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2007年3月31日 (土)

「ラ・アルプ」2007年4月号

「ラ・アルプ(LaHarpe)」の4月号が届きました。

 表紙を開けると見返しにいきなり「『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジャポネスク・バージョン 東京・京都 上演決定!」の文字が・・・!!東京は6,7月分の先行予約発売が5月6日からだそうですが、公演日程の発表は来月、5月号であるようです。ギリギリですねぇ。よほど急遽決まったことなのでしょうか?京都は10月頃からなのかな?それとも「エビータ 」をもう少し長くするのかしら? その次は「アスペクツ・オブ・ラブ 」が観たい、という希望通りではなかったけど、やはりアンドリュー・ロイド・ウェッバー作品でやってきましたね。「ジーザス・クライスト=スーパースター」も、映画でしか観たことが無いのでしかも楽しみです。私は「ジーザス・クライスト=スーパースター」の劇団四季版CDを持ってるんです(*^_^*) 鹿賀丈史:ジーザス・ 久野秀子(綾希子):マリア・ 市村正親:ヘロデ王 に光枝明彦・沢木順・滝田栄(以上敬称略)など、今はもう団員じゃない方々が出てはります。昨秋買ったの。このCDの感想をhttp://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_6429.html に書いていますのでよかったらジャンプしてください。このCDはネットショップで手に入りますよ。しかもハイライト盤じゃなくて完全収録盤なので、ラジオドラマのように楽しめます。しかし、いかんせん音源が古い(1976年のアナログが元ですよ)ですので、21世紀版の四季版を2バージョン(ジャポネスクとエルサレム)とも出して欲しいですね。「ジーザス・クライスト=スーパースター」舞台のほうも2バージョン続けて観てみたいです。そしてそのあとはALW続きで「アスペクツ・オブ・ラブ 」だったりすると、願ったりかなったりなのですが・・・。

 記事ではやはり「ウィキッド」にページが割いてあります。そのほかいつものように上演中や上演予定の作品についての短い企画ページ(レポートや紹介)があって、もちろんそれぞれ興味深く読めますが、やはり、イラストで紹介されたものは格別楽しいです。中西らつ子さんのイラストレポート「ドナ&ザ・ダイナモスの多忙な2日間in福岡」は一番に読みました。中西らつ子さん、関西の人ですよね。京都劇場の「夢から醒めた夢」ロビーパフォーマンスマップも描いておられましたが、この可愛い絵好きです。もうすぐ京都劇場で上演される「コンタクト」の記事も熟読しましたが、「京都劇場でS.ストローマン作品連続上演」の記事中、「クレイジー・フォー・ユー 」の京都劇場半年ロングランを“成功”と評価するのはいかがなものかと思わずにはおれませんでした。この期に及んで楽前日にも空席があるし、「コンタクト」はゴールデンウィークも◎だらけだし・・・(同じ時期に「オペラ座の怪人」や宝塚「エリザベート」が開幕するせいもあるかもしれませんが。「オペラ座の怪人」は5月6月完売、7月8月も残席少ないですね)どうするんでしょう?劇団内の本当の総括は“成功”では無いのでしょうけどね。京都劇場は半永久的に四季の準専用劇場であり続けて欲しいから、一ファンとして心配になります。

 「コンタクト」はA3二つ折りのチラシも挟み込まれていました。なかなか工夫された今までにないチラシで楽しく読めました。

 挟み込みといえば、「速報『ウィキッド』出演候補者決定」というチラシもありました。記事中の「オーディション速報」とともに、既にネット上で知っている情報とはいえ、印刷物にされているとまた違った感興があります。主役の二人、“善い魔女”グリンダに沼尾みゆきさんと佐渡寧子さん(美女イメージのクリスティーヌたち)、“悪い魔女”エルファバに濱田めぐみさんと樋口麻美さん(強い女イメージのアイーダたち!)、王子フィエロに李涛さん・北澤裕輔さん・玉城任さん・阿久津陽一郎さん(シンバやスカイやラウルなど乙女が憧れる二枚目役者のみなさん)、等々、なるほどねぇ・・・と思わせられる配役の妙ですね。ファンの期待は高まる一方というところでしょうが、東京までいく資金の無い自分が寂しいです。

 

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「雨に唄えば」

 この前の日曜日、書き忘れていましたが、金曜日に観た「ドリームガールズ」があまりに面白かったので、私の中のミュージカル熱が大いに上昇。ここはミュージカルの古典を観なくっちゃ、とばかり廉価版のDVDを買って帰りました。(古い映画の廉価版っていろんなバージョンが出てるんですね。どの会社のがいいか比較検討してくれているサイトってないのかしらん?)

雨に唄えば 雨に唄えば

販売元:ファーストトレーディング
発売日:2006/12/14
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雨に唄えば[DVD] Book 雨に唄えば[DVD]

販売元:コスミック出版
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何度もTV放送で観たけど面白いですよね。やっぱり傑作。主演のジーン・ケリーはもちろんすばらしいけど、親友コズモ役のドナルド・オコナーの多芸多才ぶりにもあらためて感心。(^-^)//""

雨に唄えば DVD 雨に唄えば

販売元:ファーストトレーディング
発売日:2006/12/14
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 ムスメも最初は関心なさそうに(古い映画だし・・・)傍らでマンガを読んでいましたが、徐々に画面に引き込まれていました。

 良いものは古びないのだと思いました。どうせなら2枚組みのスペシャルエディションを買った方が良かったと、ちょっと後悔。

雨に唄えば 50周年記念版 スペシャル・エディション DVD 雨に唄えば 50周年記念版 スペシャル・エディション

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/09/08
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2007年3月30日 (金)

TVドラマ「グッジョブ」

 今週私が寝不足なのは、仕事が忙しいからではなく(イエ、忙しくなくはないんですよ)珍しく連続ドラマを観てしまったから・・・。NHKドラマの「グッジョブ-GoodJob」 、面白いですねぇ・・・。一般職のOLの世界ってあんな感じなんでしょうか?なんだか雇用機会均等法の出来る前の昔々みたいな職分・・・性別役割分業という感じの・・・には閉口しますが、オフィスが広くて働きやすそう。二岡智美ちゃんの怒っていたIT環境も改善されたし・・・(仕事柄必須とはいえ、一人に一台パソコンがあるのもうらやましいです)。性差別に何気なくピクっとするところ、面と向かって苦言を呈するところ、皮肉を言うところ、どこも巧いなぁと感心してしまいます。

