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2006年10月31日 (火)

「TopStage」Vol.39その2

 もちろん、そのほかの記事も読みました。轟悠さん が、あまりにカッコよくてしばし誌面に釘付け 「オクラホマ」関西公演はないんでしょうか?o(≧~≦)o   アイドル芝居は、ゴメンナサイ、あんまり興味ないので飛ばして、ミヒャエル・クンツェの新作ミュージカル「マリー・アントワネット」の記事は熟読。原作の遠藤周作の著書は、もう、20年も前に読んで、すっかり忘却の彼方。「エリザベート」は死の影に、「モーツアルト」は“自分の影”(天才少年の影?英才教育の影?)に憑きまとわれていたわけですが、こんども“影”のようなものが出てくるのでしょうか?この作品、o(@^∇^@)o ワクワクと楽しみにしていたのですが、ばたばたしていて、プレリザーブを失念。一般発売の日も朝から出かけねばならず、チケット取れないかも・・・と危ぶんでいます。

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2006年10月30日 (月)

『ツチヤ学部長の弁明』 『春の雪』

『ツチヤ学部長の弁明』土屋賢二著

 御茶ノ水大学哲学科教授、土屋賢二氏の、御託を並べているとしか思えないエッセイ。この屁理屈が、くどさが、逆説が、なんとも言えずに面白くて、文庫新刊が出るたび楽しみにして買ってしまいます。一時期は毎日氏のHPの掲示板を読まずにはいられないほどハマっていました。氏のなんども同じような言葉を並列して表現する文体、私もこういう書き方をして、よく「くどい」と添削されます。もちろん、氏の場合は文章の表現テクニックであり、私の場合は文章が下手だからですが。でも好きです、この文体。

 今回のエッセイ集の魅力は、なんと言ってもお茶大文教育学部の学部長に期せずして就任してしまっておろおろしておられる様子でしょう(これはエッセイだけのことで、本当は泰然自若としておられたのかも知れませんが)。本当にこんな挨拶、学生の前でしたのでしょうか?あとがきにお茶大前学長が引用しているとおり、格調高いと思われる部分もあるのですが、大学の先生が公の場でこんなこと言ったらびっくりして、(喜んで?)しまうような言葉もたくさん。学内誌向けの文章も。 また、OECDの教養を測るテストについての分析も、面白く揶揄しながら、物の見方というもの、「疑う」ということを教えられているという気がします。 随所に挟まれるいしいひさいち氏の4コマ漫画も楽しみの一つですが、『現代思想の遭難者たち』からの引用には難儀しました。この単行本は以前に読んだのですが、悲しいことに9割がた理解できなかったのですよ。今回は専門家の解説つきで読む機会を得たにもかかわらず、やっぱり理解し辛くて・・・・。頭が悪いのでしょうか?思想家に向かないのでしょうか?(T_T)

ツチヤ学部長の弁明 Book ツチヤ学部長の弁明

著者:土屋 賢二
販売元:講談社
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現代思想の遭難者たち 増補版 Book 現代思想の遭難者たち 増補版

著者:いしい ひさいち
販売元:講談社
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『春の雪』 三島由紀夫原作 池田理代子脚本・構成

 『ベルばらキッズ』を読んで、またもやベルばらを読み返した私、池田理代子さんの漫画の新刊って出てないのかしら?とネット書店を検索して見つけました。今年の春映画公開されたのにあわせて出版されたようですね。 前にも書きましたが三島由紀夫が苦手な私、でも先日は観劇の助けを借りて『鹿鳴館』も読めたことだし、大好きな池田理代子さんの漫画なら読めるかな?と挑戦してみました。

 漫画としては面白いし、物語も読ませられます。これからどう転生していくのか確かめるために続きを読みたいと思いますが、映画のアオリにあったような「純愛に感動」とかは出来ませんでした。ワガママで身勝手なや~な男だな、という思いが強くて。感情移入が全く出来ないと長編小説で読むのは辛いかも。

Book 春の雪

著者:三島 由紀夫,池田 理代子,宮本 えりか
販売元:主婦と生活社
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「TopStage」Vol.39

