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2007年5月29日 (火)

『電車告知人』鳥越一朗著

ご当地小説、というのかな?京都の出版社が刊行した、京都生まれ・京都育ち・京都在住の著者による、京都を舞台にした小説です。

『電車告知人~明治の京都を駆け抜けた少年たち』 鳥越一朗著 ユニプラン刊 京都の路面電車の草創期(ということは日本の市街電車の草創期でもある)、明治28年から37年の10年間、事故防止の名目で「危のおっせ~、電車が来まっせ~」と叫びながら、チンチン電車の前を走った「先走り」「告知人」という少年たちがいたのをご存知でしょうか?昼間は走行中の電車に飛び乗り、飛び降りしながら、人通りの多いところや交差点などで電車を先導し、夜はちょうちんを掲げ、昼間よりも大声を張り上げて路線の基点から終点まで(たとえば塩小路七条から南禅寺)ほぼ全部を2本の足だけで走りとおす13~15歳の少年たち。市電の前身・京電の北野車庫から東へ向かうチンチン電車の前を、和服姿の男の子が走っている~そんな写真を発見して興味を持った著者が、想像を膨らませて書いたのがこの小説です。

電車告知人―明治の京都を駆け抜けた少年たち Book 電車告知人―明治の京都を駆け抜けた少年たち

著者:鳥越 一朗
販売元:ユニプラン
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 丁稚奉公の先を飛び出してきた13歳の敬二郎は、幼馴染の健夫と共にある日「健康デ足ニ自信ノアルモノ」という添え書きのある電車告知人募集の張り紙を見ます。告知人とは何かわからぬままに説明会に行った二人でしたが・・・。

 危険で過酷なこの仕事を選んだ少年たちを描いているのですが(片足轢断という悲劇のエピソードもある) 、ロシア人少女との交流や英国人陸上選手との競走などのエピソードも描かれ、終始明るいトーンで興味深く、時に楽しく読めました。

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「MOVIE STAR (ムービー・スター) 」2007年 6月号 ほか

 一昨日見た「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」 の興奮がいまだ冷めやらぬ私。今日も、ジョニーがチラッと出るからと「学校へ行こう」MAXを観て、スピリチュアルなんて今の流行は許せないと思っているのに、オーリーを観るためだけに「スバリいうわよ!」になってもチャンネルを変えなかったのでした・・・・。

 というわけで、雑誌「MOVIE STAR (ムービー・スター) 」の今月号も読み直し。映画を観た後読み直すと、サラっと読み飛ばしていたところも新たな思いで読めます。たとえば、キーラ・ナイトレイが「ドミノ」ではボディダブルを使用したけど、最新主演映画「アトーンメント」では“足ダブル”を使用している・・・というような記事があるんだけど、「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」にも、キーラ(エリザベス)の脚~足のアップがあって、十分美しいシーンになっていたんだけど~~どうなのかしら~とかね。この写真はあのときのだな・・・とか。

MOVIE STAR (ムービー・スター) 2007年 06月号 [雑誌] Book MOVIE STAR (ムービー・スター) 2007年 06月号 [雑誌]

販売元:イン・ロック
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2007年5月28日 (月)

『まんまこと』 畠中恵著

 病弱な若旦那と(人間)と、妖(あやかし)たちがさまざまな謎を解くお江戸ファンタジーしゃばけ (第13回日本ファンタジーノベル大賞受賞)シリーズでブレイクした作者・畠中恵の新刊、 『まんまこと』 。大変面白く読みました(^o^)。

 「しゃばけ」シリーズと同様江戸の市井が舞台ですが、この作品にはファンタジー要素は全くなし。妖(あやかし)たちは登場しません。江戸は神田の町名主の長男、二十二歳の高橋麻之助が主人公。麻之助は16歳までは生真面目で勤勉という、名主の跡取り息子としてふさわしい評判で通っていましたが、あるときふっつりとお気楽な人間になって、同い年の親友・八木清十郎(隣の町内の名主の跡取り息子・よくもてる)とぶらぶらしたりたわいない悪さやけんかをしたりして過ごしています。二人は謹厳な同心見習い吉五郎とも、町道場のかつての同門として町方と武士という身分を超えた親友づきあいをしています。

まんまこと Book まんまこと

著者:畠中 恵
販売元:文藝春秋
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 その麻之助の元に、様々な難題が持ち込まれます。まぁ、町名主の家ですから当然ともいえますが。身に覚えがないのに、おなかの赤ちゃんの父親にされそうになったり、小金持ちの中年男に空想上の娘が現れて親戚同士で揉めたり、万年青の育て主探しや、我が子の忘れ形見を捜す地方武士や、縁談を嫌っての家出や、清十郎の弟の誘拐事件や・・・。これら難題を親友たちとも協力して鮮やかに解いていきます。その過程で麻之助の十六歳の折りの、ある事件も、麻之助の哀しみも明らかになります。
 江戸の人情もの青春ミステリ・・・という感じですね。時代小説が好きでなくても楽しめると思います。
 とってもおもしろかったので、「しゃばけ」シリーズを読み返したくなって、毎晩寝る前の楽しみに読んでいるところです。 

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2007年5月27日 (日)

「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」

  観てきました!待望の3部作完結編!パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド」・・・3部作中先行上映or初日に見ることが出来なかったのはこの作品だけ・・・・金曜日に開幕なんてちょっとズルイ~~~。まぁ昨日からの公開でも初日はむりだったわけだけど・・・気管支炎に苦しむ今日の私ですが、気管支拡張剤を飲んで、のど飴も用意して行きました。とにかく来週以降に日延べなんて絶対出来ませんでした、待ちきれない~。 すっご~く面白かったです。映画館を出たとたんに、もう一度入場券売り場に並びたかったぐらい。

ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)はもちろん最高にクールでした。でも今作ではオーランド・ブルーム(ウィル・ターナー)のファンが大量に増えることは間違いなし!スウィートなイケメンからタフなヒーローへ君子豹変したウィル。さすがに「完結編」だけのことはあります。 

 キーラ・ナイトレー演じるエリザベス・スワンは第一作ではただのお転婆できかん気なお姫様だったのに、やはり頼もしい21世紀型ヒロインに成長。船上でのアクションシーンなんて惚れ惚れします。自立志向の強い女性であくまでカッコイイエリザベス。アジテーターとしてもすばらしい。でもクスっと笑える場面もあります。バルボッサとシンガポールに、チョウ・ユンファ演じるところの東洋の大海賊サオ・フェンに会いに行ったとき、素直に武器を出さず何度か押し問答をして服を脱いで出した銃器の量といったら・・・。このあと、下品に笑えるシーンがあります・・・。

