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2007年11月24日 (土)

映画「しゃべれどもしゃべれども」

 原作がとっても面白かったので、映画もとっても観たかったんだけど、この春のロードショー時には映画館まで足を運ぶことが出来なくて見逃していました。でもラッキーなことに

映画「しゃべれどもしゃべれども」が、先月、近くのシネコンで上映されました。とっても楽しく観てきたことを、1ヶ月遅れでリポートします(~_~;)

 普通、原作が良くて見た映画やドラマは、「やっぱり原作の方が良かった」とか、ひどい場合は「原作の好イメージをブチコワシじゃないの、キーッ(・へ・)」というような感想を持つ方が多いのですが、「しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫) 」の場合は、落語という実演芸術が重要なテーマであるせいでしょうか、実際に「火焔太鼓」や「まんじゅうこわい」などの落語が口演されているのを聞ける、観ることができるのも楽しかったです。惜しむらくはその落語を全部は聴けなかったこと。まぁ、落語部分までを全編収録していたのでは4時間以上の映画になってしまうでしょうけれども。この、映画では部分しか観られなかった落語ですが、先日発売されたDVD「しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組)」には特典ディスクに未公開部分も収録されているとか・・・。ぜひ観てみたい!

しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組) DVD しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組)

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2007/11/09
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 落語の師匠を演じる伊藤四朗に特に文句があるわけではありませんが、ほかに「タイガー&ドラゴン」の西田敏行といい、「ちりとてちん」の渡瀬恒彦といい・・・名男優のみなさんが落語家を演じてもすばらしいのは承知の上ですが、・・・ここにホンモノの落語家が登場してくれたらもっと面白いんじゃないかしら、と思ってしまいます。

 おばぁちゃんっ子でお人よしの若手落語家を演じる国分太一は、TOKIO、ジャニーズという華やかな日常とはまったく違う、地味でまじめなキャラを好演していたと思います。

 いつも可愛くてきれいな香里奈は、ものすごく口が重くて、不愛想、たまにしゃべってもキツイ言い方しかできない十河五月役。でも外見はすごい美人という役柄ですが、正直、あの香里奈が前半は美人にはまったく見えませんでした。いかに表情が美人を作るかがわかったような気がします。物語が進み、十河五月の表情が変わっていって、ひたむきさがいじらしいな・・・と感じるようになると、本来の美人が際立ってくるんですよ。女優さんってすごいなぁ・・。

 八千草薫さんはもうなんにもいうことなし。原作のおばあちゃんよりちょっと優しげに感じられました。

 子役の森永悠希君。もう、バッチリ村林優そのものです。桂枝雀のDVDを一生懸命観て、一生懸命覚えたであろう「まんじゅうこわい」最高です。クラスの人気者に絶対なれると思う。

 ほうずき市や隅田川の遊覧船、主人公の家や町並みなど東京下町の情緒にあふれた映像やゆずの主題歌もステキでした。

国分太一のしゃべれどもしゃべれども Book 国分太一のしゃべれどもしゃべれども

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↑こんな本も出ているのですね。ちょっと読んでみたいなぁ・・・。

原作はこれ↓

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫) Book しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

著者:佐藤 多佳子
販売元:新潮社
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 傑作です。私の感想はこちらに書いています→http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_4c46.html

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