「La Harpe」2008年2月号
「ラ アルプ」の2008年2月号がとどきました。先月号(2008年1月号)の「四季遊歩道(プロムナード)」には、保坂知寿さんが退団後の挨拶に四季芸術センターを訪問した・・・という記事でしたが、今月号は石丸幹二さんの劇団四季宛のメッセージ。寒中見舞いという形式での挨拶でした。これは私信扱いにすべきものなんじゃないかな・・・。アルプに掲載されるのなら、「劇団四季の皆様・・・」ではじまるメッセージではなくて、「四季の会の皆様・・」というメッセージじゃないと理屈に合わない気がします。その上に掲載の「正月便り」は劇団内部での文書の公開だから、「劇団メンバーの皆様へ」から始まる正月の挨拶で適切だと思います。が、石丸さんの記事は絶対腑に落ちない。なんでこんなメッセージをわざわざ載せるのか・・・。添えられた写真の石丸さんの笑顔がステキなのと裏腹に、退団と言う事実の寂しさ以上に、悲しい記事だと思いました。
今号の他の記事を見ても、ハムレット・美女と野獣・異国の丘・・・・と、石丸さんのステージが懐かしすぎて、もう2度と見られないなんてがっくり・・・。オペラ座の怪人では石丸さんのCDでしか知らないラウルが見たかった気持ちが募るし、ファントムの役をされたら、どんなにすてきな歌声を響かせられたことだろうか・・・と、思ってしまいます。ウェストサイドのトニーも見たかったな・・・。あるいはマンマ・ミーアのドナ、もう一度保坂さんで観たい!と思わずにはおれなくて・・・。いつも昨年の秋の騒動まではワクワクしながら「ラ アルプ」を読んでいたのですが、最近はそのワクワク感が大幅に減っていたところ、今月号では寂しさばかり感じてしまいます。
とはいえ、高井治さんがマシュー役お稽古中を語る「きらめきの瞬間」、関西出身・京都芸大出身ということで特に応援したくなる可愛らしい苫田亜沙子ちゃんの「四季第二章」はふむふむと読むことが出来ました。「赤毛のアン」、京都劇場に来ないかな・・・。
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