 ジョニデがジャック・スパロウの役作りに参考にしたといわれる、ローリングストーンズのキース・リチャーズも強烈な個性を発揮して登場。これまでのところ雑誌はおろかパンフレットにも印刷されていない、その姿。ジャックの父ティーグ・スパロウの登場シーンはごく短いのですが忘れられません。

 こんな風に書いていくと、どんどんネタをばらして長文を書いてしまいそうなのであと5点だけ・・・・。

 1.前作で島に置き去りにされたかに思えたワンちゃん、無事です。

 2.第1作から登場の、人は良さそうだけどオマヌケな兵士二人組、最後は宗旨替えです。こういったくすぐりがとっても楽しい&ウレシイ映画ですよね。

 3.意外な結末、思ったとおりのラスト、そしてエンドロールの後のシーンは次回作への展望をうかがわせる感じでした。・・・それにしても、前2作でこの映画シリーズではエンドロール(エンドクレジット)のあとにお楽しみのシーンがあることがわかっているはずなのに、結構たくさんの人がエンディングテーマの曲が流れると同時に席を立っていました。もったいな~い

 4.ジャック・ダヴェンポート演じるジェームズ・ノリントン、やっぱり結構いい奴じゃないの。最期のシーン、良かったです。エリザベスのことは本当に(政略結婚ではなくて)愛していたのね。

 5.カリブ海からシンガポールへ、航路はどっち?パナマ運河はまだ出来ていないから南アメリカ周りでも遠いよ~?・・・なんて余計なツッコミは入れたらだめですか?

 6.約2時間50分もの長い映画でしたが、全然長さを感じませんでした。もうずっと画面に釘付けで、1秒たりとも他所事を考えることもなく、イラチの私が「あと何分ぐらいかな~?」なんて一度も思いませんでした。むしろ、お話が省略されすぎに思えて(製作者・脚本家等の頭の中には映画には現れていない設定・サイドストーリーがいっぱいあるのでしょうね)、4時間ぐらいの映画だったら良かったのにと思いました。解き明かされていない謎がたくさんたくさん・・・・。続編を作って欲しいです、ぜひ!

パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールド・エンド オリジナル・サウンドトラック Music パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールド・エンド オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:サントラ
販売元:エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
発売日:2007/05/23
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 ↑このジャックもかっこいいですね~。

ちょっとだけネタバレな疑問点です。

 ・ティア・ダルマの反魂の秘法は、バルボッサにしか通じなかったのかしら?生き返らせてあげても良い人が他にもいるのに・・・、ジェームズとかスワン提督とか。特にウィル。もう超自然的な力を取り戻していたのに。

 ・カリプソが封じ込められたのが「人間の女性の中」ということなら、解放された後のティア・ダルマはどこに? 

 ・大航海時代の後で、アメリカが独立してなくて、東インド会社があって・・・といえば17世紀頃の物語と思われるのですが・・・その頃は船乗りたちも、もはや世界の涯は滝ではなく、地球は丸い(球形)と知っていたのでは?

 ・エンドロールのあとのシーン、①庇護者をなくしたエリザベスはなにを生活の糧に?なんといっても女性に権利のない時代だし、エリザベスの階級では女性は職業につくことが困難では?②ウィル・ジュニアが次に彼(オーリーのウィル・ターナー)に会うときは、彼はもう19歳、大人です。会えても嬉しくないかも?10年は長い。やっぱり何とかしなくては。続編が見たい~。

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販売元:ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
発売日:2007/12/05
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2007年5月26日 (土)

星の王子さま展

 土曜日なのに仕事だった今日(-_-;)、仕事帰りに大丸京都店のサン=テグジュペリの星の王子さま展」に行ってきました。

 「星の王子さま」、子どもの時(初めて読んだとき)にはなんだかよくわからない・・・なのに何か惹かれてしまう物語だと思いました。どちらかというと、「星の王子さま」なんてロマンティックな題名から(しかも作者はフランス人で~その頃の私のフランスのイメージは少女マンガで培われたもので、服飾デザイン・ファッショナブル・お城・王子様とお姫様って感じでした~飛行機のり)自分が連想していたような物語とは全く違いました。当時は内藤濯氏の訳のものしかありませんでしたが、大人になるまで、あるいはなってからも何度となく読み返し、そのたび違った印象で読みました。「かんじんなことは目に見えない」・・・・含蓄のあることばも、その時々で受け取る印象は違います。

星の王子さま―オリジナル版 Book 星の王子さま―オリジナル版

著者:サン=テグジュペリ
販売元:岩波書店
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 著者死亡後五十年以上たった今は色々な人(有名どころでは倉橋由美子、池澤夏樹、三田誠広の各氏等々)の翻訳した本やら、翻案した本、絵本、原題どおり『ちいさな王子 』と訳してあるもの、フランス語学習も出来るものなどなどいっぱい出版されていますね・・・。

 さて、展覧会ですが・・・、まずは著者愛用の自家用機(の複製?)に目を奪われました。赤くてちっちゃい、おもちゃのような飛行機です。著者の名にはアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリと「ド」がついていますから、貴族かなとは思っていましたが、生家の写真はやはりシャトーでした。 『星の王子さま』の物語をたどり、原画や落書きのような線画を観、著者の生涯をたどり、物語の謎にふれ、アイテムを分析し・・・、星を見上げて手を振ると鈴が鳴る(上記の本なら124~125ページ辺り参照)というちょっと子ども向けの展示もありましたが、夕方で比較的空いていたこともあってなかなか楽しく見ることが出来ました。ちょっと涙がにじむことも・・・

Photo_3 「星の王子さま展」のチラシとチケット、そして自分へのお土産に買った正装の王子のピンバッジです。

 

宮崎あおい主演の舞台「ミュージカル星の王子さま」やアニメのDVDも上映されていました。売っていたので買おうかな?と迷って、懐具合で買わずにやめておきましたが、家に帰って考えるとやっぱりほしい・・。どうしよう。今も迷っています。

ミュージカル 星の王子さま DVD ミュージカル 星の王子さま

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:2006/03/24
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2007年5月25日 (金)

