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2007年12月27日 (木)

『銀の狼』さいとうちほ著

 宝塚歌劇の演目、5編をコミック化した本です。

『銀の狼』 さいとうちほ画 宝塚歌劇団原作 小学館文庫刊

 表題作『銀の狼』は1991年、月組・涼風真世・麻野佳世・天海祐希主演で公演されたもの。記憶喪失の、銀色の髪の殺し屋・シルバが主人公。近代ヨーロッパのある国の政治的陰謀を描きます(近代ヨーロッパの架空の小国の政治的陰謀・・・ってパターン、多いですね)。

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 ほかの4作は

 「彷徨のレクイエム」は1981年、麻実れい・遥くらら・寿ひずる主演での雪組公演から。帝政ロシア最後の皇女、アナスタシアの物語。

 「トウランドット」は1952年の月組公演、春日野八千代・故郷明美主演でのもの。私は2002年の宙組公演、「鳳凰伝~カラフとトゥーランドット」は観ましたが・・・もちろんもとは同じプッチーニのオペラですが・・・戦後すぐのバージョンと21世紀のバージョン、どう異なっているのか、どう進化しているのか映像でいいので見比べてみたいし、レクチャーしてもらいたいです。

 「天使の微笑・悪魔の涙」は1989年、剣幸・こだま愛・涼風真世主演の月組公演から。原作は「ファウスト」です。

「バレンシアの熱い花」は1976年、榛名由梨・瀬戸内三八・順みつき主演の月組公演から・・・。あれ、5作のうち4作までが月組公演からだぁ・・・偶然かなぁ??つい最近も宙組で再演していましたね。これは原作があるのでしょうか?「快傑ゾロ」と雰囲気が似ていますね。

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 もともとのお話をよく知っている3作、割に単純なストーリーの「バレンシアの熱い花」に比べ、「銀の狼」はちょっとストーリーを追いかけるのが難しかったです。100ページほどの短編にするのに無理があるってことなのかな・・・。やはり舞台で見るのに若くはないのはもちろんですが、少女マンガのストーリーとタカラヅカとは相性がいいと思うので、マンガの舞台化のみならず、舞台の漫画化もどんどん取り組んでいただければうれしい気がします。

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「銀の狼」は近年の再演で朝海ひかるさんも演じておられるんですね。

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