 こどもがコンタクトレンズにしたいというので、初めてコンタクトレンズ販売とクリニックがいっしょになった店舗(診療所?)に行きました。ちゃんと眼科医の人が処方箋を書いてくれるのでしょうが、コンタクトレンズを合わせてくれる方々はどういう職種なんでしょう? 看護師さんとか保健師さんなのでしょうか?歯科衛生士とか歯科助手みたいな眼科独自の資格とか職種とか聞いたことないんだけど・・・。自分がメガネともコンタクトとも今のところ縁がないので、クリニックの女性がこどもの目にコンタクトを装着しようとして何度も失敗しているのを見て、コワクて・・・。

 そのコンタクトレンズ屋さんというかクリニックの待合室に「TopStage」Vol.39 がおいてあったので嬉しくなってしまいました。劇団四季HPのメディアなびで観たあと書店で佐野正幸さんの「オペラ座の怪人」についてのインタビュー記事をちらちらとは立ち読みしたのですが、なかなかゆっくりは読めませんでしたので。

Book Top Stage (トップステージ) 2006年 11/9号 [雑誌]

販売元:東京ニュース通信社
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 あたらしくファントムの役を演じられる思いを中心に語っておられるのですが、印象深かったのは、佐野さんはラウル以外にも多種多様な「オペラ座の怪人」の役をやっておられ(宝石屋なんて役、どこに出てたっけ?としばし頭の中で場面をたどりました)、全幕歌も台詞も(あぁ、このミュージカルは台詞も歌ですね)頭に入っていて、一人で演じることが出来るとのことです。また、佐野さんは本来の声はバリトンだそうです。「声帯は筋肉なので」鍛えて音域を広げることが出来るそうですが、あのファントムの高い声を本来バリトンの人が出せるなんて、やはりプロはすごい!  私は京都劇場で「オペラ座の怪人」を2回見ましたが、2回とも佐野さんはアンサンブルでした。そのころは佐野さんのことも知らなかったので、まったく記憶がありませんが。(佐野さんは、「美女と野獣」のビースト役で2回拝見しています) 佐野さんのファントムもぜひ観てみたい、きっと近いうちに大阪で見られるに違いないと思っています。

  ほかに、劇中で演じられるオペラの解説があって、「イルムート」はフィガロの結婚に模してあるとか、そういう薀蓄も面白かったです。         

 

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2006年10月29日 (日)

『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』

『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』佐藤賢一著

 色々な本や漫画を並行して読んでいて、この本は待合室などでしか読まなかったので読みはじめから読み終わるまで3週間ぐらいかかりました。時間かけすぎですが、短編集なので頭の中の整理は大丈夫。                  西欧歴史小説です。7篇入っていて、ジャンヌ・ダルクや百年戦争に材をとったものが表題作ほか2編、ほかの作品も中世が舞台です。表題作や3編目の「ルーアン」を読んでいると本当にジャンヌがかわいそうになります。ジャンヌが現在も色々な小説、マンガ、映画のテーマになるのもその数奇で悲劇的な生涯に同情したりロマンを感じたりする人が後を絶たないからでしょうね。この2作品も傍目から見たジャンヌ、それぞれ政敵とみなした人であったり、ジャンヌを裁く立場に立たされた学僧であったり、のジャンヌ観の推移を描いているのですが、情景が目に浮かぶようです(映画で観た情景に助けられて(~_~;))。「ルーアン」の最後の1ページに共感します。

 7編の中で私が好きなのは、イサベル1世の若かりしころを題材にした「エッセ・エス」と、レオナルド・ダ・ヴィンチの師匠を描く掌編「ヴェロッキオ親方」です。 

ジャンヌ・ダルクまたはロメ Book ジャンヌ・ダルクまたはロメ

著者:佐藤 賢一
販売元:講談社
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 さっき、気づいたのですが、「エッセ・エス」は『女王ファナ』の両親の話ってことですね。

女王ファナ DVD 女王ファナ

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2004/09/15
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  『女王フアナ』 、2年ほど前に読んだ本です。母、イサベルの若いころを描いた小説をこのたび読んで改めてフアナの生涯を考えると、また別の感慨が湧いてきます。(この本は映画のノベライズかと思っていましたが、違うようです。)王女に生まれ女王として立っても決して幸せな一生を送るわけではなかった人々は歴史上たくさんいるのでしょうが、この人も・・・。夫を深く愛するがゆえに狂女と呼ばれた彼女の肖像が、本の口絵にあります。文庫本の口絵ですから小さいものですが、とても心に訴えてくるものを感じます。