『ニューヨークの魔法使い』『赤い靴の誘惑』

 「(株)魔法製作所」シリーズ、1『ニューヨークの魔法使い』・2『赤い靴の誘惑』 シャンナ・スウェンドソン著 東京創元社(創元推理文庫)を続けて夢中で読みました。

 私は、いつもは2~3冊並行して読む(居間で読む本・寝る前に読む本・お風呂で読む本・電車の中で読むためにおいてある本等々)ことが多いのです。というより長編をズ~ッと読んでいると、飽きてくる(気が多くて、他の本も気になっちゃう)か、飽きないときはその世界に入り込んでしまうので、そんなようなことを防止するためでもあります。が、とにかく読みたくてたまらない本がある時は別で、この2冊も久しぶりに「手放したくない!」「読み終わるのが惜しい」と思わせられた小説です。

Book ニューヨークの魔法使い <(株)魔法製作所>

著者:シャンナ・スウェンドスン
販売元:東京創元社
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 何しろ帯に「魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』」なんて惹句があったら昨年来の私の読書傾向としては、絶対読みたくなってしまうじゃありませんか・・・・。どこにでもいる平凡な女の子(テキサス出身<で、田舎者コンプレックスを感じている>・26歳・嫌な上司にこき使われ、仕事をまっとうに評価してもらえないOL・親の反対を押し切って都会に出てきた・合コンに誘われてもうまくいったためしなし)が主人公で、仕事も恋も(紆余曲折ストーリーはあったとしても)上昇気流に乗っちゃうという黄金パターンの物語。ニヤニヤしながら読み進んでしまいます。

 主人公ケイティは、ニューヨークに来て以来、羽のある人や地面の少し上を歩く人、尖った耳の人などを街で見かけますが、都会の人は変わったファッションをしているのだと思い込んでいます。他の人たちも何も気にしていないようだし、不審を問いただして田舎モノだと思われるのもゴメンです。でも、教会の屋根にガーゴイルがいるときといないときがあるのはちょっとおかしい・・・。会社では気まぐれで無能な上司にムカつく毎日。そんなある日地下鉄の駅でとてもステキな若者と、ステキだとは思えないのに周りの女性ほとんどから秋波を送られている若者にであってから、運命が変わります。破格の条件でヘッドハントされた先の会社はなんと魔法使い(や魔法の使える他の種族・・・ノームとか妖精とかエルフとか)が、魔法使いのために経営している会社、CEOはあのマーリン!ケイティは魔法の影響を全く受けない体質(免疫者・・・イミューン)のため、魔法使いの取引相手の目くらましや邪悪な魔法から、会社を守るために雇われることになったのでした・・・。

 裏表紙に「おしゃれでキュートなファンタジー」とありますが、まさにその通り。ロマンティックだし、普段ファンタジーなんか読まない大人の女性も、絶対ハッピーな気分で読み終えることが出来ると思います。

 それに、ケイティの仕事に向かう姿勢も、やっぱり嬉しく読めるんですよ。

赤い靴の誘惑 Book 赤い靴の誘惑

著者:シャンナ・スウェンドソン
販売元:東京創元社
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 続編の『赤い靴の誘惑』でのケイティは、両親がやってきたり、恋愛関係の騒動があったり、会社の中に敵のスパイがいるのを探したり・・・と、さらに大忙しです。ルームメイトたちとの友情も、イーサンとのデートの結末も良い感じ。最後のひとことも気が利いていて、早くラブリーなオーウェンとの続きの話を読みたいものです。本国アメリカではこの5月に第3作が出版されたそうですので、翻訳家さん出版社さん頑張って早く出してね。

この2作を読んで連想したのは『ブリジットジョーンズの日記』のほかに『プラダを着た悪魔』と昔の田辺聖子のハイミスOL小説の数々。と思っていたら「活字倶楽部 2007年 06月号 [雑誌]」(4月2日発売の2007春号)にも、『赤い靴の誘惑』の書評があって、そこにも『ブリジット~』や『プラダ~』を連想させる旨の評が書いてありました。・・と言ってもストーリーが似ているとかではなくて、たぶん、同じ読者層にウケそうな小説だと思われるのです。読んだあとの幸せな読後感が似ていて。

活字倶楽部 2007年 06月号 [雑誌] Book 活字倶楽部 2007年 06月号 [雑誌]

販売元:雑草社
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2007年5月22日 (火)

劇団四季「コンタクト」 ダンスセミナー

 先日ムスメが京都劇場「コンタクト CONTACT の学生限定企画とかでダンス・セミナーに参加させていただきました。学生限定・・・ウラヤマシイ( ̄。 ̄;)   ざっと150人ぐらいを3チームに分けて、京都劇場の舞台に順番に上がらせていただいて、劇団四季の俳優さんたちにPart3のスイング・ダンスを「Runaround Sue  (元気の出る曲ですよね)というナンバーに乗せて振り写ししてもらったのだそうです。講師・進行役は萩原隆匡さん。ほかにクリスティン・ゼンダーさん、金井紗智子さん、村井まり子さん、満寧さん、朱濤さんが受講生の間に入って教えてくれたそうです。「シュガー・フット」とかステップの名前も教えてもらったそうですが、すぐ忘れたといっていました。あかんやん(゚▽゚;)。でも帰ってから踊ってくれて、二人組で踊るダンスなので、見栄えはモヒトツでしたが、なかなか上手でした。

Contact: Music from the Broadway Show Music Contact: Music from the Broadway Show

販売元:RCA
発売日:2001/03/06
Amazon.co.jpで詳細を確認する

あの京都劇場の舞台に劇団四季の俳優さんたちと一緒に立てただけでも感激なのに、なぁんとセミナーの最後には、3グループそれぞれ、本番さながらに幕を引いてムード満点の赤っぽい照明もつけていただいて発表会をさせてもらったんですって。「楽しかったー」って、もぉニコニコで帰ってきました。舞台で裏方さんたちの姿や声が聞けたのも嬉しかったそうです。セミナーの後は質問コーナーとかもあって、満寧さんが前方倒立回転跳び(?)を披露してくれたりしてすごくカッコよかったそうです。

 そんなわけで、ぜひ舞台人になりたいと思ったのか、お稽古事の練習に精を出しています。中間試験はほったらかしでダンスをしたり、ピアノの前に座っているとか・・・。んで、ピアノの練習をやけに熱心にしているように思えば、課題曲はほったらかしで、先ごろ手に入れたミュージカル「マリー・アントワネット」の楽譜を見てポツポツ弾いていました。「勉強は?!」「練習は?!」とムカムカくるワタシ。でもそんな本を買ってきたのも私・・ε=(´。`;;;)ハァ~

