『もしも願いがかなうなら』ほか
土、日に読んだ本と観たDVDです。
『もしも願いがかなうなら』アン・マキャフリー著 SFの名著『歌う船』の作者による、とてもかわいいファンタジー。小さな村の領主夫人には不思議な力があって、水晶の助けを借りながら、村人たちの相談役になっています。問題が起こるたび「わたしに何ができるか考えてみましょう」と言って、本当に心優しく、たくみに解決してゆきます。その能力は主人公のティルザにも受け継がれています。(このあたり、微妙にフェミニズムがかってますね) ある日突然、隣国に攻め込まれて・・・・。明るい結末に意外な楽しみが待っています。 同じ東京創元社(創元推理文庫)から、最近同傾向のファンタジーを出している著者ですが、他の2作もオススメです。掌編といってもいいぐらいの長さですからすぐ読めます。天より授かりしもの だれも猫には気づかない 。これらがお気に召したら 歌う船 のシリーズもどうぞ。
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もしも願いがかなうなら 著者:アン・マキャフリー |
『その日仙境に龍はおちて』 白井恵理子著 一時 『三国志』に夫婦ではまったときがありました。それから十数年、子どもたちも横山光輝版『三国志』全60巻を読み終えたころ(2~3年前)、『GOGO!玄徳くん!! 』 という三国志ネタのギャグマンガを見つけてしまいシリーズをそろえてしまいました。この作家さんはギャグ漫画家だと思っていたのに、本屋さんの新刊コーナーで見つけましたよ、ストーリーマンガを。中国ネタマンガのお好きな方、三国志・史記関連の物語や前漢が舞台のものなどの短編集です。この手の本が面白いとなると、私もオタクかも・・・。
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その日仙境に竜はおちて 著者:白井 恵理子 |
「ドラムライン」 本屋さんのついでに寄ったCD店で、ワゴンセールしていたからというだけの理由で買ってみたDVDです。ロードショー公開時の記憶が(評判とか)全く無いのですが、期待を大きく上回る作品でした。 大学マーチングバンドの新入生天才ドラマーの話なのですが、まず、マーチングバンドの演奏とチアダンスが楽しめる。そしてストーリーも私好みの成長物語で感動。主人公も最初主人公を嫌っている先輩(ライバル役)もちゃんと精神的に成長した姿を見せてくれるんですよ。子どもも若者も私のような親世代もみんなが楽しめると思います。 吹奏楽部員はみんなで鑑賞すべしッて感じ~~。
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ドラムライン 販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
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