女王フアナ Book 女王フアナ

著者:ホセ・ルイス オライソラ
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 いま、マスコミでも大騒ぎの高校生の必修科目不履修問題。学校の対応・文科省の対応・歴史教育の必要性・世界史や芸術を履修しないのと、理科総合を化学・生物等で読み替えるのとは問題が違うのに、同列で論じられているとか、さまざまな論点があるわけですが・・・。とりあえず、そこは置いておいて、

 世界史って、一般的な教養としてやはり必要なものではないのでしょうか・・・。西洋史・東洋史を全く知らないと洋画や外国の小説を楽しむことも出来ませんし。歴史的な教養がとおりいっぺんのものでも良いから持っていないと、人生の彩が大幅に減ってしまうと思うのです。

 こどもといっしょにユニクロに行ったら駐車場に入れず、近くのブックオフで時間をつぶすことに。子どもが「B.B.joker (5)」を買ったので、帰宅後こどもに借りて読みました。少女マンガ誌に連載されていたナンセンス極まりないギャグ漫画集の第5巻です。こどもがこんなにBLACKに笑っていて良いのか?と思いつつ、買い揃えるのに文句も言っていない私。この号もククククフフンと笑いながら読んだ昼下がりでした。

Book B.B.joker (5)

著者:にざかな
販売元:白泉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

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2006年10月28日 (土)

石丸幹二さんの記事

 今日は午後から仕事だったので午前中美容院へ・・・。美容院でしか絶対読まない女性雑誌をいろいろブラウズしてたら・・・。「女性自身」10/31号(というのは現在発売中のものの一つ前の号)に、チッチャイ囲み記事でしたが「壁抜け男」についての石丸幹二さんの記事が載っていました。お髭姿でも石丸さんはカッコイイ・・・と思いつつ、美容師さんたちに「私、この人が好きなのよ~」と言っても、「へ~???舞台俳優さん?」といなされてしまって話がはずまなかったので(行きつけなので、いっつもワイワイいろんなことをしゃべっているのです)淋しかったでした。 

  思いもかけず(四季HPのメディアナビゲーションには出てませんでしたよね?)石丸さんの記事に出会えたので今日はラッキーかも。    パーマが終わるまで座席の前にそのページを広げておきました(*^_^*)   もしこれをお読みの方で石丸さんファンがいらっしゃいましたら、すぐに美容院かどこかの待合室でご確認くださいませ。    

 「壁抜け男」は見たことがないので、とっても見てみたいですね。唯一劇団四季版のVTRも販売していますが・・・。どうもいまさらビデオテープって言うのは買う気がしないんだけど。DVD発売は未来永劫無いのでしょうか?ともあれ、「壁抜け男」、これまでのラインナップの流れなら、おそらく来年初夏あたり「壁抜け男」が京都劇場にやってくると確信しているので、それをとてもとても楽しみにしている私です。

 

Music 壁抜け男〜恋するモンマルトル

アーティスト:劇団四季
販売元:東芝EMI
発売日:2000/04/12
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年10月27日 (金)

今日も会議で・・・

 今日も会議で、今週夜会議が3回。明日も午後からだけど仕事で・・・・。今週はせっかく風邪から回復したのに本を読む時間がほとんどなくて、悲しいですぅ。

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疲れた~(T_T)

 夜の会議があって、やっと帰宅しました。本屋さんに頼んであった本がいっぱい届いたのにッもう読む時間がないじゃないの~~(泣)  おまけに、今子どもがお風呂から上がったところをふとみたら、栓が抜いてある。「ナンデヨ~???!(ーー゛)」って言ったら「あ、ごめん。でもすぐに寝れるしいいやん」だって。(-"-)

 いつも私が布団に入るまで愛猫を待たしているから、ネコは喜ぶかも知れんけど、おかあさん(私)は毎日お風呂に入って洗髪もしたい人なんだから!気持ち悪いでしょ~~~、キーっ!

