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2007年1月31日 (水)

『デザイナー』一条ゆかり著

『デザイナー』一条ゆかり著 集英社文庫

 BOOK OFF で懐かしいマンガを見つけたので買ってしまいました。連載当時姉が雑誌「りぼん」を買っていたのですが、突如買うのをやめたので、続きが読めなかったのです。30余年ぶりに全編通して最後まで読むことが出来ました。いやぁ、今読んでも大人っぽい少女マンガですねぇ。いまほどマンガ雑誌の種類のない当時のことですから、「りぼん」の読者層もいまより幅広かったとは思いますけども。

 一匹狼の人気ファッションモデル亜美。孤児院で育ち苦労してトップモデルになったが、周囲からは反感を買っていた。ふとしたことから、トップデザイナーの鳳麗香が実の母親と知り、動揺の余り交通事故を起こし、モデル生命を断たれてしまう。そこへ、思わぬ助けの手が・・・。という亜美の波乱万丈の短い生涯を描くストーリー。

デザイナー Book デザイナー

著者:一条 ゆかり
販売元:集英社
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 10代にして巨大コンツェルンを切り回す朱鷺も、あれよあれよといううちにトップデザイナーとなる亜美も、また二人ともすごいカーレーサーだという点も、現実離れしているといえば、そのとおり。だけど、女の子の夢も女性の夢もこのゴージャスさにあるんですよね・・・。あ~面白かった。やはり一条ゆかりはスゴイ!どれもこれも名作です。ハッピーエンドやシンデレラストーリーで終わらない点も当時としては斬新だったのではないかと思います。設定が超豪華なだけに、アンハッピーな結末にも、現実味が無くて真剣になかなくても良い分、ワタシにとっては気楽に読めました。

 現実味が無い、気楽・・・なんて書いちゃったけど、やはりこれは当時の少女マンガの最高傑作のひとつといえると思います。

ま、アタシはどちらかというと「有閑倶楽部」や「こいきな奴ら」のようなコメディの方が、好きですけど。

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『百鬼夜行抄 15』

『百鬼夜行抄』15 今市子著

 怪奇小説作家で霊能力者だった祖父の影響で、オカルト的な不思議の絶えない飯島家。大学生の律は祖父の能力を色濃く受け継ぎ、日々不思議体験と闘っている?というか不思議体験に耐えているというか・・・・。そんなオムニバスシリーズです。平成18年度(第10回)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞と、15巻の帯に書いてありました。

恐がりなのでオカルトは全然好きじゃないワタシですが、民俗的なお話が好きだったりするので、おもいきり和風の、このお話は結構好きです。シリーズの初めの頃と比べると、従姉や伯父に助けられることが多くなってきたせいか、年齢を重ねて成長しているからか、律がとまどいの表情を見せることがあまりなくなってきたような気がします。今回も守護神たるべき青嵐は(依り代?の鏡が割れて頼りなくなったとはいえ)ほとんど登場しません。

 この15巻の中では3話目の「野に放たれて」が一番好みだったかな?日野原家の先祖と舞をする男(そんな昔に日舞の先生、なんて職業があったのか?)の間に何があったのか?は気になるところですが。

 あと、一話目の幽霊画がある「藤岡図書館」の女性幽霊と、2作目の近藤君の元カノでとtも間の悪い女の子は同じ藤岡という姓だけど、何か関係があるのでしょうか?気になる・・・。

百鬼夜行抄(15) Book 百鬼夜行抄(15)

著者:今 市子
販売元:朝日ソノラマ
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今週末からドラマ化されるそうですね。日本テレビ系ということで、関西での放映はないようですが・・・。

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2007年1月30日 (火)

「ラ・アルプ」(LaHarpe)2007年2月号

 今日、四季の会の会報「ラ・アルプ」2月号が届いていました。冒頭の「四季の話題 浅利慶太さんインタビュー」で保坂知寿さんの消息について言及されていました。少し長いですが、引用させていただきましょう。6ページの上段からです

 (インタビュアー)「最近、ポスターやカレンダーに保坂知寿さんの露出が少なく、退団されるのではという噂があります。(後略)

 (浅利氏)「退団したわけではありません。現在も『マンマ・ミーア!』に出演していますし、大坂では千秋楽まで頑張ってもらう予定です。ただ、彼女も四季に入団して既に二十余年。常にメインキャストとして過重な仕事を続けてきました。(中略)そこで本人ともよく話し合い、休団して体調を整えてもらうことにしました。体も心も元気になって、早く戻ってきて欲しいですね。

(インタビュアー)「では、福岡の『マンマ・ミーア!』には出演されないのですか?」

(浅利氏)「それはまだわかりません。体調次第では、福岡公演に登場する可能性はあります。(後略)」

 ほかの俳優さんの(退団とか休団とか)消息が、ラ・アルプに載っていたのを読んだ経験が無いので、保坂さんについてはよほどたくさんのファンが、心配して問い合わせたのかなぁ・・・と思いました。でも休団って・・・。どのぐらいお休みされるんでしょうか?心身のリフレッシュ休暇ってところなのかな?その間もレッスンとかはされるものなのでしょうか?消息を知ったら知ったで、別の疑問が湧いてきますねぇ^^;

 他の記事では、 「ウィキッド」の紹介記事が、やはり一番の関心事で読み応えあり。6月17日開幕って結構もうすぐですね~。どなたがキャスティングされているのでしょうか?とりあえず、主役級の女性が2名は必要ですよね。『オズの魔法使い』はシリーズ続編も含めて何度も読んだけど、『オズの魔女記』(グレゴリー・マグワイア著 大栄出版 1996刊)なんて、スピンオフ小説があるのは初めて知りました。読んで見たいと思ったのですが、もはや絶版。公共図書館にも、私の住んでいる都道府県内には1冊あるだけのようです。これを機会に廉価版で(文庫とかノベルズ版とか)復刊しないものでしょうか?

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2007年1月29日 (月)

「パリの空よりも高く」

昨日1/28、宝塚大劇場へ月組公演「宝塚ロマンチック・コメディ パリの空よりも高く」「レビュー・ロマネスク ファンシー・ダンス」を観にいってきました。

パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス(DVD) NTTdocomo関西の貸切公演だったのですが、貸切公演って初めて経験しましたけれどいいものですねぇ。抽選会があったり(当らなかったけど (>_<) )、組長さんの開演挨拶や、瀬奈じゅんさんの終演挨拶があったりして、普段の公演以上に充実感があります。今後もこんな機会があったらいいのですけど・・。いえ、贅沢は申しません。いつでもどこでも見ることが出来ればうれしいものです。

 さて、「パリの空よりも高く」は、とっても楽しいお話でした。エッフェル塔建設秘話、とでも言えばよいのでしょうか?気持ちの弾む、心地よいドラマです。瀬奈さんが口のよく回るペテン師の役を明るく親しみやすい雰囲気で演じておられて、ステキでした。大空祐飛さんの調子がいいくせにちょっとドジなペテン師もかわいらしくてGood。霧矢大夢さんのギスターブ・エッフェル、人柄の良さがにじみ出てくるような役柄でした。彩乃さんの花売り娘ミミ・・・かわいらしいけど、ちょっと活躍の場が少なくてもったいない気がしました。組長の出雲綾さん、ホテルの女主人として若者達を支え応援する役柄ですが、実際もそうなのでしょうね。ほとんど善人ばかりのドラマ、みなさん新春らしく、舞台を愉しさで彩ってくださった気がします。まさに宝塚は夢の国、幸せの場所・・・。

パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス[2枚組] パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス[2枚組]

販売元:楽天ブックス
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 舞台が始まる前、プチ・ミュージアムに行きました。ただいまは、「暁のローマ」の衣装などが展示されています。デザイン画が同時に展示されていることで、衣装政策のコンセプトも伝わってきて見ごたえありです。

2007128  これはアーネスト・イン・ラブの衣装

2007128_2暁のローマージュリアス・シーザーよりー/レ・ビジュー・ブリア 」の、ジュリアスシーザーの衣装

2007128_4 ブルータス の衣装

 

ポスター展もあって、新旧の配役を見比べたりもして、楽しかったですよ~。

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2007年1月27日 (土)

『エラゴン』原作

『エラゴン』クリストファー・パオリーニ著

 上映中のファンタジー映画「エラゴン-遺志を継ぐ者」の原作です。映画が予想以上に面白かったので、ぜひ原作を読まなくては!と、1/5の記事に書きましたが、読み終えたのは半月後になってしまいました。読み始めてからはあっという間。本当に15歳から17歳の間に書いたとはとても思えない出来でした。もっとも日本語の文章は訳者の文章ですから、日本の(一部の)10代作家の文体のとんでもなさと、比較するわけには行きませんが、ストーリー展開はホンモノです。映画も原作も、巷間言われているように、『指輪物語』(「ロード・オブ・ザ・リング」)に似ているといえば似ています。山中の要塞に異形の敵が押し寄せてくるところ、どこかで観たなぁ、と映画でも思いました。作者自身も「『ロード・オブ・ザ・リング』と『スター・ウォーズ』に影響された」とインタビューで答えてえているそうですし。 言われてみれば、辺境の農場で伯父に育てられるのは、ルークみたいですね。「エラゴン」の映画で、エラゴンがドラゴンのサフィラに乗ってスピードを楽しむシーンも「スター・ウォーズ」を彷彿とさせられました。エラゴンとブロムの関係もルークとベン・ケノービ、滅び去った異能者たち(ジェダイとドラゴンライダー)、一人現れた希望の星の若者・・・・いやぁ、似てるなぁ。

 でもそんなことは、全く気になりません。むしろ続きが気になるばかりです。

エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉 Book エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉

著者:クリストファー パオリーニ
販売元:ヴィレッジブックス
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 読んでいくと、映画の方はずいぶんストーリーが端折られている(あたりまえだけど)のがわかり、やはり原作を読んでよかったと思いました。特に原作と映画が違うところは・・・故郷の町でのできごといろいろ、旅でも色々ありますが・・・マータグの登場とアンジェラの役割かなぁ。

 映画を観て面白いと思った人も、物足りなかった人も、映画を観てない人も・・・異世界ファンタジーが好きな方々はぜひ読んでみてくださいな。

 

エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈2〉 Book エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈2〉

著者:クリストファー パオリーニ
販売元:ヴィレッジブックス
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エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈3〉 Book エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈3〉

著者:クリストファー パオリーニ
販売元:ヴィレッジブックス
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 この作品はアメリカの「BookSense Book of the Year 」という賞を2004年の児童文学の部で受賞しています。「BookSense 」というのは、AmazonなどのwebBookStoreに対抗して作られた書店組合のようなもののようで、さまざまなイベントをしているようです。そうすると、「BookSense Book of the Year 」とは、「本屋さん大賞」のようなものでしょうか?だったら面白いはずですよね~。「本屋大賞」は大賞以外のノミネート作品もどれも面白いと評判ですもん、私の周りでは。余談ですが、日本の「本屋さん大賞」も「BookSense Book of the Year 」のように、「児童文学の部」「ノンフィクションの部」なども作って欲しいです

 **映画「エラゴン」についてはhttp://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_7061.htmlへ **

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2007年1月26日 (金)

『続高慢と偏見』

『続高慢と偏見』エマ・テナント著 ちくま文庫

『高慢と偏見』ジェイン・オースティン著がとってもとってもとっても面白かったので、「高慢と偏見」でネットサーフィンをしていたら、続編を見つけました。もちろんジェイン・オースティン本人の作ではなく、1937年生まれのイギリス人作家が書いたものです。冒頭部分、本編をうまくパスティーシュしています。たしかに、現代人の実感としても、「結婚」=メデタシメデタシではすみません。階級が違うもの同士の結婚と来れば、現代人の私たちが想像する以上のものでしょう。しかも姉ジェーンとビングリー氏のようなおだやかで明るい気性の二人と違って、負けず嫌いでプライドの高い者同士の(お互いの我がすぐぶつかりそうな)エリザベスとダーシー氏の場合は。続編もたいへん面白く読みました。

 いつもいつもダーシー氏への愛を胸いっぱいに感じているエリザベス。領民や使用人たちの信頼と尊敬も勝ち得つつあります。でも、クリスマスに実家の家族を招くことになってから、少しずつダーシー氏とすれ違いの日々が続いて・・・・。ついに決定的なダーシー氏への不信が芽生えてしまいます。

 さもあらん、という展開。困っているエリザベスを励ましたくなってきます。もう夢中で読みました。・・・でも・・・、終わり方が唐突。最後のエピソードなどプロットだけしか書いてないよう。走っていって息切れして、もうストーリーを書き込むのがイヤになった・・・という印象。また、エリザベスのダーシー氏への不信のタネの解決の仕方が気に入りません。それはないでしょう、ちょっと~~。彼はそんな人じゃないでしょう。そんな事件はありえないんじゃないの??? と思いました。

 最後の展開はイマイチでしたが、そこに至るまでのストーリーは面白いし、エリザベスの喜び、戸惑い、焦燥のすべてに共感できるので、「プライドと偏見 」『高慢と偏見〔新装版〕 』が好きな方はぜひご一読を。

続 高慢と偏見 Book 続 高慢と偏見

著者:エマ テナント
販売元:筑摩書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

**『高慢と偏見』の読後感はコチラ http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_0c41.html **

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2007年1月24日 (水)

「晩夏に捧ぐ」

『晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ』 大崎梢著

 『配達あかずきん』の続編です。杏子のところに昔の同僚・美保から「助けてほしい」六名の連絡が入ります。美保が現在勤めている信州の老舗書店に幽霊が出る、誰の幽霊が何のために出てくるのか?その謎を、杏子と勘と頭はいいけど手先の不器用なアルバイト学生・多絵に解いて欲しいというのだ・・・。美保や老舗書店の人々はその幽霊を、27年前の老大作家殺人事件の犯人とされた青年ではないか、と思っており、2人は関係者を訪ね歩くのだが・・・。

晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> Book 晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編>