 うえちゃんの人柄に憧れますねぇ。私は当てはめるところに当てはめれば南ちゃんと村田さんを足して2で割ったようなタイプかな。村田さんみたいに優しくないけど地味で、南みたいにはっきりとも言えず、でもいつも怒っている・・・。

 で、ドラマがとっても面白かったので原作も読みたいと思ったんだけど、実は財政的に大ピンチ・・・。職場の先輩にはチケットの買いすぎって叱られたけど、まぁ、それもあるけど年末に給湯器と風呂場の水栓金具と電子レンジと乾燥機が壊れて(それだけで約40万円)&車検もあって年末のボーナスがパアになったせい。このままでは長男の大学授業料の引き落としで通帳がマイナスになります(T_T)。。こんなカツカツの生活、絶対倒れられません。暮らしていけなくなります。 ちょっとコミックス7冊大人買いの勇気が無くて(だって中身が気に入るかどうかわかんないし)、ブックオフに行きました。でもそうはお誂え向きには売ってないもんです。2と6だけ見つけましたが、2は汚かったので立ち読みにして6だけ買いました。

 面白かったですよ、ドラマと同様。ドラマの進行とはちょっと時系列が違います。6巻のエピソードが2巻のエピソードより先に出てきたりしています。絵も悪くないし・・・、やっぱり少しずつ本屋さんで買おうかなと思っています。

Good Job 7 (7) Book Good Job 7 (7)

著者:かたおか みさお
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Amazonでは現在4巻と7巻以外購入できないようです・・・・。3日ほど前は既刊が揃っていたほかのネット書店でも、今は7巻以外買えませんねぇ。大書店の店頭とかならあるのかな?ネットで変えないとなると、どうしても買って読みたくなるからフシギです。

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2007年3月28日 (水)

『すみれの花咲く頃』松本剛著

 年末だったかな、NHKで「すみれの花咲く頃」というコミックがドラマ化されるってことを知ったのは。宝塚音楽学校をめざす北国の女の子の話だということで興味を持ったのですが、当時放映予定として挙がっていたNHKハイビジョンやBSは我が家では見れないし、その時点では原作コミックは絶版。 復刊ドットコムに投票しておいたら、このほど復刊されたようなので購入して読みました。

 主人公は高校2年の遠藤君子。親に宝塚受験を反対され1年の中学浪人ののち高校に入った遠藤君子。演劇部に籍はあるものの活動には参加せず、クラスメートずにすごしています。宝塚への憧れは捨てきれず、親に黙ってバレエを習い続けている君子ですが、ある日級友に宝塚ファンであることが知られ、からかわれて・・・・。

すみれの花咲く頃 Book すみれの花咲く頃

著者:松本 剛
販売元:講談社
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 とりあえず内容より何よりも、このレーベル(‘講談社BOX’)で出すなんて、講談社もあざとい(T~T;)と思いました。普通のコミックや愛蔵版コミックの装丁なら1000円以下で買えるに違いないページ数です。この本が後書き(ドラマ主演の多部未華子さん=「映画夜のピクニック」で好演されていましたね=と原作者松本剛さんとNHKディレクター落合将さんの鼎談)部分抜きで226ページ(表題作は95ページしかない短編、ほかに掌編5編)で1200円。同時に買ったはるかにマニアックな『妖魅変成夜話 4 』岡野玲子著が後書き部分抜きで227ページで900円ですからね。‘講談社BOX’のほかのラインナップは、講談社ノベルスの中から西尾維新や清流院流水などの10~20代に特に人気の作家を抽出したような、若者向けライトノベル・ライトミステリのシリーズですから、並んでいると異質だし、小説と間違って買っちゃう人もいるんじゃないかと人ごとながら心配になります。

 内容は想像していたのと全然違いました。宝塚受験に関する物語というより、普通に青春モノですね。宝塚入団は君子の夢ですが、具体的にどう憧れているのかとかは描かれていないですし。むしろ親との葛藤や一歳年下のクラスメートの中でのすごし辛さのなかでの、君子の成長がテーマのように思えました。この青春・成長というテーマ、私好みです。想像していた宝塚モノとはほど遠かったけど、うれしいオドロキでした。感動もしたし面白く読めました。ただ、親の頑固な反対やクラスメートの宝塚への偏見などは、このマンガの設定年代(1991年)よりも20年以上昔の物語(私の青春時代よりも昔)のような気がしてしまいました。表題作以外の作品も、とってもノスタルジックで、それなりに悪くはなかったのですが、少年マンガということでわたしの好みにはあまりあいませんでした。ファンの方ごめんなさいm(__)m

 NHKのドラマは深夜ですが4月1日に総合テレビでも放映されるようですね。NHKオンラインで調べたら、ドラマは家族の問題も深く描かれて、原作とちょっと設定が違うようです。あらすじや予告編を見るとかなりおもしろそう・・・。放映終了が夜半を過ぎると翌週の仕事に差し支えるから、録画しようかな。

 

 

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2007年3月26日 (月)

ドリームガールズ

 23日金曜日の夜に一人で、1982年のトニー賞6部門受賞のミュージカルマイケル・ベネット演出ですって!)を基にした映画「ドリームガールズ」を観てきました。

ホントは21日の祝日に子どもたちと朝から映画三昧で2~3本観る予定だったんだけど、なにせ二女がインフルエンザにかかりましたしね。

とにかく、夫の仕事の都合で遠方へ同行させられたり、医者に行ったり看病したり年度末の仕事があったりもういっぱいいっぱいで、ストレスたまりまくりの週末だったので、夕食は冷凍のシチュー等々長女に頼んで、一人で出かけました(子どもたちは合宿前だったり病み上がりだったりで自重)。それに行きつけの映画館では23日までの上映だったので、どうしても観たくてなんで言い訳してるのでしょう?、ワタシ?小市民だなぁ・・・ ヽ (´ー`)┌)・・・。

 良かったです。ストレスも疲れも吹っ飛びました。自分でも気味が悪いほど機嫌よくなって帰宅しました。音楽(歌)と物語(劇作品・ドラマ)の両方が存分に楽しめるミュージカルってやっぱりいいなぁ・・・と改めて思いました。

