「MAHOROBA」「マジシャンの憂鬱」その1
2週間ぶりの更新です(>_<) 出張×3・検診・研修出張・通院・子どもの合宿etc.・・・と、なんだかとっても慌しくて、家のパソコンに落ち着いて向かう時間がちっともありませんでした。めずらしく電車に長時間乗って泊付きで出張したり、通院時間(待合時間)が長かったので、たくさんの本は読めたのですけどね。読書記録はまた後日おいおいアップするとして、とりあえず今日は久しぶりの休日。宝塚で心の洗濯です。
今日8月5日、宝塚大劇場では月組公演「スピリチュアル・シンフォニー MAHOROBA ミュージカル マジシャンの憂鬱」の3日目。 左の写真はプチ・ミュージアムに展示されていたこの2作品の、キャストサイン入りシナリオです。
「MAHOROBA」には「遥か彼方YAMATO」という副題が付いています。作・演出・振付は謝珠栄さん。イザナギ・イザナミの国生み神話とヤマトタケル伝説に材を取ったファンタジックなショー。私はショーやレビューはどちらかというと苦手なのですが(ダンスシーンばかりだと飽きてしまうことがあるのです^^;)、今回はず~っとストーリーが繋がっていたので楽しく観ることができました。記紀神話は学生時代結構専門的に学ばされましたし。瀬奈じゅんさんのイザナギと彩乃かなみさんのイザナミが天の浮橋で 天 沼矛(あめのぬぼこ)と勾玉を持って淡路島(淤能碁呂島(おのごろじま))を作り出すところからお話が始まります。国土の後はたくさんの神様たちを生んで、80人を超える月組の皆さんたちが名前の付いたおなじみの神様たち以外にも天女や風・木・海・川・水・火・草等々の神子や神の使いたちとして舞台いっぱいに勢ぞろい。壮観でした 。神たちが現れるたびに霧矢大夢さん演じるサルメと大空祐飛さん演じるサダルが紹介してゆきます。
国生み・神生みの後は時代が飛び、お話も飛び、いきなり瀬奈じゅんさん演じるオウス (小碓命=後のヤマトタケル)と叔母のヤマトヒメ(花瀬みずかさん)、巫女オトタチバナヒメ(彩乃かなみさん)があらわれます。
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MAHOROBA(CD) |
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蒼風 アーティスト:上妻宏光 |
劇中の色々なところで三味線の音色が聞こえますが、その三味線を担当しているのががこの上妻宏光さんだそうです。特に「MAHOROBA」第8場吹雪・・・ヤマトタケルが鬼たちと争うシーンでは作曲も担当されています。自ら三味線を30本以上も重ねて録音、さらにこの曲のために「ベース三味線」なるものまで作らはったとか・・・。このアルバムには「MAHOROBA」より「天翔る鳥」、さらにNHK大河ドラマ「風林火山」の紀行テーマ曲の「『風林火山』~月冴ゆ夜~」も収録されているそうです。
・・・もうかなり遅くなってしまったので「マジシャンの憂鬱」については明日にします。
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MAHOROBA/マジシャンの憂鬱(DVD) |
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