著者:大崎 梢
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 きっと、ミステリとしては面白い作品だと思うのですが、今回の作品はもはや「書店ミステリ」とはいえない、と思いました。そういう意味では第1作の方が面白かったし好みでした。長くて、中だるみを感じたし、途中で展開はともかく犯人がわかってしまいました。最後の真相がちょっと・・・、件の青年に対する登場人物たちの最終的な思いも・・・・、ネタバレにならないようには感想が書きにくいですねぇ。・・・要するに本当に「書店の謎を解く」ストーリーだった1作目のほうがワタシ的にはよかったと、そういうことです。ちょっと生臭いのも気にかかるし、このシリーズに期待していたものとは違うプロットだったということです。3作目はまた短編になるようなので、次回作に期待します。

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『毒杯の囀り』

『毒杯の囀り』ポール・ドハティ著

 14世紀のロンドンを舞台にした歴史ミステリです。国王、エドワードⅢ世の死の場面から物語が始まります。幼王リチャードⅡ世(黒太子の息子)が即位したばかりの頃、富裕な貿易商スプリンガル卿が殺され、首席裁判官は検死官クランストン卿に創作を命じる。28歳の修道士アセルスタンは弟の死を償うために、修道院長からさまざまな仕事を命じられているが、今はロンドンの貧民街の教会の神父の仕事とクランストン卿の初期という仕事を命じられている。(聖職者と検死官の書記・・・奇妙な取り合わせだが、そういう実例は実際にあったのでしょうか?) アセルスタンは酒飲みのクランストン卿と共にスプリンガル卿の死と、彼にまつわる連続殺人とを調査するが・・・・。 

 「修道士カドフェル」シリーズや「修道士ファルコ」を愛読していたワタシとしては、修道士が謎解きをする歴史ミステリ、と聞いて、発売直後に買ったのですが、読みおおせるまでにはずいぶん長くかかってしまいました。一つはエドワードⅢ世の死が描かれる序章と、主人公のアセルスタンが登場する第1章とがワタシの頭の中でうまく結びつかずに、何度も読もうとしては途中でやめて、また最初から読み直して・・・を繰り返していたからです。ある程度読み進めてからは謎がどう明かされるのかが楽しみでイッキでした。う~むとうならせられる展開でした。

 なんで「囀り」なんだろう??鳥が鍵なのかな??と思って読んだのですが、「小夜鳴鳥の廊下」と呼ばれる鴬張りの廊下が出てくるのでした。後書きによると、日本のノンフィクションを参考にしたとか・・・。

 しかし、シリーズの立ち上がりである本書は、正直なところ「カドフェル」シリーズほどワタシを惹きつけませんでした。たしかに謎解きは面白いのですが、まだアセルスタンの個性が十分発揮されていないと思います。別に修道士でなくても、俗人の検死官書記でも、この謎解きは大丈夫な気もしますし。アセルスタンは弟を戦場でなくしたことに気がとがめて眠れないとか、教会の描写とかあるにはありますが・・・むしろ信徒の未亡人ベネディクタに恋をしているようすが気になります。神父の恋が幸せな展開をするとは思えないし・・・、相棒のクランストン卿は泥酔ばかりしているし・・・

 でも、謎解きの席で、リチャードⅡ世がこっそりアセルスタンにささやいたセリフなどを思うと、これからが歴史ミステリとしての面白さが花開くときなのかな?とも思います。ジョン・オブ・ゴーントとの対立やワット・タイラーの乱なども描かれるのでしょうか?やはり、続きが出たら買わねば・・・と思う私でした。

毒杯の囀(サエス゛)り Book 毒杯の囀(サエス゛)り

著者:ポール・ドハティー
販売元:東京創元社
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2007年1月23日 (火)

京都劇場ラインナップと・・・

 劇団四季HPで新ラインナップと新作情報がアップされていましたね。

 京都劇場の初夏は予想通り「壁抜け男」だったけど、間に「コンタクト」が入るのは予想外でした。間に入るのはファミリーミュージカルタイプのものか、ストレートプレイかな?と思っていたもので。この分だと秋は「エビータ」かな?と期待しています。だって、東京では3ヶ所ALWのミュージカルで揃えたこともありましたでしょう?関西2箇所で、夏はパリが舞台のもの、秋から冬はALW・・なんて揃えたら宣伝効果ありと思うんだけど・・・。

 新作ミュージカルは「ウィキッド」でしたね。「新作」って聞いたとき、一瞬「ウィキッド」かな?と思わぬでもなかったのですが、USJでもやってるし・・・とあまり期待していなかったのです・・・。とってもステキなミュージカルなんですってね。早く関西にも来て欲しいです。

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2007年1月21日 (日)

ミュージカル「WE WILL ROCK YOU」

 今日、じゃなくて、もう昨日ですね、要するに1月20日(土)、梅田芸術劇場へ「WE WILL ROCK YOU」を観にいってきました。会場はコアなファンっぽい人でいっぱいで、人並みに若い頃ラジオで聴いたクイーンの曲は結構好Photo_9き・・・程度の私と、ダンス教室でそれと知らずにクイーンの曲を聴いたことがあるといった程度のムスメその2とは、入り口付近からなんだか回りに圧倒された感じです。

←音楽配信の宣伝物として入り口ロビーに飾ってあったフレディのフィギュアです。市販もされているのでしょうか??

 ストーリーは、いたって単純。普通の映画や芝居でこのストーリーだったら、とても耐えられないB級SFです。でもQueenの楽曲でのカタログミュージカルであることが主眼なのですから、むしろストーリーは単純な方がよいのでしょう。すごく楽しめたし、ムスメもワタシも、サイリュームを他の人たちに負けじと振り回して大興奮の2幕でした。

 単一の文化・単一の趣味・単一の考え方に支配された未来、もちろん音楽も1箇所(GAGA)から配信されるもののみ聴くことができる世界で、それには溶け込めず、頭に浮かぶ不思議な言葉やメロディーの謎を解こうとする青年「ガリレオ・フィガロ」(^。^)、ある日やはり周囲から浮いた女性スカラムーシュと出会う。二人は反逆者として捕まるが逃げ出し、伝説の音楽・楽器を探すレジスタンスのボヘミアンたちに出会う・・・。

 単一の文化の支配者は、「killer Queen」。その命を受けてレジスタンスを弾圧するのが警察署長のカショーギ。ボヘミアンたちの呼称もQueenをはじめとするロッカーたちに由来するもの・・・聞くたびに会場はウケます。

 伝説の楽器を追い求めるあたり、聖杯探索譚が踏まえられているのも楽しいし、主人公じゃないけど、禁じられた伝説を読んで知っているキーマンが司書っていうのもイギリス的で興味深かったです。ボヘミアンたちが、過去の遺物の聖典(雑誌)から拾い読みした知識で、ロック史上の人物たちのことを語り、「No-One But You (Only The Good Die Young)」が歌われるのですが、私自身、ロックをず~ッと聴いているタイプの人間ではないので知らない人(というより知らない死・・・)もありました。その点よくわかっている人とは、楽しみ方に差が出来ただろうな、と思うと悔しい気もしますが、プレスリーすら知らないムスメも十分楽しんだようですので、マッ、イイカというところです。