ピアノ弾き語り 東宝ミュージカル マリーアントワネット Book ピアノ弾き語り 東宝ミュージカル マリーアントワネット

販売元:シンコーミュージック
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 1回しか観にいけなかったので、もうほとんどのナンバーを忘れてしまったから、CDが欲しいそうです。私も同感。東宝ミュージカルや宝塚のCDももう少し簡単に手に入るようにして欲しいな・・・。Amazonとか楽天とか普段から登録している通販サイトから買えればいいのに・・・。。

 私の「コンタクト」観劇感想はコチラ→http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_9db8.html

  とコチラ→http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_35ce.html

「ミュージカル マリー・アントワネット」観劇感想はコチラ→http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_4602.html

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2007年5月20日 (日)

「博士の愛した数式」

 ひさしぶりに昨日、TVで映画を観ました。たとえば一昨日も「パッチギ!」の放映を観たかったのですが夕食を食べ始めたのが9時半というようなありさまで・・・。平日はなかなかTVを2時間も観るのが難しい毎日です。

 昨日はたまたまゆっくり見ることが出来ました。『博士の愛した数式 』は原作がとても好きだったので(肝心の数式部分は飛ばし読み・・・哀しき数学音痴です)、映画を観るのは楽しみでもあり、期待はずれが恐くもあり・・・という複雑な心境でロードショーはパスしたのです・・・。ところが観にいった人みんながみんな「よかったよ~~」というので、しまった!と内心悔やんでいたのでした。意外に早く地上波に登場してくれて嬉しかったです。そして・・・私としては珍しく原作と比べても映画の方に感動しました。

 原作の小説の雰囲気と比べて、深津絵里演じる家政婦の「わたし」が若々しくて少しイメージと違いましたが、若々しい溌剌さと、博士の哀しい境遇、義姉の複雑な表情との対比がかえって効果的でした。博士と義姉との関係は映画の方が一歩踏み込んだ描き方をしていると思います。小説にはそこまで描かれてなくても十分でしたが、映画の場合はこれがあったから、終盤の土手に並んで座る家政婦と義姉のシーンが生きてくると思いました。子役のルート君も、高校の教師となってからの吉岡秀隆も両方好演でしたが、原作を読むときに数学嫌いのため、肝心の数式部分は全て読み飛ばした私としては、吉岡秀隆演じる成長したルートが、博士への愛情たっぷりに物語の進行と並行しながら解説してくれるのがありがたかったです。数学の授業なのに涙が出てきました。

 何と言っても寺尾聰の演技がこの映画の成功を決定付けていると思います。すばらしい・・・。流石名優宇野重吉の息子・・・なんて言われたらご本人はきっとおいやでしょうけど。原作と同じように物語は淡々と進むのですが、その度に博士の表情が胸に染みてきます。

 自然たっぷりのロケ地はどこなんでしょう?信州でしょうか?これもよかったですねぇ。

博士の愛した数式 DVD 博士の愛した数式

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2006/07/07
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 なんだか原作も読み返したくなりました

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2007年5月17日 (木)

『風が強く吹いている』『RUN!RUN!RUN!』

 2007年の本屋大賞を受賞した高校陸上部小説『一瞬の風になれ』佐藤多佳子著を、まだ1巻しか読んでないのに(2巻以降を娘たちが友達に順繰りに貸しているので・・・わが家はみんな陸部なんです・・・1巻を読んで半年も経つのにまだ2・3巻が読めてない(>_<))、友だちに面白い面白いと吹聴して回ったら、それぞれ別の友だちが、2冊の大学陸上部小説を薦めてくれました。彼女たちももちろん『一瞬の風になれ』を堪能してくれたので、私もオススメの本たちを読みました。
 『一瞬の風になれ』1 の感想はコチラ→ http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_366d.html

『風が強く吹いている』三浦しをん著 新潮社

 いやぁ、これはとっても面白かったし、感動もしました。箱根駅伝をモチーフにした話題の(2007本屋大賞第3位)小説です。高校陸上部の強権的な指導が指導がイヤで、抜きん出た才能がありながらも部をやめて、1人で走っていた走(かける)。故郷から逃げるように進学した東京の大学で、4年生の灰二と出会います。竹青荘というボロアパートに連れてこられた走(かける)。灰二はそのアパートでまかないもやっており、個性派ぞろい面々を走(かける)に紹介、さっそく走(かける)の歓迎会をすることになります。ところがその歓迎会で灰二はとんでもないことを宣言します。「俺たちみんなで、頂点をめざそう」・・・。何の実績もない弱小大学陸上部のたったの10人で、いきなり箱根駅伝に出ようなんて無謀です。走(かける)と灰二以外に陸上経験があるのはヘビースモーカー(だから当然走れなくなっている)ニコちゃん先輩のみというメンバーにはとんでもない野望です。でも灰二は実は何年もかけて着々とこの挑戦のための準備をしていたのでした・・・。
  9人それぞれの思いで練習が始まり、合宿にも行きます。ライバルにも出会います。そして予選は・・・箱根は・・・  あとは読んでのお楽しみです。 作中で灰二が数々の名言を残します。そのまま寄せ書き(部活の先輩に贈る卒業祝いの色紙とか)などに引用したら良いような名言ばかりです。ぜひ読んでみてください。

風が強く吹いている Book 風が強く吹いている

著者:三浦 しをん
販売元:新潮社
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 ↑表紙のイラスト中のメンバーのひとこともオモシロイです。

 もう1冊はやはり箱根駅伝をめざす大学生の話なのですが、こちらはさほど話題にはなっていませんね。織田裕二主演で映画にもなった『県庁の星』の著者の最新作です。
『RUN!RUN!RUN!』 桂望実著 文藝春秋
 孤高の天才ランナー岡崎優は将来を嘱望されて名門大学に入学します。優の目標はオリンピックの金メダル、大学の陸上部やそのスタッフ、箱根駅伝は通過点であったり、自分の目的のために利用するものであって、部の仲間や団結などは堂でも良いと思っていました。しかし、彼は暗い秘密に気づいてしまいます・・・。

RUN!RUN!RUN! Book RUN!RUN!RUN!