ドリームガールズ Book ドリームガールズ

著者:デニーン・ミルナー
販売元:小学館
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 エディー・マーフィーの意表をつく登場に驚き、笑い、感心し(こんなに「ミュージシャン」してるとは思わなかった)、アカデミー賞助演女優賞受賞のジェニファー・ハドスンに圧倒され・・・、でもビヨンセはどこ?このグループにいるはずなんだけど、まさかあの子がビヨンセなの??・・・、歌もすごい!、みんなすごい!と最初から目も耳も釘付けでした。ノベライズとサントラも買う予定です。

ノベライズ本の感想はコチラhttp://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_8015.html

ドリームガールズ:デラックス・エディション(DVD付) Music ドリームガールズ:デラックス・エディション(DVD付)

アーティスト:サントラ,マキシ・アンダーソン,シャーリン・カーモン,キーシャ・ヘリー,ダレル・バブス,ルーク・ボイド,エリック・ドーキンズ,スティーブ・ラッセル,マイケル・レオン・ウーリー,ジェニファー・ハドソン,ビヨンセ・ノウルズ
販売元:ソニーミュージックエンタテインメント
発売日:2007/01/31
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 それにしても、時代背景も少し調べてみたいと思いました。キング牧師の演説が挿話的に取り上げられていましたが、公民権運動の時代と言う教科書的な知識はあっても、ラジオ局まで黒人専用の局があったとかいうようなことは全く知らなかった(気づかなかった)し、白人が黒人の音楽を受容していく(というより乗っ取る?)過程にも興味があります。自分たちの音楽を白人に向かってもプロデュースしたいというカーティス(ジェイミー・フォックス)の野望の源泉も探ってみたい気がします。

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション DVD ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2007/06/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ところで、話題は全く変わりますが、2週間ほど前に「ウィッキッド」のキャストをちょっぴり予想してみたらhttp://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/cat4401590/index.html、すぐその翌日のキャストボックスから、(今日のキャストボックスでも)2週間にわたって樋口麻美さんが、クレイジー・フォー・ユーに復活しておられましたね。荒川ボビー・樋口ポリーでも観たい気がするけど、そしてスタンプラリーもあとひとつ足りないけど、もうとっくの昔に予算がパンクです。

 京都劇場、「壁抜け男」の次は「エビータ」 (7/15~9/9)と発表されましたね。http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_64ac.html で予想したとおりですね(*^ー^)ゞ 時期は秋じゃなくて夏でしたが(「壁抜け男」3~4ヶ月ぐらいするのかと思ってましたよ、「CFY」の惨状のあとだけに短い周期にしたのでしょうか?)。 じゃぁ、つぎはALWつながりで「アスペクツ・オブ・ラブ 」とか観てみたいです。観たことないんですよ。CDはなんども聴きましたけど・・・。 「行かないで・・・!」とローズが歌うところが印象的です。

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2007年3月21日 (水)

二女のインフルエンザ

 昨日の早朝、部活の朝練のために起きてきた二女の顔が妙にいつも以上にボンヤリしていました。あわてて額と首に手を当てるとなんだか熱い。それは私が低体温なのでよくあることなのですが、それにしてもいつもより熱い気がします。体温を測ると37℃。ビミョーに高いので欠席させることにしましたが、私の仕事は休めません。夫は既に出勤済み。長女が終業式で部活開始までの間にいったん帰宅するし、高熱でもないので、「行けたらお医者さんに行きや」と言い残して、保険証とお金、おひるご飯も置いて出勤しました。私の職場は一応(わずかながら)中学生以下の子どもが病気の場合の有給休暇もある(最近出来たばかりなので、適用されたのは末っ子だけ。残念!)のですが、制度はあっても個人の仕事自体のカバーは事実上なされませんから、よほど重篤でないと取れない(とらないですませたい)のが実情。

 出勤したらもう仕事で頭がいっぱいで、9時半頃まで二女の学校への連絡を失念ヾ(_ _。) 家に電話したら、二女ッたら留守電にしちゃって電話に出ないよ~~~。午後電話したら昼食も食べれて、おやつも食べて、医者は行ったけど普通の風邪だと言われたとか(なんせまだ37.6℃だったそうで)

 ところが夜7時ごろ帰宅して眠っていた二女を起こして熱を測らせると39.1℃(゚∀゚;)あわてて朝診てもらった医者に電話をして、再度診察。(同級生とクラブの先輩も受診に来ていて、中学はインフルエンザが蔓延中のよう)ウィルスを取って検査をしてもらってインフルエンザB型と診断されました。両方の鼻の穴に長い綿棒を突っ込んで鼻水を採取。試薬で10分ほどで結果が出るようです。便利な世の中ですねぇ・・・。で、今話題のタミフルを処方されたのですが、医師が本当に丁寧に説明をしてくれ、「納得できたら飲ませてください」とのことでした・・・。わがやでは4年前にも長男がタミフルを処方され劇的な効果を見ていますから、飲ませることを選択しました。幸いにも翌日(今日)は祝日で仕事は休みです。医師の言うように親がずっと様子を見ておいてやることも出来ます。この二女は働く親にとっては(色々欠点は多い子ですが、こと病気に関してはホントに親孝行な子です。まず、丈夫で病気になることが少ないうえ、熱を出すときが休日前など、さほど仕事に支障の無いことが多かったのです。学校で熱を出して早退しなければならなかった日が、小学校のとき2回あったのですが、2階とも兄(長男)が定期考査中で在宅している日だったので私が迎えに行かなくても済んだということもありました。医師は、タミフルを飲んで問題があったと報道されているケースは親が様子を見ていなかったと批判めいたことを言いましたが、私も(4年前ですが)長男にタミフルを飲ませた翌日、やはり出勤しました。そうせざるを得ないのが今の労働者の現実ではないでしょうか。こんなとき責められるのが母親ばかりということも納得がいきません。子どもが病気になった時、子どもの病状よりもまず仕事をどうしようかが気になってしまう自分がいやですが、仕方がありません。こういう社会構造である限り少子化傾向はおさまらないでしょうね。