Photo_10←帰りに配布されたステッカーです。この色柄の半袖Tシャツが欲しかったのに、長袖しかなかったのであきらめました・・・。どうせ色柄が違うのなら・・・と使い勝手の良さそうなマフラータオルを買いました。ムスメはリストバンド。ダンスのときに使うそうです・・。

 実は字幕つきの舞台というのは初めて観ました。舞台に字幕ってどのようにしてつけるんだろう・・・ってずっと疑問だったのですが、氷解しました。舞台脇に大きな電光掲示板を設置するんですね。この公演はオーストラリアのカンパニーでしたが、英語の発音がとてもわかりやすくて、学生時代以来英語はすっかり忘れた私でも、字幕の英語は結構端折っているんだな・・・とわかる程度には聞き取れました。でもオペラグラスを使うと、字幕が読めない!!改めてメガネを造ってよかったと思う私でした。

ミュージカル「ウィ・ウィル・ロック・ユー」 Music ミュージカル「ウィ・ウィル・ロック・ユー」

アーティスト:フレディ・マーキュリー&WWRY アンサンブル,ガ・ガ・キッズ,ガリレオ&スカラムーシュ,スカラムーシュ&ティーン・クイーンズ,キラー・クイーン&ヤッピーズ
販売元:東芝EMI
発売日:2005/03/30
Amazon.co.jpで詳細を確認する

劇場で販売しているのと同じCDです。ロンドンキャストです。Amazonで買う方が5%安いです。

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2007年1月17日 (水)

『高慢と偏見』

 冬休みの終わりに「プライドと偏見」のDVDを観たら(http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_f345.html)、とっても面白かったので、原作の『高慢と偏見』ジェイン・オースティン著が読みたくてたまらなくなり、それまで読んでいた本を放り出して読んでしまいました。昔から「おもしろい」とは聞いていたものの、題名のカタさとページ数の多さから、いままで敬遠していたのは大失敗。私の大好きなタイプのストーリーでしたね。もっと若いときに読んだらよかった。女の子が回り道をしながらも最後は理想的な恋人と結ばれる・・・というロマンチックなストーリーの王道でした(いや、ストーリーはDVDで知ってたんだけど)。もちろん映画より原作の方が細かい心理描写などがあったり、階級社会のことなどもほの見えて良かったのですが、映像は映像でダーシー家の壮麗さをはじめ登場する人物や事物がはっきりイメージできるので、読書の手助けになりました。

 ほかのサイトで「『若草物語』と似ている」と書いてあるところがいくつかありました。たしかに、『若草物語』(特に『続若草物語』=『Good Wives』) や『あしながおじさん』『赤毛のアン』などの物語に親しんだもと少女たちなら、絶対好きそうな話です。オルコットやジーン・ウェブスター、モンゴメリたちもきっとジェーン・オースチンの小説が好きだったはずだと思います。新しいところでは、『ブリジット・ジョーンズの日記 』が『高慢と偏見』にインスパイアされて書かれたものといわれていますね。(著者自身も言っているらしい)。映画、小説共にまだ観ても読んでもいないので、それならばぜひ読んで観なければ・・・と思いました。

高慢と偏見〔新装版〕 Book 高慢と偏見〔新装版〕

著者:ジェイン・オースティン
販売元:河出書房新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 『高慢と偏見』の時代背景とか階級意識とかもうすこし深く知りたいので、関連書も読んでみたいです。

 読む前に恐れていた通り、やはり私はベネット夫人にも気持ちが傾いてしまいました。映画でも原作でもとんでもない俗物に描かれていますが、この時代のこの階級の母として、軽はずみではあるものの「娘を結婚させなければ!」という義務感は致し方ないのではないのかな?とも思います。5人も娘がいて、万が一オールドミスになっても残される家も土地も無ければ、養ってくれる兄弟もいない。 この時代の中流階級としては「働く」のは許されない、特に女性は・・・、ときては結婚相手探しに躍起になるよりしかたがないのかも。大体ベネット氏が悪いのでは?妻の精神的な成長も支えず、下の娘たちの教育などすべてを責任逃れして、ベネット氏はなにを悠然とかまえているんだ!・・・などなど。

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2007年1月16日 (火)

新作ミュージカルですって!

 劇団四季のメールサービス、今日は「『オペラ座の怪人』に続く電通四季劇場[海]での新作ロングランミュージカル製作発表会を、報道関係者の方に向けて開催することになりました」という内容のものが届いていました。

 新作ロングランミュージカルってどんなんでしょう?!ワクワクですね~♡ ロングランっていうからには大作なんでしょうね。 ブロードウェーとかイーストエンドとかで話題の作品なんでしょうか??色々予想するのも楽しいですよね・・。

 しかも「この新作ロングランミュージカルを応援し、告知にご協力いただける「四季の会」会員の方を、ブログ記者としてご招待させていただきます」ですって。いいなぁ・・・、行きたいなぁ・・・。劇団四季ファンのブロガーの端くれとしては、いち早く知りたいじゃないですか!でも距離はともかく平日の昼間では仕事が・・・(ToT)。あきらめるほかないですねぇ。残念。

 また東京2年ほどで大阪に来てくれるのかな?気を長くして楽しみに待つしかないかなぁ。

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2007年1月15日 (月)

保坂知寿さん

 今週から保坂さんがドナに返り咲いておられますね。「保坂知寿さん退団」なんてまことしやかに書いてあるサイトが多くて(論拠まで書いてあるサイトもありました)心配していたのですが・・・。良かったです。安心しました。まだまだ保坂さんの姿を四季の舞台で見ていたいんですもの・・・。もう「マンマ・ミーア」観劇の予定は無いんだけど(千秋楽、当らなかったしね)、次に保坂さんに(どんな役でも)会えるのはいつでしょう?どんな役でしょう?京都劇場はまだ一度も出演が無かったと思いますので、ぜひ出ていただきたいものです。

**後日の追記:その後ラ・アルプ2007年2月号に消息が出ましたね。http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/laharpe_3e01.html **

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2007年1月14日 (日)

トラベリング・パンツ

「トラベリング・パンツ」

 生まれる前から(母親たちが「母親学級」で出会ったので)の仲良し4人組の、ひと夏の成長物語というところでしょうか・・・。児童文学やYA文学(ヤング・アダルト・・・10代の少年少女向けの本)の傑作を多く出版している理論社から原作が出版されていて、気になりつつ未読だった本の、映画版を発見したので借りてみました。

 傑作です。親子揃って「こんな友達が欲しい~」といいながら観ました。父親が家を出て行ってしまったとき・・・、母親が自殺したとき・・・、楽しいときも悲しいときも、辛いときも幸せなときも、怒りのときも喜びのときも・・・、そばにいても遠くにいても無条件で信頼できる友達の物語でした。じわ~って胸にしみいる物語でした。原作を絶対読んでみようって。思いました。

 親子で、友達同士で、ぜひ観てください。

旅するジーンズと16歳の夏 トラベリング・パンツ 特別版 DVD 旅するジーンズと16歳の夏 トラベリング・パンツ 特別版

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/10/06
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「ロバと王女」