 今日、知り合いに教えられて劇団四季のキャストボックスを見てみたら、「クレイジー・フォー・ユー」のボビー役、今週はもう荒川さんに変わっているんですね。 加藤敬二さんはコリオグラファー(ッて言わないのかな?ミュージカルは)としてのお仕事がお忙しくての役変更なのでしょうか?

 京都劇場初出演の加藤敬二さんは初日の1回だけのスペシャルなんでしょうか?だとしたら、この初日チケットは私としてはずいぶんムリして(四季の会会員向け発売日が、仕事の日だったので・・でも大きな会議場にいたので、他人の目を盗みながらコソコソとモバイルを操ってたんです。8時半頃からずっとつなぎっぱなしだったのでパケット通信料がめちゃくちゃ掛かりました)取ったのですが、その甲斐ありってところですね。夢見る若者と言うより、イケナイおじさんがポリーを誘惑しているように見えたとは言え・・・。(あ、失礼だったかしら??)  今週も通勤のお供(マイカー通勤なので車内でかける音楽)は「クレイジー・フォー・ユー」。声が皆さんお若くて。

 加藤さんもダンサー体型ですてきですが、荒川さんはさらにスリムでカッコよく見えるとのことですので、ちょっとボビーで見比べたい気もしますね。   

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2006年10月25日 (水)

『町長選挙』

『町長選挙』奥田英朗著

 おかしな精神科医、伊良部のシリーズの最新作ですが、出版されてからずいぶんたってやっと読めました。この巻も面白かった。モデルといったら問題か?・・・ちょっと参考にした人や事件が明らかで、まずそこにくすぐられて笑い(くすくす)、伊良部の奇行に笑い(ふふっ)、それへの患者の反応に笑い(ははっ)、どういうわけだか快癒するのに微笑(ほぉ~っ)・・・と十二分に楽しめました。  このシリーズの一作め「イン・ザ・プール」はTVドラマや映画にもなっているのですねぇ。どちらも未見ですが・・・。伊良部役の俳優が二人ともほそいですねぇ。巨体じゃない伊良部なんて・・・なんだか違う気がするのですが・・・、ドラマ版は阿部ちゃんだナンテカッコよすぎてどうなんでしょ?ぜひ原作の愛読者でドラマや映画を見た方の感想を聞いてみたいものです(ネットで検索かけたらわかるのかな?) 最近の阿部寛さんは少し三の線の入った役をなさっていたりしますが、往年のモデルやってはったころのカッコよさといったら・・・。

町長選挙 Book 町長選挙

著者:奥田 英朗
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年10月23日 (月)

のだめカンタービレ

 きょうも見ました「のだめカンタービレ」。ホンマにマンガやなぁ・・・といいつつも、面白い。竹中直人はこういう役がピッタリはまって、付け鼻が変な分、余計に出てくるだけで笑えてしまう。こんなに笑ったら、さぞや健康によいだろう・・・。ナンテ思います。(笑うと免疫力が高まったり、中性脂肪が減ったりするって、実験結果があるそうですね) アルファ波たっぷりの音楽も聴けると言うことで。玉木宏も千秋のイメージを壊さずに、エキセントリックな二枚目を好演しているし、のだめ役の上野樹里のコメディエンヌぶりは竹中直人にも劣らないImpressionです。・・・これは私には珍しく毎週見てしまうかも。(ホトンドTVの連続ドラマなんて見ないんですよ、慌しい毎日なんで)

 『ルードヴィッヒ革命』由貴香織里著

 昨日子どもがお風呂場の前に放り出していたので、歯磨きしながら読んだマンガ。「ルードヴィッヒ」と題名にあれば、やはりバイエルン国王ルートヴィッヒ二世のお話かな?と思ってしまいますよねぇ。絵柄も耽美っぽく思えたし。で、ふと興味を覚えてパラパラめくってみたら、』全然違いました。でもグリムのパロディだったので面白そうに思えて、ついつい全部読んでしまいました。う~ん、自分で選んで買うほどではなかったけど、借りて読むには結構楽しい本と言ってよいでしょうか。(この作家さんがお好きな方、ごめんなさいね。やはり世代の違うおばさんだから・・・。と思って許してね)

Book ルードヴィッヒ革命

著者:由貴 香織里
販売元:白泉社
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2006年10月22日 (日)