 4年前はタミフルが普及し始めたばかりの頃です。発病後24時間以内に飲まないと効かないといわれ、受診が遅れた(発熱後24時間以上経っていた)妹たちには処方されませんでした。熱が38度台の後半で済んでいたということもあるかもしれません。今から考えれば、高熱が続いてすでに譫妄状態にある人には処方してはいけないということがすでにわかっていたのではないでしょうか?その時、うちのムスメたちは譫妄状態でもなかったし経過も良かったのですが、それでもまる1週間学校を休みました。対して長男は熱は一晩で下がり学校を休んだのは3日間でした。

 二女はマスコミの報道もあってタミフルを飲んで自分も暴れたらどうしようと不安に思っていたようです。今朝起きたとき「暴れている夢を見た」といっていました。実際には11時間なんの危なげもなく、安眠していました。深夜に触ったらもう熱もひいていたようです。今朝の体温は36.8℃。いっしょに朝食を食べながら新聞を見ると1面トップの見出しが「タミフル、10代処方中止」あらまぁ・・・。やっぱり危険だったのかしら、昨日タミフルを処方してくれた医師、今タミフルを処方されている子どもたちとその保護者はどうしているのかしら???うちの子は熱も下がったので譫妄状態による異常行動はもう無いだろうと判断し、今日も飲ませました。午後には36.4℃とずっと安定していました。咳・たんが残っているだけでインフルエンザ特有のしんどさは全くなくなっていました。夕食もたっぷり食べました。ε- (´∇`;)>ホッ

 二女は皆勤賞を狙っていたので、体はしんどくてもインフルエンザと診断されたことが却って安心したようです。明日はまだ休みますが、私は出勤の予定。冷たい母かな?姉(長女)がもう春休みなので部活後半日在宅してます。23日が学年の終了式です。明後日は登校できるかな。

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2007年3月18日 (日)

『ラブ☆コン』16、『ヤマトナデシコ七変化』

 またまた、娘に借りて読みました。

『ラブ☆コン』16 中原アヤ著 

 最終巻です(もっとも「別冊マーガレット」誌では外伝(番外編)が連載されているようですが。)受験受験で締め付けられている現実の高校ではありえないようなステキな卒業パーティーと卒業式でした。小堀君も幸せになれたし。

ラブ・コン 16―LOVELY COMPLEX (16) Book ラブ・コン 16―LOVELY COMPLEX (16)

著者:中原 アヤ
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 これ、アニメ化されるようですね。帯に「4月7日(土)午後5時30分~」とあったので、珍しく深夜ワクじゃないんだ~、と子どもタチが楽しみにしていたのですが、よく見たら関西ではやはり深夜の放映・・・。あかんなぁ・・・。せっかく大阪が舞台やのに、もっとみんなが観られる時間帯にせな。うちは大体他の人の失敗とかをバカにしてばっかしいるような、バラエティ番組はきらいやねん。毒にも薬にもならんようなこんなアニメのほうが子どもが見るにはなんぼかマシやわ!

 16巻の四分の一ほどは「ラブ☆コン」本編ではなく、「小池徹平ストーリー、僕らの居場所」です。映画「ラブ☆コン」で大谷君を演じたご縁でしょうかね・・・。上京からWaTとしてのデビューまでの短い期間の物語です。懐かしいなぁ、この感じ。わたしの子どもの頃も芸能人やスポーツ選手の半生を描く物語がよくマンガ雑誌に載っていました。「横山樹里物語」とか「森昌子物語」とか覚えています。横山さんや森さんの場合はどうだったか忘れましたが、昔の場合は時代的なこともあり「少女(子ども)のころ貧しくて苦労した・・・」的なお話が多かったように思います。

『ヤマトナデシコ七変化』18 はやかわともこ著

 このマンガもとっても笑えます。それにしてもみんな高1とは思えないぐらい大人っぽいなぁ・・・。スナコはどう成長して大団円を迎えるのか楽しみです。

ヤマトナデシコ七変化 18 (18) Book ヤマトナデシコ七変化 18 (18)

著者:はやかわ ともこ
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

P141で乃依ちゃんが「こちとら少女マンガ歴10年」っていうセリフがあるんですが、少女マンガ歴40余年(歳の離れた兄姉がいるので、逐字読みの頃からマンガも読んでました)の私も、昔読んでた少女マンガの数々を思い出させられて楽しかったです。特に30年ぐらい前の陸奥A子さんや田渕由美子さんなどの乙女チックマンガなんか、まさにこんな(乃依ちゃんが、恭平とスナコが恋に陥るようなシチュエーションを色々考えるんです)感じでしたね。

 この本で本編の次に楽しみなのが作者の愛猫てんちゃんの写真とてんちゃん関係のコラム。ホントに猫ってかわいいもんねぇ。

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「ウィキッド」が観たいなぁ・・・・

 劇団四季ミュージカル「ウィキッド」の特設ページができていますね。ホンマに面白そうです。でも遠征してまでは観れないなぁ・・・。新幹線代でもう1本か2本違うものが観れちゃうし・・・。じっと待ち続けるしかないなぁ・・・。

 娘とグリンダやエルファバ等々、HPで名前のわかる登場人物の配役予想をして楽しんでいます。今、キャストボックスの名前のあがっていない樋口麻美さんはきっと「ウィキッド」に出るんじゃないかしら、濱田さんも今はキャストボックスには挙がってないけど、「アイーダ」があるから違うんじゃないかなぁ・・・などと言いながら。

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『よい子はみんな天国へ』ジェシー・ハンター著

 年度末で毎日遅くまで残業で、とても家に帰ってまでパソコンに向かう余裕が無く、まったく記事の更新が出来てませんでした。はっと気づいたら10日以上経っていますね。

『よい子はみんな天国へ』ジェシー・ハンター著 創元推理文庫

 1年あまり積読していた1冊です。分厚い海外ミステリは、まとまった時間の取れるときでないと途中で筋がこんがらかるかもしれないと、ついつい読み伸ばしにしていましたが、最近通院時の待合の時間が長いので、思い切って読みだしました。クリスマス物語なので思いっきり時期はずれですが・・・・。文庫とはいえ500ページをゆうに越える長編でしたが、とても読みやすく、夢中になってすぐに読めました。