ロバと王女 デジタルニューマスター版 DVD ロバと王女 デジタルニューマスター版

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:2006/07/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 レンタルビデオ屋さんで珍しいDVDを見つけたので借りてみましたが、正解でした。メルヘンの好きな方々にはオススメです。シャルル・ペローの原作を「シェルブールの雨傘」で有名なジャック・ドゥミ監督が映画化したものです。公開は1970年。当時フランスで大ヒットしたそうです。極彩色の宮廷の様子、美しいけど大袈裟なドレス、妙に近代的な妖精・・・。どれをとってもステキでした。主演はカトリーヌ・ドヌーブ、美しい王女様にぴったりでした。

 お妃を亡くした王様が、今わの際に王妃と約束した「再婚するなら王妃以上の美人と」という誓いを守って、再婚相手を探すが、王妃以上の美人はわが子の王女しかいなかった。それでわが子に求愛するが・・・というお話ですね。最後は王女は他国の王子と結ばれてメデタシメデタシ・・・ ほぼ、原作に忠実に話は進みますが、歌があったり、チョコチョコしたアレンジがあったりするのがとても楽しい!

 原題は「ロバの皮」。シャルル・ペローの童話の原題そのままです。ペローの童話はヨーロッパの口承文芸から編纂したものだけあって、グリム童話との類似のお話もたくさんありますが、この話にも似た話があります。グリム童話だと「千枚皮」という話ですね。

 グリムとペローを読み比べるのも結構楽しいです。グリムはたくさん出版されましたし、数年前にブームもなりましたので、ペロー童話集をご紹介します。

ペロー童話集 Book ペロー童話集

著者:天沢 退二郎,Charles Perrault,シャルル ペロー
販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

完訳 ペロー童話集 Book 完訳 ペロー童話集

著者:シャルル ペロー
販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

美人が何かの理由でさすらうとき、皮をかぶって身を窶す・・・というパターンは日本にも似たような話がありますね。そう、「姥ッ皮」です。

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2007年1月13日 (土)

初眼鏡で狂言

眼鏡

 この歳になって近眼が進んでしまい、道路標識の見え方が危ういので、初めてめがねを誂えました。(http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_3630.html)ずっと視力は良い方だったのにここ1~2年でにわかに悪くなりました。眼鏡を買ってきて子どもに見せると「老眼鏡?」と訊かれました!たしかに老眼も進んでるし、本当は遠近両用のほうが良かったのかもしれないぐらいですが・・・、日常生活にはあんまり不自由はないし、運転のとき専用にしようかと思ったので近眼(+乱視)用のものにしました。度数のゆるいものですが、かけると気持ち悪い感じがして、とても長時間は掛けていられません。まるで、めまいの来る直前のような気持ち悪さです。慣れるまで時間がかかりそうです。

 今日、外出のついでに本屋さんに寄って眼鏡をかけたら、遠くの書名もくっきり見えるので、ビックリしました。もうひとつビックリしたのは本がみんな小さく見えることです。眼鏡を掛けて見えるとB6や新書版の本が文庫本ぐらいの大きさに、A5(「本の雑誌」や「ハリー・ポッター」ぐらいの大きさ)程度の本がB6か四六版ぐらいの本に見えるのです。これはホントーに慣れるまでが大変です。

狂言

 その、今日の外出は狂言鑑賞です。金剛能楽堂でおこなわれた「おやこ狂言会」にこどもその3と行ってきました。こどもはう~んと小さい時に2~3回狂言を見せたことがあるはずなのに全くかけらも覚えておらず、初めて状態。でもそこは「おやこ狂言会」。松の描かれているところが正面なんだと親が教えたりしなくても、ちゃ~んとパンフレットにわかりやすく説明されていました。私もこの前狂言を観たのはまだ金剛能楽堂が室町にあったときなので、久しぶりの狂言鑑賞です。

 いつもたのしい狂言鑑賞ですが、今日の演目は「貰婿」「寝音曲」「膏薬練」の3つ。どれも初めて観た演目ばかりでしたので、なおいっそう面白く、子どもも隣でコロコロと良く笑っていてとても楽しい夜でした。「寝音曲」は千之丞さん・丸山さんというベテラン二人の狂言で、私は今夜はこれが一番でした。また茂山茂さん・茂山童司さんという若手の狂言も初めて観ることが出来て満足しました。

 さて、能楽堂は一般の劇場のように広くはないので、オペラグラスなどは通常不要だったのですが、なにしろ近眼になってしまったワタクシ。眼鏡がこんなにうれしいものだとは知りませんでした。肉眼ではボ~ッとしか見えないのに、眼鏡を掛けるとくっきりはっきり。眼鏡を作って本当に良かったと思える晩でもありました。

 おすすめの狂言本です。

狂言―茂山宗彦・茂山逸平 私達がご案内します Book 狂言―茂山宗彦・茂山逸平 私達がご案内します

著者:茂山 宗彦,茂山 逸平
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茂山宗彦・茂山逸平と狂言へ行こう Book 茂山宗彦・茂山逸平と狂言へ行こう

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2007年1月10日 (水)

「チキン・リトル」「コープスブライド」「プライドと偏見」

 冬休みが終わると同時に子どもたちの朝練も始まり、慌しくなってしまいました。あぁ、つかの間ののんきな日々でした。

 そののんきな日々の締めくくりに、8日は3本もDVDを観てダラダラすごしてしまいました。

 午前は「チキン・リトル」・・・もう、アニメは殆どロードショーでは観にいかなくなりましたが、ディズニーのものはまだ子どもが見たいといいますねぇ~。ハナシだ始まってしばらくすると、フィッシュがエンパイアステートビルに見立てたおもちゃの上にのぼって、キング・コングのまねをするシーンがあります。楽しいシーンですが前日に「キング・コング」を観ていなければ、うちの子どもにはなんのことかわからなかったと思います。GoodTimingだったねぇと2人で顔を見合わせました。アニメ自体は毒にも薬にもならない、ファミリーで楽しめるものだと思います。チキン・リトルがコンプレックスでいじけるのではなくいつか自分も偉大な父に認められるようにと、頑張る姿は、単純といえば単純です。そんなマンガみたいなハナシは現実には転がっていませんが、だからこそ子どもは自分の影を投影しても明るく跳ね返るこの種の作品を好むのかもしれません。たとえ、自分は不屈の闘志はもてなくても。フォクシーの変貌振りは「ちょっと、どうよ!」と他の大人の女性と語り合いたくなりました。強い女性は、いじめっ子からの人間的成長ではなく、旧態依然とした女性観による「女らしい」女への変貌が求められているということなのでしょうか??? そんなに小難しく考えることはないのかもしれませんが・・・ちょっとひっかかりを感じました。