著者:桂 望実
販売元:文藝春秋
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 この本のほうが『風が強く吹いている』より面白い、感動すると言ったのは大学で哲学を専攻した友だちです。ちょっと世間の大勢の人と意見が違うのではないでしょうか?もちろん『RUN!RUN!RUN!』も良い小説でしたが、私が“陸上小説”に求めるものは『風が強く吹いている』の方のオモシロさでした。『風が強く吹いている』が陸上競技(箱根駅伝出場)を主題としたEntertainment作品とするなら、『RUN!RUN!RUN!』は同じように陸上競技(箱根駅伝出場)をモチーフとしてはいるけど、主題はべつのところにある小説という感じです。読み比べてみてください。

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2007年5月16日 (水)

「オペラ座の怪人」観劇後日譚

 感激の「オペラ座の怪人」初日から2週間経ちました。(プレビュー公演からだと18日)私は18日間、ムスメその2は2週間「オペラ座の怪人」がマイブーム。四季版CD二種類(と、私は映画のサントラCDやサラ・ブライトマンのCDも含めて)を毎日のように聴いて、自分でも歌っています。私は通勤時にマイカーで聴いているので、誰はばかることなくHighC(真ん中から2オクターブ上のドの音)も「AH~」。まさか人前では歌えませんが、車で歌うとよく響くし気持ちがいいです。ストレス解消!ひどい声でもCはなんとか出ますが、やっぱりEは無理ですね・・・。 我が家はLDKには音響設備が無くてパソコンならあるので、台所仕事をするときはパソコンの音量を挙げて、劇団四季のHPから「オペラ座の怪人」のソングを流すこともあります。HPでは高井治さんと佐渡寧子さんと石丸幹二さんというCDとは違った組み合わせで聴くことができるので、ナカナカよいです。

 「オペラ座の怪人」初日の感想はコチラ→http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_c96b.html

 2~3年前「オペラ座の怪人」のテーマ曲をよく長男や長女がピアノの上手さを競うように弾いていたのですが、その時はみそっかすだったムスメその2が、今回の観劇で自分も弾きたくなってピアノの練習にちょっと意欲を見せるようになりました。

ピアノヴォーカルセレクション オペラ座の怪人 オリジナルサウンドトラック Book ピアノヴォーカルセレクション オペラ座の怪人 オリジナルサウンドトラック

販売元:ドレミ楽譜出版社
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 私が持っている楽譜は↑のような映画版のものではなくて、四季版の訳詩が付いているものです。楽譜屋さんでは売ってるけど、アマゾンではもう売っていないようですね。ムスメその2は楽譜についている英語の歌詞にも興味が出てきた模様。思わぬ教育効果があったかな・・・とほくそえんでいます。が、今は中間試験直前!歌詞の英語より教科書の英語にもっと関心を向けて欲しい!そして、今はピアノより教科書じゃ~!とカミナリを落としたい気分もあります。トホホン

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2007年5月 8日 (火)

『マンガ名作オペラ8 トスカ』里中満智子著

『マンガ名作オペラ』シリーズの最終巻です。この巻も興味深く読みました。プッチーニの「トスカ」「マノン・レスコー」、ワーグナーの「ローエングリン」が入っています。「マノン・レスコー」は20年以上前に原作を読んだけど、原作の流刑先はカナダじゃなかったっけ?あぁ、フランスだからねぇ・・・・と思ったような気がします。「マノン」といえばファム・ファタールの代名詞なのに、何で3巻に組み入れられなかったんだろ?

 このシリーズに収められた作品は「ニーベルングの指環」を1作品と数えると、22作品。うち5作品をプッチーニが占めています。ヴェルディも同じく5作品、ワーグナーが先ほどと同じ数え方で3作品(ニーベルングの指環」は1作品で2冊分の長さなので、ページ数はワーグナーが一番多い)、モーツアルトが3作品・・・。他のオペラ解説書と比べても上手に選択してありますよね。できることなら10巻ぐらいまで出して欲しかったなぁ・・・。ベートーヴェンの「フィデリオ」とあとワーグナーの「タンホイザー」や「さまよえるオランダ人」なんか漫画化して欲しかった気がします。

トスカ―マノンレスコー/ローエングリン Book トスカ―マノンレスコー/ローエングリン

著者:里中 満智子
販売元:中央公論新社
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 「トスカ」といえば、佐々木倫子著のコミック『動物のお医者さん (11) 』(花とゆめコミックス・・文庫版もありますで主人公ハムテルの母(世界的?オペラ歌手)が地元札幌で「トスカ」を演じる・・というお話を思い出す人が多いのではないでしょうか?それでストーリーを知ったという人も結構いますよね。このとき、人件費を浮かすためか、兵隊役に息子ハムテルとその学友(獣医学生なので「トスカ」など知らない)を出演させたため、満足な説明を受けていない学生たちはカヴァラドッシを銃殺にすべきところでトスカを撃ってしまったり、トスカが飛び降り自殺をするサン・タンジェロ城の城壁から、兵隊(学生)たちまで一緒に次々と飛び降りてしまう・・・という爆笑エピソードですが、これ、実際にニューヨークのメトロポリタン劇場であったハプニングなんですってね。『動物のお医者さん』には参考文献として『オペラとっておきの話』音楽の友社刊があがっていますが、確認できていません。オペラ歌手(バリトン)の殺人事件をソプラノが探偵役となって解決する傑作ミステリ『きままなプリマドンナ』バーバラ・ポール著 扶桑社刊(絶版)にも、主人公ジェラルディン・ファーラー(20世紀前半にMETや銀幕でも活躍した実在の歌姫)がトスカを演じた時のエピソードとして出てきます。もちろん、珍妙なシーンを演じるのは北大の学生ではなくコロンビア大の学生。いつものエキストラを呼ぶ手配が出来ておらず、急遽近くの大学から駆り集めたという設定です。案外これが事実なのかな?このミステリ、実在のオペラ歌手や指揮者がたくさん出てきて内幕話のような展開はあるし、もちろんミステリとしても面白いので、未読の方、もし古書店で見つけたらぜひお読みください。ホントは復刊して欲しいし未邦訳のカルーソーを主人公とした小説も呼んでみたいです。

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2007年5月 6日 (日)