 年端の行かない(4~9歳)男の子ばかりを狙った誘拐殺人事件が続いていた。連れ去られた後きっかり同じ時間がたったころ身代金を要求する電話がかかり、実際にはその電話の前に殺害されていた。被害者たちは性的虐待も受けていた。誘拐未遂に終わったとき「チョコレートをあげる」と言ったらしいことから、犯人は「チョコレートマン」と呼ばれ、母親たちから恐れられていた。女性刑事マーシーはチョコレートマン追跡に躍起になっていたが、まだ手がかりがつかめないでいる・・・。一方シングルマザーのローリーと9歳のエミリー母娘は、クリスマス前の休暇に二人で公園に散歩に出かける。ローリーが母親仲間の赤ちゃんに気を取られたほんの少しの隙に、エミリーはいなくなってしまう。ショートカットにブルーのジャケット+ジーンズのエミリーは男の子に間違えられチョコレートマンに捉われてしまったのだ。青ざめるローリー・・・。ところがチョコレートマンの方もさらってしまったのが女の子だとわかって恐慌をきたしていた・・・。

よい子はみんな天国へ Book よい子はみんな天国へ

著者:ジェシー・ハンター
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 いわゆるサイコパスによる犯罪を描いたサイコ・サスペンスです。10数年前、ちょうど「羊たちの沈黙 」がアカデミー賞を取った頃から、パトリシア・コーンウェルの『検屍官 』(検屍官ケイ・スカーペッタが主人公)シリーズ、「Xファイル」等のサイコスリラーというか異常心理の犯罪を扱った小説や映像作品がブームになり、、『FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 』などのプロファイリングノンフィクションもベストセラーに名を連ねていましたね。私も当時は恐いものみたさも手伝ってその手の本をよく読みましたが、やはり陰惨な事件ばかりで、読むのがイヤになっていきました。現実にも猟奇的な事件の報道が増えてきたこともあったのかもしれません。トマス・ハリス著のレクター博士のシリーズも『レッド・ドラゴン』『羊たちの沈黙 』までは良かったのですが、『ハンニバル〈上〉 ハンニバル〈下〉 』となるともう辟易。新作なんて読む気もしません。

 この本も題名に惹かれて買ったものの、猟奇的な展開がありそうな雰囲気が長い積読時期を続けさせたといえます。が、読後感は全く違いました。犯人のチョコレートマンは、ご多分に漏れず幼少時に虐待を受けており、そのために通常とは異なる性癖を持つに至り、母親という存在への復讐のように犯行を重ねます。しかし彼は、男の子と間違えて女の子であるエミリーを攫ってしまったことでいつものような行動に出られません。

 このエミリーがまた魅力的です。「少女探偵ナンシー・ドルー」の愛読者であるエミリーは、「第一次大戦中に敵国に捉われたエミリー」というお話の中の主人公だと思い込むことにして、極限状態の精神を正常に保ちます。チョコレートマンの殺意から逃れるために知恵を絞り、チョコレートマンの言動を観察し、あわやという展開になりながらも(ネタバレで恐縮ですが)ついには勝利を得ます。

 母ローリーの切なさ、懸命さも胸に伝わります。それにひきかえ、別れた夫(エミリーの父)のバカさ加減!普段母子を捨て置いていたくせに、いらんことをするからローリーまで危ない目に合ってしまいます。こういう軽薄な人間って実際にいますよね。

 チョコレートマンを追う刑事のコンビ、端役のご近所さんや目撃者たちの人物造詣も一人一人の物語を読みたくなるほどリアリティと魅力を持って描かれています。

 物語は12月23日と24日、たった二日間とは思えない濃密な展開でした。

 

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2007年3月 7日 (水)

『おこう紅絵暦』高橋克彦著

『おこう紅絵暦』 高橋克彦著 文春文庫

 高橋克彦氏の江戸ものは初めて読みますが(そういえば現代ものも読んだことがない)、古代蝦夷ものや、陰陽師弓削是雄ものを読んできて、この人の書く捕り物帖ならさぞや面白いだろうと思って買った一冊ですが、期待は裏切られませんでした。布団の中で読んでいると眠い目が冴えてきてしまってちょっと困りました。帯と表紙の絵にも惹かれましたが、女性である私としては、女性の活躍する作品って、やっぱり好きです。

 北町奉行所吟味方の筆頭与力、仙波一之進の妻おこうは、元は柳橋の芸妓。(二人は姉妹編の『だましゑ歌麿 』で知り合ったらしいが、私はこの本は未読。でも十分楽しめました)元の朋輩たちに頼られたり、市井の謎を聞き及んでは、持ち前の勘を働かせて事件を解決に導きます。一之進の父・左門(歩行が不自由で隠居はしているが、それ以外は矍鑠としている。槍の名人)に相談したり、使用人の菊弥・絵師(後の北斎という設定)春朗に調査を頼みながら、合点のいかないところを探り推理するおこう。多分にコージーミステリ的な、お江戸の人情ミステリ。短編連作のシリーズです。

おこう紅絵暦 Book おこう紅絵暦

著者:高橋 克彦
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 たった一人で生みの母を捜し求めて生きてきた幼いお鈴、父母を殺され、堂々たる体躯を生かして自らを熊娘として見世物小屋に売り込むことでたつきを得てきたお由利、そして猫たちのエピソードもちょっと感動的です。

 時々、昔ばくれんであったり、芸者であったときのなごりか、おきゃんで伝法な素地が顔を出すのも小粋な感じ。そんなおこうを役人の妻にふさわしくないなどと野暮なことを言わず可愛がり、愛する仙波父子もなかなかの男たちです。ぜひ前編や続編も読んでみたくなりました。

 宮部みゆきの時代物が好きな方々なら、きっとこの本も気に入ると思います。

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2007年3月 6日 (火)

「クレイジー・フォー・ユー」 2回目観劇感想の続き

 今日、一緒に観にいった(向こうは初めて)同僚の感想も聞きました。「よく笑いました~。」私と同じで、ボビーのアイリーンとの婚約のいきさつが気になるそうですが、それとともに、最後の方で、ポリーがボビーに会いにニューヨークに旅立つとき、幕が開かないのでステージに向かって物を投げたりして騒いでいるという劇中の観客を放っておいたまま、外でストーリーが進んでいくところにツッコミを入れたいそうでした。そうですね、あとで白い服のカップルとなって舞台に立つシーンがあるわけですが、それまで観客がどうしていたのか・・・ストーリーを越えて気になるところです。同僚と娘とが通路を挟んで隣同士だったのですが、「よく笑い声が聞こえたよ~」と言われました。ホンマに娘はコロコロとよく笑っていました。