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 午後は「コープス・ブライド」 。人形達の造形と動きに感心してしまいました。人形を作り、動かす技術ももちろんすばらしいですが、少しずつ動かして撮影していく手間暇かけた作品のすばらしさには脱帽です。物語の最後の幽霊たちが地上へ出てくるシーンが一番楽しかったかな・・・。人形たちなのに、感情移入してしまって、エミリーにもビクトリアにも両方幸せになってもらいたくて、一心に画面を見つめてしまいました。エミリーは日本語で言う「成仏」したのでしょうか?千の風になったのでしょうか?天使になった?天国に行った?生まれ変わった?そんな風な含みを残した終わりかたもステキでした。ビクターの声はjニー・デップなのですが、垂れ下がった眉に(前日「キング・コング」を観たせいか)エイドリアン・ブロディを思い起こさせられました(~_~;)。

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 夜は「プライドと偏見」 。昔々の有名な文芸作品の数度目の映像化ということで、これもロードショーに行きたかったのに行き損ねた作品です。美しい風景・建物内外を観るとやはり映画館の大画面で観たかったと思わされました。内容はいつの時代になっても色あせない恋愛もの、主人公エリザベス(キーラ・ナイトリー)や姉のジェインの恋愛がすれ違うのをハラハラして眺め、恋が実るのをワクワクして待ちました。キーラの生き生きとした表情がステキでした。どちらかというと「英文学の古典」などとしかつめらしくいうよりは、少女マンガの世界に似ていますね。マンガ化したらいいのに!ジェーン・オースティンは読んだことがなかったのですが、原作も読んでみたくなりました。5人姉妹の描き方ももっと詳しいでしょうし、「若草物語」の4人姉妹とも比べてみたい気がします。もっとも、私も今となっては主人公たち姉妹よりもベネット夫人的立場で本を読んでしまいそうで・・・。もっと若いときに読んでみればよかったと思います。

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2007年1月 8日 (月)

「キング・コング」

 昨日は子どもその1とその3といっしょに 「キング・コング」のDVDを観ました。キング・コング、私がまだ子どもの時テレビ・アニメを楽しみに観ていました。今みたいにアニメであふれかえっている時代じゃなかったから、アニメを観るのは本当にお楽しみでした。その主題歌「大きな山をひとまたぎ・・・」という曲は、子どもたちが保育所のときに振り付けつきで先生方が歌ってくれていました。そんなこんなで親しみ深いキング・コングの物語に、あの「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディも出るということで、ロードショーを観にいく気満々だったのですが・・・どういうわけだか果たせなかったんですよね・・・。

 で、観ました。こんなに長い映画だとは気づかなかったのですが、3時間あっという間でしたね。公開時の評判はあまりよくなかったような気がするけど、十分なエンターテインメント性があったと思います。恐がりの私と子どもその3にとってはちょっと恐い映画でした・・・。ドキドキ・・・。ちょっとビクビク・・・。次なる波瀾を予想して恐る恐る展開を見守る、という感じで観てました。

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最後のコングの表情がいいですね。エイドリアン・ブロディの切なげな表情もいいです。

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「薔薇の名前」

 正月休み明けに人間ドックに入り、そしてこの3連休ということで、まだ職場に復帰しておりません。明日が私の仕事始め^^;  正直なところ出遅れた仕事始めに焦っております。多忙な日々に自ら自分を追い込んでいるような・・・。

 それはともあれ、お正月休みにしようと思っていた楽しみがまだ殆どあまり出来ておりません。もう3連休も終わっちゃうのに・・・・ 3連休は結構お家でVTR鑑賞をいたしました。

「薔薇の名前」

 ウンベルト・エーコのこの有名な歴史ミステリも、それを原作とした傑作と名高い映画も、お恥ずかしくもまだ読んでいず、観てもいなかった私です。廉価版DVDがさらにお安くなっていたので購入しました。なかなか観る機会がなかったのですが、土曜の夜ちょうど一人だったのでじっくり観ました。「ダ・ヴィンチ・コード」の映画にはまって、原作を冬休みに読んだばかりの娘その2と観ようと思っていたのを予定変更してよかった。だって若い修道士が破戒してしまうシーンが結構リアルに出てくるんですもの・・・。一人で観てても気恥ずかしくなってしまうのに、まだまだおぼこい娘となんて観ていられません。洋画にはストーリーと関係ないところで気をもんでしまうシーンがある作品も多いので、子どもと一緒に観るのに困ってしまうことがあります。

 映画はの本筋はハラハラドキドキの連続のストーリーで、推理ドラマとしても時代映画としても、そして美しいロケーション・大掛かりなセットも大満足でした。ショーン・コネリーは流石の名優ぶりをこの作品でもやはり見せてくれていますが、盲目の長老司書を演じた大年配の俳優が、新人俳優だというのにビックリでした。終盤になって溜飲を下げるようなシーンがあるのですが、これは原作にないシーンだとか・・・。う~ん、原作も読んでみなくては・・・、原作の結末がどうなっているかも気に掛かるし・・・。でも文庫版は出てないみたいですねぇ・・・困ったな。単行本上下巻あって結構高い(T_T;)

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 廉価版のDVDは今は出ていないようですね・・・

 あと、私としては「エーベルバッハ」修道院でのロケというのに心動かされました。もちろん『エロイカより愛をこめて』のエーベルバッハ少佐を思い起こすから・・・。

 修道院ものミステリということで、カドフェルシリーズや『修道士ファルコ』を思い起こし読み返したくなりました。20冊もあるカドフェルシリーズを読み返すのは大変なので、早速その夜読み返したのは『修道士ファルコ』と修道騎士団の活躍を描く『サラディンの日』です。何度読んでも面白いですよ。

 

修道士ファルコ Book 修道士ファルコ

著者:青池 保子
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人間ドックと小説版『大奥 華の乱』

 5日に人間ドックに入って視力の衰えにびっくり・・・(゚0゚;)。老眼がくるのは致し方ないにせよ、今頃になって近眼ってどういうこと~。。。。ヽ(;゚_゚)ノ。。。。?! 左目は以前から怪しかったんだけど、右目は半年前ぐらいまでは1.0が見えてたのに(T_T) 一瞬糖尿病による緑内障かと思ってどきどきしましたが、糖尿の疑いはなく、眼圧も正常でホッ♡ やはり仕事で間断なくパソコン画面を見る日々が続いたせいでしょうか?家の小さいTVで洋画DVDを離れて観ると字幕が見えないということには気づいていたのですが・・・ とにかくこの視力では運転が危ういので、生まれて初めてめがねを誂えに行きました。眼科では受付から処方箋をもらうまでに約2時間半。それでも天気が悪いため人数が少なかったそうですよ。

 私は寝床で本を読む、パソコンで仕事をする等々目に悪いことだらけの毎日・・・どうしましょうねぇ・・・。

 そのほかは(血液検査の結果がまだだだけど)、体重が多い他は特に悪いところなし。説明してくれた医者いわく、(胃カメラの写真を眺めながら)「胃酸が多くて胃炎になるのでしょうなぁ。潰瘍痕ももう大丈夫、いい色をしています。あなたの場合は、胃液が強力すぎて何を食べても血となり肉となるということでしょうなぁ。健康ですよ」だそうです。それはほめ言葉なのか?昔は痩せの大食い、BMI17を切っていたんですけどね(*´o`)=зハァ-