『エル・アルコン』『七つの海七つの空』

 先月宝塚星組公演「さくら/シークレット・ハンター」を観にいったら、今秋の星組大劇場公演『エル・アルコン―鷹―』の原作を再読したくなってしまいました。それでこの連休を利用して家捜しして棚の奥から引っ張り出して読みました。

 ****「さくら/シークレット・ハンター」の観劇記はコチラに→ http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_1.html ***

 

エル・アルコン-鷹- Book エル・アルコン-鷹-

著者:青池 保子
販売元:秋田書店
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七つの海七つの空 Book 七つの海七つの空

著者:青池 保子
販売元:秋田書店
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 16世紀後半、スペイン貴族の血を引くティリアンは、イギリス海軍の青年将校でありながら密かに敵国スペインと気脈を通じています。いつかは世界に冠たるスペイン海軍の提督になるという野望を抱くティリアンが、目的のためなら手段を選ばぬ冷徹さで、着々と仲間を集め邪魔者を消していく海洋ロマンです。久々に夢中になって読みました。

 が、主人公の性格が悪辣だし、『エル・アルコン』の方はまったくギャグ要素もないどシリアスな作品なので、どのような脚色で宝塚らしさを出すのか、秋の公演がとても楽しみです。クールビューティーなティリアン, ティリアンに命を助けられ、彼の裏の顔を知りつつも一途に慕う純真な水夫ニコラス, ティリアンを疑う雄雄しい陸軍将校エリオット, ティリアンに父を陥れられ復讐を誓い海賊となったビジュアル系のキャプテン・レッド, キャプテン・レッドの盟友となる正確も男前なキャプテン・ブラック 等々、男役の皆さんが華麗にダンディーに演じられる役もいっぱいだし、それももちろん楽しみ。キャプテン・レッドは女装海賊、なんてこともやっているので、宝塚でもしそれをするなら、男装の方々の女装が見れてとても面白そうなのですが・・・。

 ちなみにティリアンは、『エロイカより愛をこめて』のエーベルバッハ少佐の、キャプテン・レッドは同じく伯爵(エロイカ)の先祖だそうです。見掛けもそっくりに描かれています。ジェイムズ君の先祖らしき人もいます(^^)作者言うところの「サド目」の主人公は大人気ですね。わたしはどちらかというと華麗で陽気なレッドや伯爵の方が好きですが。あ~、また『エロイカより愛を込めて』をはじめから読み返したくなってしまいました。

 それに青池保子さんのほかの作品も読みたくなって、初期作品集が復刊されていたので買ってしまいました(^^ゞ 大きな目の可愛い女の子が出てくる、著者の全き少女マンガ作者時代の作品です。どちらも表題作は短編連作、それに他の作品を加えた短編集です。このシリーズ、最後に著者手書きの解説がついていて楽しいです。

 

オールマンものがたり Book オールマンものがたり

著者:青池 保子
販売元:ブッキング
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  表題作は学園コメディです。設定や登場人物が『イヴの息子たち』とかぶっているのでそこがまた面白いです。(「イヴの息子たち」のプロトタイプなのだそうです) あとは著者の父をモデルにした作品や、シリアスなもの、高校1年生の時描いたというデビュー第2作も載っています。

ロマン組曲 Book ロマン組曲

著者:青池 保子
販売元:ブッキング
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 こちらはシリアスでオカルティックなお話です。

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2007年5月 5日 (土)

劇場版名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)

 子どもたちが大きくなった近頃では、普段はアニメ映画は観にいかないんだけど(アニメだとDVDで鑑賞してもあまり迫力が変わらない気がするから)、今日はこどもの日。ムスメその2のリクエストにより、名探偵コナンの新作映画を観にいってきました。

 子ども向けの映画(アニメを含む・特に日本の)は、かのドラえもんといえど、ディズニーといえど8割の確率で居眠りをしてしまう私。・・・お疲れの毎日なのです(T_T)・・・でも、コナンに関してはこれまで一度も途中で居眠りしかけたことさえありません。安直と笑われるかもしれませんが、面白いです、大人でも。

劇場版 名探偵コナン 紺碧の棺 DVD 劇場版 名探偵コナン 紺碧の棺

販売元:ビーヴィジョン
発売日:2007/11/23
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 今回の古代遺跡と海賊伝説というモチーフはかなり私好み。“神海島(こうみじま)”のモデルはどこなんでしょう?海底宮殿といえば与那国島が思い浮かぶけど、太平洋上じゃないしなぁ・・・。与那国島を踏まえて、位置的には小笠原諸島の方の設定でしょうか?警視庁の管轄でないとおなじみの警官たちが活躍できないわけだし。いずれにせよカリブの海賊が来るにはちと遠い。まだパナマ運河も出来ていないでしょうし。

 エンドロールのときの海はバハマの海だそうですが・・・・、女海賊アンがはるばると太平洋を横断し、故郷西インド諸島そっくりの島々を見つけたという設定なのでしょうか?作者さんはいろいろなことを膨らませて考えるものですね。それでこそプロの想像力・創造力なのでしょうが、面白いですね。

アニメ/劇場版 名探偵コナン: 紺碧の棺 アニメ/劇場版 名探偵コナン: 紺碧の棺
販売元:HMVジャパン
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 アン・ポニーとメアリー・リードという女海賊の二人は歴史上実在の人物なんですってね。ロマンを感じます。思わずウィキペディアほかのウェブページでで調べてしまいました。映画や小説にはなっていないのでしょうか?あったら観たい・読みたいです。

 そこで思い出したのが2年程前に読んだ『レディ・パイレーツ』。アンやボニーとは全く違ういきさつでカリブの女海賊になった主人公ですが・・・・、裏切りあり、恋あり、友情あり、波乱万丈の物語です。

レディ・パイレーツ Book レディ・パイレーツ

著者:セリア リーズ
販売元:理論社
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2007年5月 4日 (金)

「すくすくパラダイス」第3号、ほか

 松本ぷりっつさんのマンガがメインの「すくパラ」第3弾。2007年5月号読みました。面白いには面白いんだけど、前2冊と比べて放っているパワーは下向きという気がします。創刊号と第2弾の売れ行きが好調とみえて隔月刊にしたのでしょうが・・・、子ども武勇伝編、子ども迷言編等の読者投稿による松本ぷりっつ翻案4コマもたしかに爆笑モノなのですが(意外に歳の大きい人の投稿もあって、親近感も湧きますが)ものすご~く読みたいというほどでもなくなってきました。うちの子「うちの3姉妹」だけで良いかな・・・って気がして。

