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2007年4月 1日 (日)

DVDブック『フィガロの結婚』ほか

 実はワタクシ、一度もグランドオペラを生で観たことがありません(>_<) 生粋の庶民ですから。父母も音楽(主にクラシック)愛好家ですがレコード、しかもソノシートが大半で、あとはTVやラジオで聴いていました。劇場やホールに行く余裕が時間的にも金銭的にも無かったんだと思います。私はオペラやバレエの物語を子ども向きにリライトしたものを読んだり、家にあるレコードのライナーノーツを読んだり、アリアのさわりを聴いたりしながら、そういったものへの憧れをはぐくんだので、実に底の浅い興味です。今は自分で働いているから、生の舞台もチョットずつ観にいけるようになりましたが、グランドオペラというとなかなか足が遠いものです。でも観たい。TVでも時々見ていますが(今もNHK教育で「ラ・ボエーム」をちょっと観てましたが・・・正直なところ日本の劇団なら日本語で演じて欲しい気もしました。正統派なオペラファンには叱られそうですが)、昨年暮れにこんにゃく座が演じるのを観た「フィガロの結婚」、普通のオペラではどう演じられるのかぜひ観てみたいと思っていました。

 で、ネット上でDVDを探していて見つけたのがこれです。

DVD BOOK 魅惑のオペラ フィガロの結婚 モーツァルト Book DVD BOOK 魅惑のオペラ フィガロの結婚 モーツァルト

販売元:小学館
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 出版社によるシリーズの解説に「日本初、全幕完全収録のDVDと対訳つき解説BOOK。オペラの楽しさのすべてが、これでわかる。」とありましたが、まさにその通り。DVD一枚買ってもそこそこの値段がするのに、作品やその時代背景についての丁寧なレクチャーと対訳の歌詞のついた60ページあまりの解説書もついて3990円(1巻のみ5月まで3570円)とお買い得感にあふれています。実際解説書は面白かったです。この『DVDBook魅惑のオペラ』シリーズ、ラインナップも上々で、オペラ愛好家にも入門者にもお勧めだと思います。

なにしろシロートですから、ベルナルト・ハイティング指揮、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団演奏、フィガロ=ジェラルド・フィンリー、スザンナ=アリソン・ハグリー・・・という演奏家たちの評価がどうなのかは。わかりません。でも私にとっては歌も演奏も、配役の雰囲気や容姿も含めて十分満足できるものでした。~~本屋さんにそう言ったら全巻予約を進められましたが。2巻の「椿姫」のような悲劇(若者ことばで言うところの“死に落ち”)はちょっと辛いのでパス。3巻以降を順次鑑賞していくつもりです。

 そういえば書き忘れていましたが、継続購入しているマンガ名作オペラシリーズの 『フィガロの結婚』里中満智子著も先月読みました。

フィガロの結婚―魔笛/ドン・ジョバンニ/セビリアの理髪師 Book フィガロの結婚―魔笛/ドン・ジョバンニ/セビリアの理髪師

著者:里中 満智子
販売元:中央公論新社
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 スザンナが可愛くて、フィガロがハンサムで、伯爵夫人が儚げだったり凛々しかったり、マルチェリーナが絵に描いたような(描いてあるんだけどさ)お局なんだけど豹変したり、どたばたどたばた・・・少女マンガの絵柄やストーリーの運びにぴったりの物語でした。モーツアルトつながりの「魔笛」「ドン・ジョバンニ」とともに、「フィガロの結婚」の前日譚といえる「セビリアの理髪師」も収められています。でも「セビリアの理髪師」は付録扱い。ホンのあらすじ程度です。

 

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