ナスカ展
「ふたりのロッテ」を観たあと、地下鉄に乗って烏丸御池へ。京都文化博物館で「世界遺産 ナスカ展 地上絵の創造者たち」を見てきました。ナスカの地上絵といえば、昔、宇宙人が描いたとかオカルトがらみの・・・かなり「トンデモ」な説を子どものころに、読んだ記憶があるだけ。アメリカ大陸のどの辺りにあるかもまったく知らず、南アメリカの文化といえばマヤ・インカという学校時代の知識の残滓があるだけの私。アンデス文化にナスカ文化というカテゴリがあるのにまずびっくり。でも音楽ではフォルクローレがちょっと好きだったので(といっても民族楽器はケーナとチャランゴぐらいしか知らないのですが)、なんとなく親しみを持って見ることができました。ミイラや骨に外科手術、頭部の人工的な変形の跡が残っているのにもビックリ。
「バーチャルで飛ぶ!ナスカの地上絵」と銘打たれたスクリーン映像は、実際に遊覧飛行をしているような映像だったのですが、いかんせん、自分で車を運転していてもたとえば老ノ坂や周山街道(ローカルなたとえで恐縮)のようなところでは毎回酔ってしまう私、この映像には最初の数分でgive up。娘はたいそう興味深かったそうです。わたしは、別のところで映されていた映像で、実際に航空から見たら、古代の地上絵よりも車の轍のほうがくっきりと見えることの方に衝撃を受けました。
これは民族学や南米に少しでも興味のある方には一見の価値ありの展示でした。ミュージアムショップはさながらペルー物産展という感じ。地上絵のデザインはサル・シャチ・鳥など、どことなくかわいらしいし、 リャマのぬいぐるみやアルパカの帽子なども買いたかったけど財布と相談してあきらめて、「ナスカ金太郎飴」なるものを買ってきました。これは京都限定なのでしょうか?
TBSのHPに「ナスカ展」の公式サイトがあります。詳しくはそちらをどうぞ。瀬木貴将さん作曲のテーマ曲も良かったです。
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