 ところで、舞台を続けるかどうかのミーティングの盛り上がりで椅子を使ってバリケードを組み立てるシーンがありますよね。で、テスの機嫌をとるために演出・プロデュースを引き受けて青年たちをおだてあげたベラ・ザングラーが片づけを指示します。「例のフランス革命のミュージカルをするわけじゃないんだから・・・」だったかな?それっぽいことを言いますよね。そのフランス革命のミュージカルって、1回目に観たときは「ベルサイユのばら」のことだと思ったんですよ。娘も私も。でも、よく考えたらこのミュージカルを作ったアメリカの作者は、ベルばらは観てない可能性が高いですよね。するとやはり、「レ・ミゼラブル」のことでしょうか?赤い旗も振っていたし。

 さっき、関西テレビの「ココロの旅」に木村花代さんが出ているのを観ました。中学までは陸上部所属ということでスポーツ万能だったのでしょうね・・・。「人間になりたがった猫」を観て演劇に興味を持ったということで、若い頃幼い頃の経験の貴重さを感じました。

 昨日は読売テレビの「極上の月夜」で宝塚男役の特集だったんですね。残業もあって夕食は9時ごろ、家事にも忙しくて・・気づいたのが遅く、安蘭けいさんと大和悠河さんへのインタビューを見ることが出来ただけでした。残念です。

クレイジーフォーユー、2回目観劇の感想・・・はコチラです http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post.html

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2007年3月 4日 (日)

『タカラジェンヌの太平洋戦争』玉岡かおる著

 2004年7月発行と奥付にあるので、おそらく宝塚歌劇団の創立90周年に合わせた企画として出版されたのでしょう。でも、私が買ったのはついこの前、発行から2年半経っているにもかかわらず、初版第1刷でした。ファンならこんな資料も読みましょうよ。『タカラジェンヌの太平洋戦争』玉岡かおる著 新潮新書。母子2代のタカラヅカファンだという著者が、戦前の「歌劇」「宝塚歌劇脚本集」「宝塚年鑑」等の資料や、当時の団員・生徒・ファンなどへの丹念な取材を基に、「タカラヅカと太平洋戦争、夢の世界と暗い現実」(本書プロローグより)をルポルタージュし、文化史として考察した本です。新書、という地味なレーベルでの出版ですが、とても読みやすく興味深く、一気に読みました。

 

タカラジェンヌの太平洋戦争 Book タカラジェンヌの太平洋戦争

著者:玉岡 かおる
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 この本のプロローグ、2004年の新春公演(花組)での、お母様もたいへんなファンだったという春日野八千代の登場から、90年の歴史に思いを馳せた著者の感慨に私も引き寄せられてしまいました。宝塚歌劇の歴史は、軍による大劇場の接収や戦地への慰問公演での苦労(広島の原爆の犠牲になった人も)などは、文字でも映像(ドラマとか)でも垣間見ますが、戦前戦中の宝塚の様子をこんなに詳しくまとめたものを読むのは初めてです。

 第1章は「小林一三の夢」と題され、宝塚少女歌劇発足当時の事情・様子がまとめられています。ちょっとトリビア的知識もあります。第2章からがこの本の本編。タカラヅカと太平洋戦争のかかわりを、時局に否応なく巻き込まれていくタカラヅカとタカラジェンヌのありようをインタビューと資料で綴っています。

 タカラヅカで多くの国策劇が上演されていたり、団員が「国防婦人会」の会員になっていたことは初めて知りました。戦意高揚のための大政翼賛にタカラヅカまで関わらされていたのかと驚きつつ、やはり恐ろしい時代だったのだと思わずにはおれませんでした。この本では、あえてそういった国策劇が戦争犯罪に当らないのだろうかという考察がなされています。ファン的な解釈ではあるものの、こういった見方は新鮮でした。

 戦前はものがなくて、バレエシューズやブラジャーなども手作りだったそうですが、物資の不足はもちろん戦後の再開後にも続きます。ラインダンスのときにタイツも無く素足だったとか、付けまつげも手作りしたとか・・・。ところでこの本の155Pにラインダンスのときに下着が見えないように「ダンスキャル」 (オーバーパンツかな?)というものを穿くことを紹介するくだりに、その素材について「ベンベルグという名称の化繊」と書かれています。「ベンベルグ」は旭化成の登録商標ですから、生地の一般名称「キュプラ」と書かないといけません。また、ベンベルグ(キュプラ)は、レーヨン・テンセルなどと同じく天然原料由来の繊維であって、石油系化学合成物質由来の化学繊維ではありませんから、記述自体が間違っています。せっかく労作なのにこんな素人でもわかる勘違いが混ざってしまったらもったいないと思いました。

 物の不足以外にも食料・医薬品の不足による団員の病気というかなしみもありましたが、第7章に描かれる戦後の復活は感動的です。 

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2007年3月 3日 (土)

「クレイジー・フォー・ユー」、2回目観劇

 今日、京都劇場へ劇団四季「クレイジー・フォー・ユー」を観にいきました。2回目です。今回京都劇場では久々の2階席ということで、近眼の私には辛いのですが(昨年急に近眼になって初めて知りました。メガネをかけていてはオペラグラスを使えない。メガネナシではオペラグラスを覗いてもぼんやりとしか見えない。悲しい)、日本での公演が通算1500回を超えた記念で特別カーテンコールがあるし、配役も、ボビー、ポリー、ベラ・ザングラーの3人が前回とは違うメンバーなので、とても楽しみにしていってまいりました。