 人間ドックの待ち時間の読書には軽いものが良いと思い、小説版の『大奥 華の乱』を読んでみました。映画ではなくTVドラマ版のノベライズです。年末観にいった映画のストーリーが予想外に良かったので、観ていなかったTV版の物語も知りたくなったのです。

 最初の印象はやはりドロドロしたメロドラマ風で、もう途中でやめようかな?と思いました。が、無理に綱吉の側室にさせられた安子が「強うなりまする」と決意したところから、彼女に感情移入して読むことが出来ました。最後は感動ものでしたねぇ。ドラマも観ればよかった。綱吉の時代は日本人庶民から観て好悪のはっきりした構図、また元禄時代の華やかな文化、忠臣蔵等々、歴史・時代小説や時代劇で描かれることの多い時代ですが新しい切り口の物語として楽しめますね・・・。

 しかし、映画を観たときも思ったのですが、徳川15代将軍のうち4代家綱までは父子相続ですが、その後は弟や甥であったり、御三家御三卿など他系統から迎え入れたり、父子相続の場合も夭折したり暗愚であったり等々、家康の血を引いてるかもしれないけど一系の相続ではないですよね。何のために大奥で跡継ぎを確保しようとしていたのかわからない、大奥の存在価値が殆どないというところではないでしょうか?ドラマのように妻同士の争いで子どもが殺されるようことが実際にあったなら(昔のドラマにもこういうシーンありました・・・)、特に子どもを作る能力に乏しい将軍の時には、むしろ大奥は弊害でしかないですね。洋の東西を問わずまた、国の大小を問わず母の違いによる「跡目争い」はよく物語になっていますから、一夫多妻の後室は、家の存続には却って害だといえるのではないでしょうか?

大奥―華の乱 Book 大奥―華の乱

著者:浅野 妙子,尾崎 将也
販売元:角川書店
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 浅野妙子さんは、今、まさに旬の脚本家ですね。昨年前半のNHK朝の連続TV小説『純情きらり』も浅野さんの脚本で、最近では出色の評判だったそうではありませんか。私も仕事で毎日見ることは叶わなかったのですが、番組表のあらすじを見たりして「源氏物語」を戦時中教えることが禁じられていた事実など、よくぞドラマにしてくれました、と快哉を叫びたい気分でした。

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2007年1月 7日 (日)

『カルメン マンガ名作オペラ』

マンガ名作オペラ 4 カルメン』 里中満智子著

 シリーズの4巻目は「男を惑わす運命の女ファム・ファタル」(帯より)たちの物語。ビゼーの「カルメン」、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」、サン・サーンスの「サムソンとデリラ」の物語です。いずれもオペラオリジナルの物語ではなく、原作のある物語ですね、「カルメン」はメリメの原作(カルメン )とオペラとはちょっと違う物語になっていますが。私にとっては他の2作は元のハナシも断片的にしか知らないし、オペラの楽曲さえも多分全く知らないので、へ~ッと思いながら新鮮な気分で楽しんで読みました。曲も聴いてみたい。

 「カルメン」は大地真央主演ミュージカルで、2001年に梅田コマ劇場で観ました。音楽はビゼーのもので構成されていましたので、オペラを観た気分になっています。そんなこというとオペラファンに叱られるかもしれませんが(^^ゞ 。ドン・ホセが錦織一清、エスカミーリオが石井一孝。大地真央さんの美しさのオーラは流石でした。大地カルメンは、スカーレットよりはよほど当り役だと思ったんだけど、再々演はされないのでしょうか?・・・その時持ち合わせがなくて、CDが買えなかったのが返す返すも残念です。石井一孝さんはこの作品で初めて拝見したのですが、花形闘牛士の伊達っぷりがすっかりはまりきっていて、また歌声もすばらしくて、軽~くファンになりました。ドン・ホセは・・・多分誰が演じても私はダメ。ダメな男に用はない!とこのマンガを読んでいても思ってしまいました。私が選ぶことができるなら最初から最後までエスカミーリオタイプでしょう・・・。

 「トリスタンとイゾルデ」は中世騎士物語から。昔別のマンガで読んだ気がします・・・。ロミオとジュリエットの原型とも言われていますが、定説なのでしょうか?イゾルデはカルメンやデリラのような、男を手玉に取る悪女タイプではないですね・・・。気力で死ぬって・・・びっくりでした。ついこの前映画化されて公開されましたね・・・。未見ですが、評判はどうだったのでしょうか?オペラ的要素はなかったようですが。

 「サムソンとデリラ」は、昔『旧約聖書物語』かなんか子ども向けの本で読みました。子ども向けの本だからこんなにデリラは悪女風じゃなかったですね・・。オペラで描かれているのは最後の方だけだそうですが・・・。

カルメン/トリスタンとイゾルデ/サムソンとデリラ Book カルメン/トリスタンとイゾルデ/サムソンとデリラ

著者:里中 満智子
販売元:中央公論新社
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江戸時代の陰陽師・・・『鴉婆』

『鴉婆  土御門家・陰陽事件簿 二 』 澤田ふじ子著

 からすばば・・・と読みます。江戸時代中期の京を舞台にした時代ミステリ連作集の2巻目。1巻目は『大盗の夜 』。副題からもわかるように陰陽師が主人公ですが、一世を風靡した夢枕獏の(または岡野玲子の)「陰陽師」とはかなり違い、不思議な超常現象等は出てきません。

  大学時代の専門が日本の古典文学の説話集だったこともあり、いや、もっと昔から子ども向けの今昔物語等も読んでいて、安倍晴明の説話や「陰陽師」という存在の物語には親しんでいました。最近でも夢枕獏や岡野玲子の『陰陽師』シリーズはもちろん、高橋克彦著『』 (平安時代の陰陽師・弓削是雄が活躍する伝奇時代小説)などのシリーズは愛読していました。でも、江戸時代の陰陽師のありかた、役割などこの本(このシリーズ)を読んで初めて知りました。

 安倍晴明の流れを汲む土御門家は、「触頭 ふれがしら」と呼ばれる職制を通じて全国の「占い師(易者等)=陰陽師」を支配。「触頭 ふれがしら」のトップには譜代陰陽師十二家がいて全国各地の「触頭 ふれがしら」や京内の占い師等を統括・査察していたそうです。京大坂・江戸などの大きな町では、数多存在したこの占い師(陰陽師)が庶民の悩みごとを聞き、相談に乗ることが治安維持に一役買っていたそうです。特に土御門家は一種の検察権も実質的にゆだねられていたと書いてあります。

 この本(シリーズ)の主人公は、その土御門家の譜代陰陽師の一人笠松平九郎。四条の町角(「西船頭町」とあるのですが、それがどこかわからない?)で観相をしながら、人間の心の闇に潜む魔(といっても、くどいようですが心霊的なものではありません)を退治し、京の治安維持を担っています。

 短編連作なので読みやすく、一つ一つのエピソード・登場人物が生き生きしています。京都の市井を舞台に選び、いつも庶民に温かな目を注いでいるこの著者の時代小説は、とっても親しみやすく好感が持てます。

鴉婆 Book 鴉婆

著者:澤田 ふじ子
販売元:光文社
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2007年1月 6日 (土)