すくすくパラダイス 2007年 05月号 [雑誌] Book すくすくパラダイス 2007年 05月号 [雑誌]

販売元:竹書房
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それでも松本さんのマンガは読みたいのですが、『うちの3姉妹』以外の単行本は

ぴよぴよ保育園あいこせんせい 1 (1) Book ぴよぴよ保育園あいこせんせい 1 (1)

著者:松本 ぷりっつ
販売元:竹書房
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 1冊しかマダ出ていないしねぇ。これも面白いんですが、『ぴよぴよ保育園』はほんわか系というよりどちらかといえばシニカル入ってます・・・。

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2007年5月 3日 (木)

「オペラ座の怪人」大阪四季劇場初日

Noborismall_1   劇団四季の「オペラ座の怪人」、大阪四季劇場の初日に娘その2と行ってまいりました。私はプレビュー公演から4日しか経っていないので、感激は薄いかも・・・とひっそり心配しながら行きましたが、なんのなんの******お金とチャンスさえあれば毎日でも観たいミュージカルかもしれないと、感動を新たにしています。

 初日の劇場は大賑わい。京都劇場より最大座席数は150ほど多いだけだと思うけど、広いロビーにたくさん人がいるような気がします。京都劇場「CONTACT」の初日なんて、初日なのに当日券があったり、「今日、初日やったんやぁ」なんて大声を出しているオマヌケカップルがいたり、で、初日らしかったのは四季関係者が京都府知事夫妻に最敬礼している光景を見たぐらい・・・、比較的小ぶりな演目の苦戦ぶりをうかがわせましたが、今日の「オペラ座の怪人」は流石でした。VIP風の人も多かったし、四季の俳優さんらしき人も見ました。浅利慶太氏も四季幹部の人たちと共にロビーにて色々な人と挨拶を交わしてはりました。こういうのって、自分に実益は全く無くてもなんだか得した気分になりませんか?

Takahasismall そしてロビーにはフィギュアスケートの高橋大輔さんからのお花が・・・。高橋さんご本人が花束を作ったわけでも、名札を書いたわけでもないでしょうに、たくさんの人が写真に収めていました。もちろんわたしもミーハーゴコロ満開で。ご本人もどこかにいらっしゃらないかと期待したのですが、ちょっとわかりませんでした。フィギュアの大会をTV観戦して高橋大輔さんがカッコよさに憧れている娘はかなり本気できょろきょろしていましたが・・・残念!(>_<)

 さて、前置きが長くなりましたが今日の観劇の感想です。

 今日は「オペラ座の怪人」通算4回目の観劇にして初めて前の方の座席を取ることが出来ました。とはいえ端っこの方で(しかも上手側・・・、後や2階席からでは気にならないけど、前から見るなら断然下手側がいいと私は思いました。もちろんセンターが一番良いのでしょうが)少し悲しかったのですが・・・。するとうしろや2階席では気づかなかったことがいろいろわかりました。たとえば競売のシーンでオルゴールに25フランの値をつける女性はマダム・ジリー役の人の兼任だとか、仮面舞踏会の誰がどんな仮装かもわかりやすかったし、同じ場面でマダム・ジリー他数名がラウルをクリスティーヌと踊らせないように動いているのがほの見えました。また、ハンニバルのリハのシーンで群舞の女の子たち(コーラスガール)は結構囁きや目配せを交わしたり、厳しいバレエ教師のマダム・ジリーの指導を恐れているなどの細かい演技をしていることなどです。同じくクリスティーヌがマダム・ジリーに「もっと集中して」と叱られるシーンの前には、本当に上の空の表情をしてダンスも間違え、その都度メグが声をかけたり心配しているなど、歌やセリフに現れない部分も気持ちが入っているのに、(当たり前のことかもしれないけれど)感心しました。

さて、配役ですが4月29日のプレビューとほとんど変わりありません。ムッシュー・ルフェーブルただ一人だけ違う方です。何で一人だけ・・?

「オペラ座の怪人」初日キャスト
ファントム 高井治
ラウル 苫田亜沙子
クリスティーヌ 鈴木涼太
カルロッタ 種子島美樹
メグ・ジリー 荒井香織
マダム・ジリー 秋山知子
ムッシュー・アンドレ 寺田真実
ムッシュー・フィルマン 青木朗
ピアンジ 半場俊一郎
ムッシュー・ルフェーブル 深見正博
ムッシュー・レイエ 立岡晃
ジョセフ・ブケー 佐藤圭一
男性アンサンブル 増田守人
小島正紀
見付祐一
小倉佑樹
佐藤季敦
町田兼一
柏田雄史
女性アンサンブル 戸田真美
華山ソナ
蔵斗絢子
畠山馨
平田曜子
劉微
園田真名美
世登愛子
中野聖子
吉田郁恵
チャ ミヨン
チェ ウンヨン

 クリスティーヌ苫田さんは、プレビューのときよりずっと伸びやかな歌声でステキでした。私が密かに心配していた(老婆心?)HighEの音も今日はちゃんと歌えていました。それに間近で拝見すると本当に可愛らしいんです。無邪気なクリスティーヌ\(^o^)/ブラーヴァ!

 ラウル鈴木さんはますますのイケメンぶり。口髭も全然オッサンくさくなく、貴族の上品さも出ていて当り役だと思いました。猫のスキンブルシャンクスは別として、同じ若者役ではエンジェルよりスカイよりやっぱりラウルのイメージで定着しそうです。鈴木さんの持ち役の中ではラウルが一番ソロが多いのではないでしょうか。音大出の実力発揮でブラヴォー!( ^ー^)o/☆|||||*

 前の方で観て初めて気づいたことのひとつにファントムの素顔のメイクがあります。あんなメイクの下からでも切ない哀しい表情が読み取れて感心しました。歌も演技も高井さんファントムすばらしいですブラヴィッシモ!\(^o^)/

 他の皆様がたもGood、Good。

 ムスメその2は、京都劇場で「オペラ座の怪人」を観たときはまだ小学3年生。幼すぎてストーリーがよく理解できず、ホラーだと思っていたそうです。最後に仮面を残して怪人が掻き消えるフシギさだけが印象に残っていたようです。でもティーンエイジャーになってから観た今回、終盤涙が止まらずとても感動したようです。「ラウルとクリスティーヌは無神経すぎる」と憤慨していました。

