアムに展示されていた「スカーレットピンパーネル」のシナリオです

 ほかに印象的だった曲は「マダム・ギロチン Madame Guillotine」ですね。長年にわたって抑圧されてきた民衆の思いが爆発した・・・エネルギーの感じられる歌とダンスです。終演後も曲が頭の中をぐるぐる回っている感じです。パーシーが貴公子たちにスカーレットピンパーネルの正体を明かして、仲間入りを呼びかけるブレイクニー家の図書室のシーンと続くデイドリーム号の甲板のシーンで歌われる「炎の中へ Into the Fire」は意気軒昂でカッコいい楽曲。宝塚でなければこんなにも眉目秀麗で颯爽とした貴公子を揃えてミュージカルを上演するのはむずかしいのでは?とあらためて思わせられました。パーシーたちが敵の目をくらまそうとする作戦を歌うシーン「男とお洒落 The Creation of Man」はほんとに楽しいシーンです。「あなたこそ我が家 You Are My Home」はラブソングのスタンダードナンバーになっても良い感じ。美しいデュエットです。「謎解きのゲーム The Riddle」はミュージカルの醍醐味的な聴き応えのある楽曲。心の深奥を歌に託した感じです。重唱やコーラスも美しいと思います。

The Scarlet Pimpernel: Encore! (1998 Broadway Revival Cast) Music The Scarlet Pimpernel: Encore! (1998 Broadway Revival Cast)

アーティスト:Original Broadway Cast Recording
販売元:Atlantic
発売日:1999/11/10
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↓こんどは楽譜を買ってみようかなと思っています

The Scarlet Pimpernel: The New Musical Adventure Book The Scarlet Pimpernel: The New Musical Adventure

著者:Frank Wildhorn,Nan Knighton
販売元:Warner Bros Pubns
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