「少女マンガの世界 原画’(ダッシュ)京都展」
おととい、梅田芸術劇場での「ファントム」 (私の「ファントム」観劇記はこちらに→http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_c6a8.html http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_ab53.html http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_dbb8.html )の開演が3時だったので、午前の時間を利用して京都国際マンガミュージアムに行ってきました。京都と大阪と距離は離れているけど、交通至便だし阪急に乗るついでというものです。それに、持っていた特別展の招待券が14日までだったし。私は2度目だけど娘は初めて。たくさんの「マンガの壁」に目を丸くしていました。とりあえず、館内を一巡り。特別展は「少女マンガの世界 原画’(ダッシュ)京都展」。あすなひろし・今村洋子・上田としこ・上原きみ子・北島洋子・佐藤史生・高橋真琴・竹宮惠子・巴里夫・水野英子・わたなべまさこ(敬称略)のみなさんの、複製原画の展示でした。私にとっては懐かしいマンガ・漫画家さんたちですが、娘にとっては知らない人ばかり。でも絵やタッチの比較などしながら楽しく鑑賞しました。高橋真琴さんの作品は絵物語や塗り絵、紙製の着せ替え人形で親しんできましたが、マンガも描いていらしたんですねぇ。美しいお姫様や令嬢の絵にあこがれたものです。巴里夫さんのマンガは「りぼん」で愛読していて、学童疎開を描いた作品に涙したこと、わたなべまさこさんの作品で、アウシュビッツやシャム双生児をあつかったマンガがあったことなどを思い出しました。そういえば「ガラスの城」の姉妹はどうなったんだっけ?水野英子さんの作品はわりと近年に文庫で再版されているのに、すでにほとんど絶版状態・・・。今回あらためて読みたくなった作品がいっぱいあるのに・・・。古本屋めぐりするほかないのかなぁ。娘は、原画を見ていくつかの作品に興味を持ったようで、わが家にある本は読んでみようと決意した模様です。
あとは昼まで、ふたり別々に好みのマンガを手に取り、至福の時(オオゲサ?!)を過ごしました。楽しい施設ですねぇ。若干、本の並べ方の規則性が判りにくいのですが、コンピュータで蔵書検索もできるようになっていて便利です。惜しむらくは・・・特別展に異動してあった水野英子さんたちの作品が読めなかったこと。1日中でもマンガを読んでいられそうですが(その日のうちなら、何度でも出入り可なので、途中でランチやお茶に行くのもOK)、この日のように半日、と区切って行くほうが私の小児はあっている幹事です。だって一日中マンガに読みふけると、怠け者になったような罪悪感がわいてきそうで・・・。。
ランチは新風館のTAWAWAで。ここのランチは本当にお得です。メインディッシュとデザートを抜いてサラダバーとパンだけでも、この値段で大満足です。娘は初めて連れて行ったのですが、とってもおいしいサラダバーをたっぷり食べた上にデザートまでついてくるのに感激することしきりでした。いつも家では和風ドレッシング一辺倒なのですが、一昨日はイチゴドレッシング・九条ねぎドレッシング・聖護院大根ドレッシングなどいろいろ試してみました。どれもとびきり美味しくて・・・。また、サラダバーにあるお惣菜(京のおばんざい)風の野菜サイドディッシュも絶品でした。白菜の炊いたん、大根の煮物、かぶのきんぴら・・・
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