 カーテンコールもサスガに初日、何度もありました。1階席はオールスタンディング、2階席は9割がたスタンディングに見えました。鈴木さんが硬い表情のままなのがちょっと残念でした。もう少しにっこりしてくれてもいいのにな。高井さんは仮面の部分の表情は変わらないので、なんだか不思議な感じに見えました。カテコの表情や客席への目配りはフィルマン役の青木朗さんのが一番いい感じに見えました。

プレビュー公演の感想はコチラ→ http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_3.html

 高校時代に文化祭のクラス演劇でムッシュー・アンドレを演じた長男も、ぜひ観劇したがっているのですがいかんせん地方の大学に行っていておいそれと帰省できません。何ヶ月も前から予約しておくのも無理なので、当日券に余裕が出るぐらい超ロングランをしてもらいたいものです。

 Miyagesmall_1 帰りは、売店でコロンの棒(わたしとしては、アイーダのときのようなジャンボポッキーのほうが好みです) とシャンデリアのストラップを買いました。コロンの棒は「マンマ・ミーア」の時も買ってなかなか食べきれないボリュームのお菓子だとわかっているのについ買ってしまう~~後から「あのパッケージだけで200円増しやで」という関西オバチャンらしき声が聞こえましたが~~わたしはホンマは関西人やないのかも・・・。売店は長蛇の列で、がら空きのプレビューのときに買っておくべきだったと悔やみました。

 今日はVIPやスポンサーのみなさんはパーティーがあるようで、そこここに四季スタッフの案内人が立ってはりました。羨ましいなぁ、VIP。VIPやなくても初日観劇の友の会員から抽選で毎回10名ご招待とかして欲しいな。

 ハービスエント内には少しずつストーリーを解説しながら上階へと進むポスターも7small 設置されていました。10small

ところで、「オペラ座の怪人」CDですが劇場内売店では1992年発行の

オペラ座の怪人 ロングランキャスト Music オペラ座の怪人 ロングランキャスト

アーティスト:劇団四季ロングラン・キャスト,山口祐一郎,鈴木京子,石丸幹ニ
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:1992/09/26
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しか売っていませんが(怪人・山口祐一郎、クリスティーヌ・鈴木京子、ラウル・石丸幹二)、

1999年発行バージョンの怪人・今井清隆、クリスティーヌ・井料瑠美、ラウル・柳瀬大輔のものも良いですよ。

オペラ座の怪人(日本語キャスト) Music オペラ座の怪人(日本語キャスト)

アーティスト:劇団四季ロングラン10周年記念キャスト
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:1999/04/28
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  原作は複数出版社から出ていますが、訳のよしあしは別として活字(文字)だけで比べるなら角川書店のものが読みやすいです。

オペラ座の怪人 Book オペラ座の怪人

著者:ガストン ルルー
販売元:角川書店
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 あの、サスペンス作家フレデリック・フォーサイスが、ブロードウェーでミュージカルを見て感動して、原作ではなくアンドリュー・ロイド・ウェバー版の「オペラ座の怪人」の続編として書いた『マンハッタンの怪人』(傑作です!ラウルがちょっとかわいそうな気がするけど、ファントムファンにはもってこい)も角川書店刊。

マンハッタンの怪人 Book マンハッタンの怪人

著者:フレデリック フォーサイス
販売元:角川書店
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手っ取り早く原作のストーリーを知りたいならマンガもあります。わりに忠実に漫画化されていると思います。

オペラ座の怪人 Book オペラ座の怪人

著者:真崎 春望,ガストン=ルルー
販売元:幻冬舎コミックス
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スピンオフって言ったらいいのかな、ファントム(エリック)の物語として語りなおされた小説もありますね。これも胸にジーンと来ます。ロマンチックな物語の好きな方向けだと思います。

ファントム〈上〉 Book ファントム〈上〉

著者:スーザン ケイ
販売元:扶桑社
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ファントム〈下〉 Book ファントム〈下〉

著者:スーザン ケイ
販売元:扶桑社
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オペラ座の怪人パーフェクトガイド Book オペラ座の怪人パーフェクトガイド

著者:日経エンタテインメント!
販売元:日経BP社
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 上記は映画版の解説書として編まれたものですが(予告編・メイキングDVD付き)、四季団員(高井治さん・佐渡寧子さん・石丸幹二さん)の鼎談や舞台写真も掲載されていて、ファンなら手元においておきたいムックです。 

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2007年5月 1日 (火)

「ラ・アルプ」2007年5月号

 曜日の並びか、祝日のせいか5月号は月があけてから届きました 「LaHarpe ラアルプ」は今月も巻頭記事は「ウィキッド」です。まだお写真がブロードウェー版ばかりなのがちょっと残念。四季版の写真に変わるのは7月号以降でしょうか?イジメ問題に一石を投じるとして緊急記者会見も行われた「ユタと不思議な仲間たち」の全国56都市286回公演、地図上で近江高島の位置が姫路あたりに間違って書いてあると思ったら、HP上ではもう訂正されていました。全国56都市って書いてあるけど地図上には44会場しか書かれていません。あと12都市はどこなんでしょう?とりあえず私が観にいけそうな公演地が載っていなくてがっかりなんですが、追加で発表があるのかな?6年前のユタの全国公演の時は、一番家から近い会場での公演と、ずっと前から予約していたキャッツの公演とが日が重なってしまって、観にいけなかったのです。だからTVでしか観たことがないのですが・・・。残り12都市の中に大阪や京都は入っていないのでしょうか?大津でもいいんだけど、京都といっても舞鶴や綾部では無理だし・・・。う~ん気になるなぁ・・・。

 名古屋「アイーダ」の取材風景、茶髪の阿久津さんは少し痩せられたのでしょうか?なんだかとっても若く見えました。樋口さんのアイーダ観てみたいなぁ。私はアイーダ6回観て、なんと幻の(?)友石竜也さんラダメスも1回観たことがあるのに、福井さんラダメスとか樋口さんアイーダは観たことがないんですよね・・・。

 待望の「ジーザス・クライスト=スーパースター」は、まだ京都公演については触れられていませんでしたが、1991年にロンドンでジャポネスク・バージョンを劇団四季が演じたときの劇評が載っていて、早く観たい思いが掻き立てられました。さらにそのページに“「エルサレム・バージョン」も上演決定!”の文字が!東京だけなんでしょうか?京都もでしょうか?あぁ、6月号が待ち遠しい!

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