『ウェブ進化論』ほか

『ウェブ進化論』梅田望夫著

 半年前頃話題になってよく売れていた本ですが、遅ればせながら読みました。こんなブログを書いてはいるけど、コンピュータ(機器もソフトも)にもwebにも実は疎くて、ブラックボックスだとしか思えない私には、読んで理解するのに手間取りましたが、知らないことばかりなのが却って新鮮でした。グーグルってこんな方針で運営されているんだ~、とかヤフーとグーグルのコンセプトの違いとかいろいろわかりました。 さて、この先ネット、ウェブはいかようにも発展する可能性を秘めています。便利さの影でウィルスとかスパムとか、あるいはイジメとか悪意ある発信をする人ももっと増えるでしょう。現在でさえ、こんな私的覚書のような細々やってるブログにも(こんな拙いものにアクセスして読んでくださる皆様には感謝感激です)わけのわからないスパムのようなトラックバックを付けてる誰かがいて、不快な思いもします。スパムメールも自宅にも職場にもあきれるほどいっぱい来ます。機械・機器(ソフトや技術も含め)の部分がいかに進化しても、人間の側がこれを善きことに使わないのでは何にもならない気がします。

 ウィキペディアの実験のように、「群集の叡智」きらめくネット社会に成長してほしいものです。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる Book ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

著者:梅田 望夫
販売元:筑摩書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 『道長の冒険---平安妖異伝』 平岩弓枝著

 若き藤原道長と、月天子と伎芸天女の間に生まれた楽の天才真比呂が活躍する平安朝を舞台にした和風ファンタジーの第2弾。前作は『陰陽師』系の物語でしたが、今度はもっとファンタジー度がアップしているように思えます。異世界ファンタジー風に根の国の無明王に囚われた真比呂を道長が救いにいくという筋立て。道長が名笛を吹くと奇跡が起こるあたり(あとがきにもあるが)「魔笛」を思い起こし、通りすがりのさまざまな国で妖魔に会い調伏するあたり「西遊記」を思い起こさせます。「大鏡」の競射を踏まえたエピソードなど、日本の古典・日本史好きの読者にも、ファンタジー好きの読者にもおすすめの一冊です(前作平安妖異伝 『平安妖異伝』とあわせて読んだ方が楽しめます)

道長の冒険―平安妖異伝 Book 道長の冒険―平安妖異伝

著者:平岩 弓枝
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年10月21日 (土)

劇団四季ミュージカル「クレイジーフォーユー」京都劇場初日

 京都劇場で 「クレイジー・フォー・ユー」の初日 を観て来ました。

 むかしMBS劇場での夢醒めで、ピコ役を観て以来の樋口麻美さんファンなのですが、(といっても、樋口さんの出演作を観るのはまだ4作目、回数も5回目(~_~;)ですが)、今日のポリーもとっても可愛くて、ダンスも上手でステキでした。加藤敬二さんはナマでは初めて拝見いたしました。流石に卓抜したダンスを見せていただきました。でも「ハーバードを出て10年」はちょっと厳しい。ビジネススクールを出ているとしても・・・浪人と留年を繰り返したのか?とツッコミを入れたくなります。1997年のCDから9年たってんのにボビー・アイリーン・ザングラー・エベレットが同じ人。まぁ、お年寄りの役を続けている人は別としても・・・。ポリー役は母から娘へ(ドナからソフィーへ)世代交代があったのに・・・と感じずにはおれないのですけど~~~。 ヾ( ̄∀ ̄*)  ~失礼なことを書いてしまって申し訳ないとは思いつつも~

 

  今日の配役 CDの配役
ボビー・チャイルド 加藤敬二 加藤敬二
ポリー・ベーカー 樋口麻美 保坂知寿
ランク・ホーキンス 牧野公昭 川原洋一郎
アイリーン・ロス 末次美沙緒 末次美沙緒
ベラ・ザングラー 広瀬明雄 広瀬明雄
エベレット・ベーカー 松下武史 松下武史
ボビーの母 斉藤昭子 木村不時子
テス 有永美奈子 小野佳寿子
ユージーン・フォーダー 三宅克典 青木朗
パトリシア・フォーダー 加藤聖恵 斉藤昭子

