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2007年12月27日 (木)

『大奥 第三巻』 よしながふみ著

 赤瘡・・・あかもがさという男だけがかかる重い伝染病のため、男性人口が極端に減った江戸時代前期。将軍をはじめ表に出て働くのは女、大奥は男ばかり・・・というパラレルワールドを描くコミック。1巻で女性ばかりの江戸城と男性ばかりの大奥、庶民も含めて仕事をするのは女性、少数の男子は極端に大事にされているという作品世界を提示し、2巻以降で、そういう社会に至るまでの将軍・家光を『中心として物語を描いている。

『大奥』第三巻 よしながふみ著 ジェッツコミックス刊

 この第三巻では有功と出会った家光(千恵)の成長と二人の愛、有功による大奥の改革、春日局の死から家光(千恵)の女将軍としての顕現までを描きます。

 

Book 大奥 第3巻 (3) (ジェッツコミックス)

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大奥 3

大奥(第3巻) 大奥(第3巻)

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 最後のページの家光(千恵)の凛として美しいこと、有功の行動の興味深いこと(元僧だけあって献身的で優しい、頭も良い、組織作りの天才!)。第4巻の出版までまた1年末のだろうか・・・。でも良い作品を産み出してもらうためには、読者があせってせかすわけには行かないものね・・・。待ちましょう。今後、どういう形で女社会になっていくのか、この交代劇がどう描かれるのか、ホントに楽しみです。

第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞

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