「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」
わ~、とうとうアクセスが2万件超えました。1万件を超えるのは1年近くかかったのに、2万件はその後半年足らずで・・・。それもこれも、「ファントム」の辛口批評へのアクセスが多かったから・・・・と思うとたくさんの人にブログを見ていただいてうれしいと思う反面、複雑な気もします。
今日は先週観た映画の感想です。
前作がとってもおもしろかったので、14日、わくわくしながら観にいきました。全編ハラハラ、ドキドキ、宝はどこから見つかるのか、どんな宝なのか、どういう経過をたどるのか、恐ろしいことが起こるのでは??等々、ラストに向けて期待感いっぱいで大いに楽しみました。
ニコラス・ケイジ主演「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」です。
前作では、12世紀のテンプル騎士団からフリーメイスンに受け継がれた財宝を探し当てる話でしたね。暗号の鍵はアメリカ独立宣言書にあったと記憶しています。今回はリンカーンの暗殺にまつわる謎、暗殺者集団が残した、アメリカ先住民の宝物を探す話です。
『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』来日記者会見 配給ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン 提供:@niftyコンテンツ |
以下ネタバレありありです。ご注意ください。
時は南北戦争終結の年、祝賀ムードの中、ゲイツの先祖(1作目にも出たトーマス・ゲイツ)が酒場に幼い息子・チャールズといる時、古い日記を差し出して暗号解読を頼む男たちがいた。古い日記帳に書かれた暗号に取り組むトーマス・ゲイツ。男たちのうちの一人は、酒場を抜け出し、劇場へ向かう。ロイヤルボックスのリンカーンは彼、ブースに暗殺された。ゲイツは暗号解読の途中、男たちが不穏な団体に属しているのに気づき、それを指摘して、息子・チャールズの目の前で撃ち殺される。瀕死のゲイツは財宝の行方を隠すために日記の暗号のページを破って暖炉へ投げ捨てるが・・・。
こちらは現代のスミソニアン博物館。ベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)が、公演をしている。もし自分の先祖・トーマスのとっさの機転がなければ、南軍側が財宝を手に入れて勝利していたかもしれないと結ぶベンに、質問した男がいた。その男ミッチ・ウィルキンソン(エド・ハリス)は、例の日記の燃え残りを持っていて、トーマス・ゲイツこそリンカーン暗殺の首謀者だったと言うのだ・・・・。翌日の新聞に、ゲイツ一族の醜聞として、リンカーン暗殺の記事が出る。ベン・ゲイツは先祖の汚名を晴らすために、件の財宝を探そうとするが・・・。公文書館に忍び込み、パリに行き、自由の女神像を空からのぞき、バッキンガム宮殿の、見学者が入れないところから暗号のカギを持ち出す。そのカギをめぐってのロンドンでの凄まじいカーチェイス(ミッチ一味がすごい勢いで追いかけて来る、アクションシーンは見せ場です)の末、カギの内容を保存して、敵の目の前で河に投げ込みのだが、その保存の方法が奇想天外。天才ハッカー・ライリーの面目躍如と言うところ。次にはホワイトハウス・大統領執務室に入り込み、あげくに大統領をまんまと誘拐して・・・。
いやもう、発想がすごいです。巨額の制作費がかかっているのでしょうが、たまらない面白さ。痛快娯楽巨編です。なんて面白いの~~~!!!
ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 ポスター 販売元:アーティス・シネマ・コレクターズ アーティス・シネマ・コレクターズで詳細を確認する |
前作で、ダイアン・クルーガー演じるところの古文書の専門家・アビゲイル・チェイス博士と結ばれたはずが、家を追い出された格好で、父・パトリック・ゲイツ(ジョン・ボイド)の家に身を寄せているゲイツ。観ているうちに、図らずもゲイツ父子とそれぞれの妻との不仲の原因が同じところにあるのがわかって、うなずいてしまうところがあります。妻が家事育児で仕事をセーブせざるを得ず、キャリアアップもままならないというのに(あるいは、家事育児など関係なくても)、夫は自分の好きなことを勝手に楽しくやっていて、研究や名声、彼らの場合は探検でしょうか・・・もどんどんすすめていく・・・、きっとアメリカでも、こういった女性の不満が離婚原因になっているケースは珍しくないんでしょうね。今後は2カップルとも、手を取り合ってトレジャー・ハントをしていく展開があるのかしら?
前回の財宝発見者の一人として、アメリカ史と陰謀に関する著書を宣伝しても「あなたがゲイツ氏?」ほ訊かれて、誰も彼のことなど気にとめていない・・・という屈託を抱えるライリーですが、今回も大活躍。今後は彼にもハッピーがいっぱいめぐってきそう?
↓前作DVDです。廉価版が出ているんですね。
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ナショナル・トレジャー 特別版 販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント |
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ナショナル・トレジャー 特別版 |
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