  初日の配役 今日の配役
ボビー・
 チャイルド
加藤敬二 田邊真也
ポリー・
 ベーカー
樋口麻美 木村花代
ランク・
ホーキンス
牧野公昭 牧野公昭
アイリーン・  
 ロス
末次美沙緒 森以鶴美
ベラ・
 ザングラー
広瀬明雄 渋谷智也
エベレット・
 ベーカー
松下武史 松下武史
ボビーの母 斉藤昭子 斉藤昭子
テス 有永美奈子 有永美奈子
ユージーン・フォーダー 三宅克典 武見龍麿
パトリシア・フォーダー 加藤聖恵 加藤聖恵
ムース[ベース] 石 路 石 路
サム[ギター] 岩城雄太 岩城雄太
ミンゴ[パーカッション] 畠山典之 畠山典之
ビリー 石野喜一 石野喜一
パーキンス/カスタス 熊谷 崇 熊谷 崇
ジュニア 平田郁夫 川東優希
ピート 中山大豪 中山大豪
ジミー 菊池 正 菊池 正
ワイアット 関与志雄 関与志雄
ハリー 村中弘和 村中弘和
パッツィー 池末絵己子 池末絵己子
シーラ 小川飛鳥 村上智
ミッツィー 柴田桃子 柴田桃子
スージー、 伊東 恵 伊東 恵
ルイーズ 恒川 愛 恒川 愛
ベッツィー 市川友貴 市川友貴
マギー 東 裕美 小川飛鳥
ベラ 荒木美保 中嶋美音
エレイン 須田綾乃 須田綾乃

 ボビーが大幅に若返った感じですね。若々しくて溌剌としたボビーでした。30男の役とはいえ初々しさや、男の可愛らしさを感じさせられました。もちろん、加藤さんは加藤さんでとってもステキなダンスで魅了してくれるのですが、いかんせん、ハーバードを出てから10年ならぬウン十年、いったい何年モラトリアムをやってるんだ~~、いまだに親掛かりかいっ~って感じに見えてしまうお歳であることは否めません。田邊さんだと余計なツッコミをせずに見ることができました。それと、今回初めて気づいたのですが、遠目で見ると加藤さんと田邊さんは背格好や顔の形が結構似ておられますね。なんか、加藤さんが若返って登場って感じにも見えました。

 1幕冒頭ではちょっとしたハプニング。田邊さんの右こめかみ辺りにつけたマイクが、顔から外れて、テープはマイクについたままなので、大きくマイクが目立った状態に・・・。ベラ・ザングラーの扮装になるときまでマイクが顔から浮いたままで気の毒でした。でもまぁ、そんなハプニングも含めて観客にとっては生の舞台は楽しいんですよね。そういえば先月、ミュージカル「マリー・アントワネット」を観にいったときも、舞台を観ながら子どもに「オルレアン公役の人(高嶋政宏さん)のお母さんは宝塚の男役トップスターやねんで」と説明していたら、タイミングよく(悪く?)高嶋さんがセリフをかんでしまいはった、なんてこともありました。

クレイジー・フォー・ユー Music クレイジー・フォー・ユー

アーティスト:劇団四季
販売元:ポニーキャニオン
発売日:1997/07/18
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ポリー役は前回が樋口さんで、今回が木村さん。最初に「夢から醒めた夢」を観た時のピコ・マコ、コンビというのも私たちにとってはちょっとした感慨です。物語はもちろん今日も楽しくて、笑い声もあちこちで聞こえました。うちの娘も笑い転げていました。天然キャラのパッツィーちゃんもいい味だしてます。でも素朴な疑問。ボビーは何故アイリーンと婚約したのか?、婚約解消したいのならなぜちゃんと話し合っておかないのか・・・・?この部分どうしても(この物語が)好きになれないのです。最後はみ~んなラブラブのカップルになってハッピーエンドとはいえ、アイリーンとの婚約問題がモヤモヤしたままでは、ポリーの幸せも長続きしないのではないか?と危惧してしまうではありませんか。もちどん考えすぎなのはわかっていますけど。娘はアイリーンと「フィガロの結婚」のスザンナのイメージがかぶるそうですが、ボビーには、借金しなければならない過去があったとも思えませんし。アイリーン役も森さんに代わって、初日キャストより若返りですね。森さんアイリーンは、ちょっとカワイコぶってるとこもふくめボビーが大人女性の色香に迷った若気の至り・・・という雰囲気がよくわかりました。末次さんもとってもステキだとは思いますが・・・。

Crazy for You: Complete Vocal Selections Book Crazy for You: Complete Vocal Selections

著者:George Gershwin,Ira Gershwin
販売元:Warner Bros Pubns
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 1500回記念特別カーテンコールの様子は、劇団四季のHPでも紹介されていますが、ベラ・ザングラーの幕後ろでのセリフから始まります。そして幕の中央の切れ目からハイヒールの脚が一本。続いてアイリーンがセクシーに現れ、つるはしを持った青年たちとひと時ダンス。そして「おどきっ!」。青年たちが退けると、アイリーンは却って困ったように「いやぁん」・・・。そしてみんなが登場。歌とダンス、1500回の看板、ザングラーの挨拶、歌とダンス、またまたアンコール。何度も何度もアンコール。1階席は(2階席からは前の方しか見えませんが)オールスタンディングのようですが、2階席はスタンディングする人はちらほらでした。私たちはもちろんスタンディングしましたよ。

 ところで、2階席から観ると、ぼんやりしか見えないという辛さはあるけど、たくさん場見テープ(バミリテープ)が貼ってあることがわかったり、1階の前の方の席からは見えなかったのですが、最後の方の劇場前での白いスーツのボビーと白いドレスのポリーのダンスシーンでは、床上に照明で薔薇の花柄が描かれるのも見ることが出来て、結果的には案外2階席も悪くありませんでした。

**初日の感想はコチラhttp://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_113b.html **

**「クレイジー・フォー・ユー」の楽譜の紹介はコチラ http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_684e.html **

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2007年3月 2日 (金)

「それでもぼくはやってない」

「それでもぼくはやってない」
 キャッチコピーを見て感じた以上の社会派映画で、見ごたえたっぷりでした。どんなリーガルサスペンスより息詰まる思いで観ました。最後が大団円というわけにはいかなかったのが、ハッピーエンド好きの私には少し辛かったのですが、主人公の達観したようなモノローグに救われ、またさらに考え込まされました。テーマは重たいのですが、ちゃんと映画というエンタテインメントとして楽しめるようにも作られており、長さを感じさせません。