『しゃべれどもしゃべれども』

 秋からずっと読みたかったのが、12月26日に読了した『ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺 』田中啓文著と同じく落語小説の『しゃべれどもしゃべれども』佐藤多佳子著。やっと年明けに読み終えました。二つ目の若手落語家今昔亭三ツ葉のところに、悩みを抱えた4人(青年男子・青年女性・中年男性・少年)が、どういうわけだか話し方を習うために落語を教わりに集まってくるんですね。4人のうち一人は三ツ葉の従弟なんだけど、彼を除く3人は三ツ葉にもお互いにも反発したり乱暴な口をきいたりで、およそ「話し方を習う」態度ではない・・・。三ツ葉は三ツ葉で、もうひとつ本業の落語がうまく語れない、伸びない悩み、好きな人に告白できない悩みも抱えている・・・。

 最後はスッキリ大団円。良かったです。面白いし。

しゃべれどもしゃべれども Book しゃべれどもしゃべれども

著者:佐藤 多佳子
販売元:新潮社
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 今年の夏映画が公開されるそうです。国分太一主演で。TVドラマ「タイガー&ドラゴン」で若者の落語ファンが増えたといわれていますが、この作品でも若者・ジャニーズファンなどに落語を聞く層がさらに広がると良いと思います。

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「パイレーツ・オブ・カリビアン」

 子どもがサンタさんにもらった「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト」のDVDをようやく鑑賞することが出来ました。もちろんロードショー公開時に観てるんだけど、何度観ても面白い!特に目玉のイッパイついたジョニー・デップ、プエルトリコの皆様方の怒りを買ったというシーンのジョニーが、おっかしくって!! 娘その1は、「ロード・オブ・ザ・リング」以来オーランド・ブルームのファンで、彼の出る映画は全部観ているのですが、第1作目の公開時には、もちろんオーリー目当て。ジョニー・デップなんておっさん扱いだったのですが、なんども1作目のDVDを観、2作目を観るにいたってついにジャック・スワロー船長のジョニーはカッコイイことに気づいたらしく、2作目DVDではオーリーと同じくらいにジョニーを熱心に観ていました。あ、キーラ・ナイトレーも1作目以来ファンになったようで、 「ベッカムに恋して」等々さかのぼって出演作を観ていましたが。

 1作目もそうでしたが、2作目も映画の最後の最後(エンドロールのあと)にお楽しみのワンカットシーンがありますね。1作目はともかく、2作目を観にいったときもエンドロール中に席を立つ人が多かったので引き止めたくなりました。エンドロールの間も楽しめるよう工夫してある映画はウレシイですね。「トイ・ストーリー」のシリーズをみんな見習って欲しいです。全体的に昔の映画よりエンドロールが長くなっているように思いますので、どんな映画も、単に主題歌を流すのみでなく、エンドロール中も何らかの観客サービスを考えるべきだと思うのですが・・・。

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション DVD パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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1作目のDVD・・・最近は廉価版が出るのが早いですねぇ・・・良いことなのかどうなのかは知りませんが??

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち DVD パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2006/12/06
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キーラファンならぜひこれも

ベッカムに恋して DVD ベッカムに恋して

販売元:パンド
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全然サッカーにもベッカムにも興味がないのですが・・・この映画は良かった。実に良かった。特に女性は観るべし!!

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2007年1月 5日 (金)

「エラゴン」

 年末年始の忙しさに取り紛れていたのと、地方の大学に行っている息子が帰省してパソコン前に陣取っているのとで、1週間以上もご無沙汰でした・・・。尤も掃除やお節作りや実家訪問等に明け暮れて、読書も全然出来てなくて書くネタも殆どないのですが・・・。

 今日の午後は子どもと映画へ・・・。 「エラゴン」を観てきました。もともと正統派ファンタジー小説の好きな私ですが、ここ数年、著名ファンタジーが大作映画・話題作として製作・公開されることが続いてましたでしょう?どれもすばらしい出来栄えで、私にとっては十二分に楽しめたので全く文句はないのですが、逆に自分の中で「しょ~もないファンタジーやったら、観たくない!」と、ファンタジー映画鑑賞基準が上がってしまったのですね。

 この「エラゴン」という作品、原作は17歳の少年が書いたものというではありませんか。17歳が書いたものと、オックスフォードの教授でもあったトールキンやC.S.ルイス(ルイスはケンブリッジでも教鞭をとっていますね)の作品とは比べられようはずがないだろう・・・という気持ちもあって子どもにせがまれなったら絶対に観にいく気もしなかったのですが・・・

 全然期待せずに観にいった割には、躍動感とスピード感にあふれたストーリー展開に魅了されました。ファンタジーに出てくるドラゴンは、作品によって悪者であったり、賢者であったり、心強い導き手あるいは気まぐれな味方であったり、・・・等々、色々な役割を振られていますが、この「エラゴン」のように「ドラゴン・ライダー」という異能力者と1対1の関係で深く結ばれているという描き方はありそうでなかったのではないでしょうか?もっとも私は、ライトノベル系統は殆ど読まないので、寡聞にして知らないだけかもしれませんが・・・。

 キャストも良かった。エラゴン役の18歳の新人エド・スペリーアスがみごとに思春期から青年期にいたる年頃のナマイキな表情を出していたし、名優の誉れ高まりつつあるジェレミー・アイアンズは辛い過去を背負った男の苦渋と、若者を導く優しさを滲み出していたし・・・。ガレット・ヘドランドも謎めいた青年を好演。シェンナ・ギロリーはエルフらしく年齢不詳の(だって20歳ぐらいにもみえるし・・・)魅力を凛々しくふりまいていました。マルコヴィッチの活躍は次回作以降でしょうか?

 ダーザ役のロバート・カーライルが怖くて・・・。特にダーザがその指を部下やアーリア(シエンナ演じるところのエルフ)の皮膚からめり込ませていくところ・・・目をそむけてしまいました。

 17歳の少年の作と軽視せずに原作やその続編も読んで見たいと思いました。

エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉 Book エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉

著者:クリストファー パオリーニ
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エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈2〉 Book エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈2〉

著者:クリストファー パオリーニ
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エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈3〉 Book エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈3〉

著者:クリストファー パオリーニ
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**後日追記。原作を読みました。面白いです。 http://chualacream-chan.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_edfa.html へ。

ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(上) Book ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(上)

著者:クリストファー・パオリーニ
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ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(下) Book ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(下)

著者:クリストファー・パオリーニ
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3部作だそうですが、日本ではまだ第2部までしか出ていないんですね・・・。続編の映画化はどうなっているのかな?

 実は「ドラゴンライダー」というキーワードからは 佐藤史生のコミック『夢見る惑星』に出てくるような騎乗用の竜や翼竜に乗る魔法使いをイメージしていたのですが・・・。ずいぶん違っていました。

夢みる惑星 (1) Book 夢みる惑星 (1)

著者:佐藤 史生
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このコミックはこのコミックで、ファンタジー・SF 好きの人には絶対ウケると思います。ぜひ読んでみてください。

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