『ドリームガールズ』ノベライズ
『ドリームガールズ』デニーン・ミルナー著
同題の映画のノベライズです。ノベライズ本にはとんでもない粗悪なものもあります。あらすじだけとか、結末が書いていないとか、文章がドヘタとか・・・。でも、良質のものは映画では描かれなかった(説明が省かれた)登場人物の細やかな心情や機微のようなものが描かれていて、映画をもっと深く理解できるように思えます。
この本の場合は後者です。読んでよかったと思えます。特に終盤、ディーナが決意をしたとき母を呼んだこと、そのことのディーナの中の意味などは、映画では表層的にしか見えなかったけれど、このノベライズにはよく書き込まれていました。とっても納得のいくノベライズです。主要な歌の歌詞も(邦訳で)載っています。音楽がついていないのが残念ですが、小説単体として読んでも十分面白いと思います。
![]() |
![]() |
ドリームガールズ 著者:デニーン・ミルナー |
ムスメその1がこの前、おデートで「ドリームガールズ」を観にいって、いたく気に入ったらしく(もともとビヨンセが好きだからね)、サントラをねだられました。「誕生日のプレゼントにしてあげるよ」と言ったら(5月生まれです)、「その前に他のものがほしくなったらどうしよう???」とケッコウ本気で悩んでいました。ヘンな悩み!・・・サントラはもう注文して明日届く予定です。これから1ヶ月余りの間に彼女の気が変わっても、そんなことは知りません。
**映画「ドリームガールズ」の感想はコチラ** http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_a880.html **
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 記事を更新しないと!(2020.08.27)
- 「キャプテン・マーベル」(2019.05.02)
- グリーン・ブック(2019.03.31)
- マスカレード・ホテル(2019.03.31)
- ファーストマン(2019.03.17)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 6月の読書(2019.07.15)
- 2019年4月の読書(2019.05.02)
- キャラメルボックス「スロウハイツの神様」(2019.05.02)
- 「イーハトーボの劇列車」(2019.03.18)
コメント