 ストーリーはもう皆さんご存知でしょうが、一言で言うと痴漢冤罪の話です。満員電車を降りたとたんに、背広の袖を捉まれて・・・。恐ろしい話でした。無実の人間がある日突然告発され(私人による逮捕)ただけで、もう犯人扱い。証人らしき人の話もろくに聞かず、警察へ。いくら否認しても聞いてもらえず、取調べ調書は警官の都合の良いように作文されてしまいます。(この映画を見た人は特に誤認逮捕の場合、安易に調書にサインをしてはいけないと心に刻んだことでしょう。正直者ほど、警察が不正義を行うとは思わないから、つい言うとおりにしてしまいそうですが・・・)留置場(拘置所?)や取調べ室での処遇の非人間的なことといったら、1分でも早くココを後にしたいと思えば、微罪なら認めて出してもらおう・・・と思ってしまうのも当然な感じです。日本の留置場・拘置所・刑務所などは欧米に比べ100年遅れているといわれて久しいですが、誇張ではなくて本当にこの映画の通りなのでしょうか?ひどいですね。

 痴漢冤罪は社会問題化しているとどこかに書いてあった気がしますが、冤罪を素人が晴らすのはとても難しいということも怖いことです。ついこの前の1月にも、婦女暴行で有罪判決を受けた富山県の男性が服役して仮出所後に、真犯人が見つかったという報道がされていましたね。先週は鹿児島で選挙違反に問われた12人の被告の全員無罪判決もありましたが、痴漢に限らず、無罪の証拠を拘束された側の被疑者が集めるのは困難でしょうし、検察側に都合の悪い証拠は隠されてしまう、裁判はお金がかかる・・・となると、無実であっても途中であきらめている人が結構いるのかもしれない・・・。映画のように良い友人がいるとは限らないし、そもそも友人に相談しにくいタチのもの。良い弁護士(瀬戸朝香さん、役所広司さんカッコよかったですね♡) を見つけられない人もいるでしょう。何より自分の神経が耐えられない気がします。

 痴漢冤罪に限らず、冤罪がいつ、わが身や家族に降りかかってくるかもしれないと思うと、周防監督がリアルに描き出した日本の裁判制度の抱える現状は、ホントに恐ろしいハナシですよね。強権的な警官や検察官は、人道的な判決をする裁判官が上司ににらまれ左遷される(当然上級裁判所には任官できない)となれば、裁判所が必ずしも正義の府ではないということになってしまいます。何も疚しいことはないからと高をくくってもいられないということですよねぇ・・・。無実の罪を着せられた期間が長いほど人生の狂いも大きいし、その時間は取り返しがつかないではないか・・・と、冤罪への憤りを感じるとともに、被害者の身になってみても、真犯人を取り逃がしていたなんて悔しいではありませんか!もちろん犯罪そのものを許すわけにはいかないし、罪を犯した人は裁かれなければなりません。でも冤罪が起こるということは、逆に言えば犯罪者を取り逃がしているということ。被告・原告どちらの立場に立っても許しがたいことです。
 この映画の場合にしても、中学生が勇気を振り絞って告発したのに、その人が真犯人じゃないとわかったら?すぐにそれがわかっていれば、お互い傷つくことも少なくて済むのに、最初にちゃんと捜査しておいてくれればいいものを、全然関係のない人に迷惑をかけた挙句、真犯人はどこかでのうのうとしているなんて2度3度と被害に遭ったようなダメージを受けてしまうと思います。余計に耐えられない・・・。
 自分が裁判員になった場合はどうでしょう・・・。映画を観ている私たちは主人公の金子徹平(加瀬亮)が犯人ではないことを知っています。でも、それを知らないであの可憐な女子中学生の涙の陳述を聞いたら、どうしたってほだされずにはおれない。真実をどこまで追及できるのか心もとない気がしました。
「十人の真犯人を逃すとも一人の無辜を罰するなかれ」・・・映画の冒頭にテーマが字幕で語られています。無辜(むこ)=罪がないこと 
このコトバ、法格言だそうですが、出典は何処なのでしょう?私は学生時代に「文学」の課題で読んだ土屋隆夫の推理小説(『判事よ自らを裁け』だったかな?)のなかの弁護士のセリフとして初めて知ったような気がします。日本の裁判は有罪率99.9%だそうですが、他国の裁判では有罪率はどうなんでしょう?

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2007年3月 1日 (木)

「ラ・アルプ」(La Harpe)2007年3月号

「ラ・アルプ」3月号が届きました。表紙は「ユタと不思議な仲間たち」。吉原光夫さんのゴンゾに田邊真也さんのユタが肩車されて、ほかの座敷わらしたちがそれを取り囲んでいるシーンです。東京のコンタクトの次の演目なのですね。私はユタをTVでしか観たことが無いんですよ。数年前全国公演で高槻に来た日は、前々から取っていた「キャッツ」と日がかぶっていて(>_<)・・・。原作も好きだし(ご存知ですか?昨年講談社の青い鳥文庫でかわいいイラストでで出版されたんですよ・・・。他の版のを既に読んでいるのに、子どもがイラストを気に入って乏しいお小遣いで買っていました)、ナマの舞台で観てみたいなぁ・・・。

↓青い鳥文庫版の原作です

ユタとふしぎな仲間たち ユタとふしぎな仲間たち

著者:三浦 哲郎,碧川 みなみ
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 今月号も「ウィキッド」の特集記事にページが割かれていて否が応でも期待が高まろうという感じ。東京へ観にいく元気(身体的なものより、お財布の活力・・とほほ)は無いので、ちょっと期待が空しい(T_T)。でもいつかは・・と待ちましょう。

 そのほかの記事では「クレイジー・フォー・ユー」の田邊ボビーのデビュー記念でしょうか?「3人のボビーアンケート」と、「ミシェル・ルグラン×石丸幹二 『壁抜け男』7年目の交歓」という記事が興味深かったです。「壁抜け男」はもちろん、とてもとても楽しみにしているのですが、ミシェル・ルグランさんは最近4つの新作ミュージカルを作られたそうで、その3作というのが「モンテクリスト伯」、椿姫をもとにした「マルグリット」、ドレフュス事件に材をとったもの、「壁抜け男」の台本作者ディディエ・ヴァン・コール氏と組んだ「ラムール・ファントム・・・・。ミシェルさんは石丸さんに「モンテクリストの役がとても似合いそうですよ」と言っておられます。『モンテクリスト伯』は私も大好きな小説ですし、石丸さんのモンテクリストを頭に思い浮かべるととてもステキです。はやく日本でも上演して欲しいと気の早い期待を抱いてしまいました。

 今週末は田邊真也さんボビーの「クレイジー・フォー・ユー」観劇予定です。楽しみです。

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