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2007年8月12日 (日)

「オーシャンズ13」

 水色の文字部分、ちょっとネタバレありです。ご注意を*

 ターミナル(梅田駅とか)などそこら中に大きなポスターがはってあるんだもん「やりまっせ!」。早く観たくて、観たくて、8/10、初日に観にいきました。スティーブン・ソダーバーグ監督の「オーシャンズ13」。

 面白かったです~。前2作に比べていかがなものか・・・という感想も聞きましたが、わたしは2作目「12」よりも「13」の方が好きです。まぁ、1作目「オーシャンズ11」が一番素直に楽しめたような気はしますが、だからといって続編が面白くないわけでも、マンネリなわけでもなくてインパクトが1作目は最初だから大きかったのだと思います。

『オーシャンズ13』来日記者会見
配給ワーナー・ブラザーズ映画
提供:@niftyコンテンツ

 今回はラスティー(ブラッド・ピット)が、何人かでどこかのビルに派手に押し込んでいるシーンから始まります。そこへ一本の電話。ラスティはやりかけの仕事(たぶん強盗でしょう)を放り出して空港へ。ルーベンが心筋梗塞で倒れたのです。かつてはいくつものカジノを経営して、ラスベガスの帝王だったルーベンは、アル・パチーノ演ずる老獪なホテル王・バンクに共同経営者にすると持ちかけられ、ラスベガスにバンクが建設する新しいホテルに50%もの出資とフランス人シェフらの斡旋をしたのに、裏切られ、脅され、ホテルに関する権利を何もかも奪われタショックで倒れたのです。ダニー(ジョージ・クルーニー)たち10人(ルーベンは終わり近くまで臥せったままなので)は三たび集結し、復讐を誓うのですが・・・・。

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 今回仲間内に女性は登場しません。テス(ジュリア・ロバーツ)やイザベル(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の活躍がないのは残念な気もしますが、二人が今回一緒に来ないわけをほのめかすような会話を、ダニーとラスティーが浮かない表情でしています。女性の仲間が出ない代わりに、意外な人物が仲間として出資します。

 そう、旧知のテリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)。自分の商売敵憎しで、ダニーの話にのるテリーですが、でもやっぱりテリーはテリーなわけで、出資の条件もとんでもなければ、あとから「12」の時のフランスの彼も登場するしで、やっぱり仲間じゃなかったです。対するダニーの出資金の返し方がベタで楽しかった。GOOD!

 ストーリーは結構込み入っていて、というか、筋は単純なのかもしれないけど、行間を読むように、少しの伏線やほのめかしから、登場人物の心理や行動を推測しないといけない部分が多いと思います。少し頭を働かせて観ないといけないと言うか・・・。たとえば、賭博に使うダイスに細工をしにメキシコの工場へ行ったはずのバージル(ケイシー・アフレック)が、なぜ労働争議を扇動するのかなどはパンフレットを読まないとわかりにくかったりします。最後に至るまでジェットコースター的に展開が面白い部分もあるけど、考え落ちもあるし、パンフレットの32ページに薀蓄的なキーワード解説が載っていますが、こういう知識があるとないとでは映画への理解が全然違うと思います。

 バンクのホテル、とっても豪奢でぜひ大金持ちになってあんなところに泊まってみたいと思いますが、このグランドオープンセレモニーの余興に相撲がでてきます。やはり日本での人気を意識しているのでしょうか?

 犯罪界の御曹司(?)ライナス(マット・デイモン)は、今回こそ父母の干渉や心配を断ち切り、一人前の男前詐欺師になるべく、主要な登場人物中唯一の女性、バンクの秘書・バーキン(アビゲイル・スポインダー)を誘惑する役を買ってでます。ダニーの指名はラスティだったのに、強引に。そんなものは不要だと文句を言いつつも媚薬まで使って・・・。成功はもう目の前、でもそこに登場したのは・・・・。前作ではママに助けられたライナスですが今回は・・・。「ブラザーズ・グリム」へのオマージュと言われている大きな付け鼻も見ものです。水を飲もうとする時の四苦八苦振りとか。

 ブラッド・ピットのエセ科学者の扮装も笑えます。このほか随所にくすぐりがありますが、前述のキーワードのような知識がないために流してしまったところが数々あるのが残念です。罪もないのにバンクへの報復に巻き込まれてしまったホテル鑑定家に対する悪戯が気の毒ですが、エピローグのつけ方もありがちだけど、なんだかほのぼの。ラスティの笑みがいいです。

 長々と書くとどんどんネタバレばかりになりそうなので、最後に字幕についての文句をひとつだけ。ある登場人物がレストランで色々注文するのですが、いくつかの料理の名前の後「SparklingWater」って言うんです。で、その字幕が「ガス入りの水」・・・。「ガス入りの水」って何やねん!? 直訳でも「炭酸水」が普通でしょう? 

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