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2008年2月24日 (日)

「「川端康成と東山魁夷 」展、「憧れのヨーロッパ陶磁」展

 映画や芝居を見に行ったついでに、今月は2回も美術展等に行く機会に恵まれました。

「川端康成と東山魁夷 ~響きあう美の世界~」展

Photo_17    ←展覧会のチラシです。10日に映画 「歓喜の歌」を見に行ったついでに京都文化博物館まで足を伸ばしました。

 川端康成氏と東山魁夷氏は親しい交友があったそうで、二人の往復書簡、川端氏の墨蹟、川端康成記念会所蔵の美術品、と東山魁夷氏の作品、という、異色の、盛りだくさんな展覧会でした。とはいえ、私はさほど川端氏(ノーベル賞作家とはいえ、作風が余り好きになれない)には興味がないので、書簡や墨蹟などはおざなりにみることになってしまい、ごく短時間の鑑賞でした。東山魁夷氏の日本画は、ありがちな感想ですがその青や碧の色使いがとても好きなのでじっくり鑑賞しました。「緑のハイデルベルク」「北山初雪」「月篁」・・・ため息が出るばかりの透き通ったような美しさでした。

 17日に京都劇場に行く前に、足を伸ばしたのが国立京都博物館「憧れのヨーロッパ陶磁~マイセン・セーヴル・ミントンとの出会い~です。普段自分の使う食器にはたいして凝ったこともない私ですが、(どちらかといえば磁器の方が好き、ぐらいのこだわりしかないので、自分でも無趣味だなぁと思いながらコレールや安手の瀬戸物を愛用してます。記いただけるのなら清水焼に代表される京焼でしょうか・・・)もちろん人並みにロイヤル・ドルトン、ウェッジウッドなどの高級洋陶への憧れはありますので、見に行ってみました。

Photo_18←チラシと入場券です。常識的なことかもしれませんが、陶磁器の作風や文様が東洋から西洋へ、そしてまた東洋(日本)へと互いに影響しあっている(学びあっている)ことを実物を通して目の当たりに出来たことが、やはり興味深かったと思います。

 私は華やかなものが好きなので、近世以前のものよりも、近代以降の美しい陶磁器に見入ってしまいました。特に気に入ったのは、食器や容器ではなく飾り物ですが、マイセンの「猿のオーケストラ」です。かわいくて可笑しみもあります。ほかに全く知らなかったハンガリー、ジョルナイのエオシン釉の焼き物の金属的な色合いにも惹かれました。その深見のある赤や青の美しさ。マイセン磁器のテーブルコーディネートが3箇所であり、見ごたえがありました。特にスワンをかたどった白磁の美しいこと!

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