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2008年5月12日 (月)

5月も「ウェストサイド物語」

 密かに友達と京都劇場にまたもやでかけました。何かの拍子に娘にばれると怒られるので、あえて日を伏せます。娘は部活で不在。私は仕事ってことになっているのです。劇団四季の「ウェストサイド物語」です。なんだかんだ文句を言いつつ結局毎月のように観にいってますね。やはり映画等で有名なミュージカルってことで誘われることも数回。そういつもいつもはお付き合いできませんけど・・・今回は鈴木涼太さんトニー観たさに。

 前三回の観劇時より、キャストの平均年齢は下がっていますよね。何でも若けりゃいいってもんじゃないけど、ティーンエイジャーの話なんだから、青年に見える役者さんじゃないと、それだけで観る側にノイズになってしまいます。

 にっこり笑顔がとてもステキな鈴木涼太さんのトニー、良かったです。歌も若々しいときめきを表現していて、「Something Coming」 「Maria」「Tonight」など、憧れや初恋の喜びが表情からも歌声からも存分に伝わってきました。一幕最後の「マリーア!」の絶叫だけは阿久津さんの方が迫力があったかなと思いますが、全般的にトニーが似合うのは2人の比較で言えば、鈴木さんの方だと思いました。(ラダメスや保科中尉の阿久津さんはとても好きですが・・・・、トニーはすでに年齢的に厳しい気がしました。ごめんなさいね)。 

 望月龍平さんのベルナルドも若々しくてとってもよかったです。少年グループを率いる人でありつつも、孤高の人という雰囲気もありました。4月に観た松島さんのベルナルドもとっても良かったので甲乙つけがたいかな。加藤敬二さんには申し訳ないけど、加藤さんが着たらマフィアか・・・と思わせられる紫シャツ+紫のタイも、若い望月さんや松島さんが着ると、アメリカという新天地で差別の痛みや虚勢なども内包しつつ頑張っておしゃれしている(色の趣味はともかくも)ように見えます。松島さんだと・・・前に書いたように何を着てもお似合いだなぁという感じもありつつですが・・・。

 これでマリアが笠松さんだったら大満足だったと思いますが・・・そうもいかないのが難しいところなんでしょうね。花田さんは、2ヶ月前より日本語がまた流暢になっていたと思います。すごく努力されているんだとはおもうんですが・・・。

 千秋楽までにはもう一度ぐらい娘も見に連れて行ってやりたいですが・・・キャストが分からないと席も予約しにくいですね。

2008年5月上旬のキャスト
【ジェット団】
リフ 松島勇気
トニー 鈴木涼太
アクション 西尾健治
A-ラブ 澤村明仁
ベイビー・ジョーン 大空卓鵬
スノーボーイ      岩崎晋也
ビッグ・ディール    萩原隆匡
ディーゼル        キム スホ
ジーター         川口 雄二
グラジェラ 恒川 愛
ヴェルマ         上延 綾
クラリス         荒木 舞 
ポーリン         山本奈央子
ミニー          桜 小雪
エニイ・ボディズ  石倉 康子
【シャーク団】
マリア 花田えりか
アニタ 団 こと葉
ロザリア 岸本美香
コンスェーロ      村上絵里子
テレシタ        泉 春花
フランシスカ      大口朋子
エステラ        高橋亜衣
マルガリータ      撫佐仁美
ベルナルド 望月龍平
チノ 横山清崇
ぺぺ           水原 俊
インディオ        神谷 凌
アンクシャス      徳永義満
ファノ          佐藤雅昭
ニブルス         斎藤洋一郎
おとなたち
ドック 岡田吉弘
シュランク 田代隆秀
クラプキ 石原義文
グラッド・ハンド 川口雄二

 石倉さんが激ヤセされているように見えたのですが、気のせいでしょうか?

 シュランクの田代さん、「南十字星」の島村中将のイメージが強いせいか、タバコをたかるようなケチでいやな奴ではなくて、ハードボイルドな刑事を期待してしまうんですが・・・。

 カーテンコールの時、西尾さんと松島さんって観客サービスにふざけてみせるんですね・・・ふだんから楽しいカンパニーなんでしょうね。

 今回1幕目に客席で着信音(アラームかもしれないけど)が鳴り響くということがあり、2幕目の始まるときに劇場のお姉さんたちが注意していました。まぁ、普通の着信音だったので、以前「オンディーヌ」を観にいったとき「マスカレード」が鳴り響いたのよりはマシだとはと思いつつも・・・。

 さて、5月6日地元FMに鈴木涼太さんが登場されました。平日だと無理な時間帯ですが、今回は振り替え休日だったので聞くことが出来ました以下鈴木さんのインタビューへの回答をブルーの文字で抄録・・・正確なメモを取っていませんので記憶のままですが)最初DJの人が鈴木さんを紹介するのに「コクリツ音大声楽科を卒業され・・・」と言っちゃったんですよ。鈴木さんはどう反応するのかな?と思ったら、言下に否定するようなことはしはりませんでした。やさしいなぁ鈴木さん。あとからDJに劇団四季に入るきっかけは?と問われた時に「国立(くにたち)音大で声楽の勉強をしていて・・・」とさりげなく訂正しておられました。大学卒業後の進路を考えているときに「友達が『涼太の歌を生かせる劇団四季という道がある』と教えてくれて何にも知らずにオーデションを受けた。入ってから色々とカルチャーショックだった」のだそうです。何に驚いたかというと「ダンスの練習」「いきなりタイツでバレエにびっくりした」「みんなのエネルギーがすごかった」とか。本番後はどんなことをするの?の問いに「みんなでご飯を食べに行ったりとか」。休演日は? 「喉を大事にするためにあまりしゃべらないようにしている」「筋肉のケアのためにマッサージに行ったり」「京都はかわいいカフェがたくさんありますね」「料理もします」とのこと。「昨日は終演後に余裕があったので花田えりかちゃんが料理を作ってくれて」「同期のベルナルド役の望月龍平って言うのが料理がうまいんですよ」「昨日もアボガドとわかめのわさびマヨネーズ和えを作ってくれて・・・」「龍平ん家へ行くとどんどん料理が出てくるんですよ」と。出演者同士いつも一緒にいることが多いのか、と聞かれて「みんな仲がいいです」「でも対立の物語なので朝はあまり(シャーク団の人たちとは)しゃべらないようにしている」「目も合わさないようにしています。」「ベルナルドの目の中に龍平を見てしまうとやりにくいんですよ」「終演後には仲良くします」ということでした。望月龍平さんとは同期ということで格別仲がよいのだなぁ・・・とほのぼのと伝わってくるインタビューでしたよ。ウェストサイド物語は一目ぼれの話だけどそういう経験はあるかと聞かれて「僕は一目ぼれはないタイプですねぇ」相手のことをじっくり時間をかけて知っていくタイプなのだそうです。結びは「いつも暖かく応援ありがとうございます」と言いながら公演の案内をする鈴木さんでした。最後は「Maria」が流れました。録音しておけばよかった!

 演目の違う話題ですが、この前病院の待合室で「Hanako west」6月号を偶然開いたら、「オペラ座の怪人20周年」ということで、1ページですが佐野正幸さんと苫田亜沙子さんの対談が載っていました。ブレスが4小節しか続かない苫田さんに、「8小節は伸ばすように」にと、まるでファントムのように佐野さんが指導してくれたとか・・・こぼれ話的なことが載っていて面白かったです。

 

  

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