ムース[ベース]
石 路 阿久津陽一郎
サム[ギター] 岩城雄太 八巻大
ミンゴ[パーカッション] 畠山典之 大塚俊
ビリー 石野喜一 アンサンブル=
遠藤敏彦/
松澤潤一/
中尾弘隆/
関与志雄/
脇坂真人/
三瀬七海/
鍋谷明/
諏訪忍/
吉田やす子/
他劇団四季
パーキンス/カスタス 熊谷 崇
ジュニア 平田郁夫
ピート 中山大豪
ジミー 菊池 正
ワイアット 関与志雄
ハリー 村中弘和
パッツィー 池末絵己子
シーラ 小川飛鳥
ミッツィー 柴田桃子
スージー、 伊東 恵
ルイーズ 恒川 愛
ベッツィー 市川友貴
マギー 東 裕美
ベラ 荒木美保
エレイン 須田綾乃

【送料無料】クレイジー・フォー・ユー / 劇団四季 【送料無料】クレイジー・フォー・ユー / 劇団四季

販売元:イーベストCD・DVD館
楽天市場で詳細を確認する

 とっても楽しいミュージカルで、笑いあり、涙なし。最後も八方丸く収まって、帰路にはみんなが楽しい気分になること請け合いの舞台です。タップもみごとです。音楽ももちろん。ストーリーはちょっと少女漫画を思わせます。私が子どものころ週刊マーガレットや別冊マーガレット、りぼんなどを読んで憧れたようなお話。一条ゆかりさんや往時の西谷祥子さん、忠津陽子さんなどにコミカライズしてほしいようなお話です。

 今日は初日で、(しばらく大きな作品ではなかったせいか)久々に入り口前でにぎやかに招待客のおでむかえデスクが出ていました。実際、客席この作品に似合わないような重役然としたおじ様方がいっぱいでしたし、四季の営業マン・ウーマンの人たちがいつもよりたくさんいて、いたるところで挨拶交歓。それはべつにどうでもいいっちゃ、どうでもいいことなのですが、2幕が始まったあと、その招待客とおぼしい人たちが並んでいるあたり、結構空席に変わっていたのです。とっても寂しい気がしました。アンコールのときも、スタンディングオベーションで夢中で拍手をしている人がいる中で、特定の場所(席の区域)からどんどん人が引いていく(帰っていく)感じなんです。(・o+) ソワレのときとかは結構ありますよね。多分遠くの方々が列車の時刻に間に合わないと困るから、アンコールの途中でも後ろ髪をひかれるようなしぐさで足早に去る人が。でも、今日はマチネで、そんなに遅い時間とも思われないのに・・・。なんかとっても寂しかった。

 あ、アンコール自体は満足でした。何度目だったかな加藤敬二さんがいきなり舞台袖から幕前に飛び出して、お茶目な去り方(幕の間から右手だけ出して手を振ってくれた)もステキでした。

 ↓改札口から劇場へいたる廊下の装飾と、劇場入り口の写真です。

Photo_13Photo_14Photo_15楽しくて可愛らしい雰囲気で、できることなら踊りだしたくなる感じがしますね。 

 

**2回目観劇の様子はコチラ **

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2006年10月20日 (金)

『愛犬王 平岩米吉伝』ほか

 ココログフリーメンテナンス期間中から今日までに読んだ本です。

『愛犬王 平岩米吉伝』 片野ゆか著

 複数の新聞の書評で絶賛されているので読んでみた。第12回小学館ノンフィクション大賞受賞作。平岩米吉は昭和の初め、自宅に「犬科生態研究所」を作った市井の動物研究家。犬を究めるため、オオカミ・ジャッカル・ハイエナなども飼っており、銀座にオオカミ(チチョウセンオオカミ)を連れて行ったこともあるそうだ。その姿を見た人も犬だろうと思っていたらしい。その愛犬家ぶりも尋常でなく、犬の方も主人に忠実と言うより、狂おしいぐらいに飼い主を愛している。また、純愛物語になりそうなぐらい夫を愛する犬もいる。愛犬家、動物好きな人は必読の一冊。 ちなみに、オオカミを犬と一緒に飼っていると、だんだん鳴き方が犬に似てくるそうだ。さすがに犬の先祖だね。

愛犬王 平岩米吉伝 Book 愛犬王 平岩米吉伝

著者:片野 ゆか
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

・・・読んでいて、子どもの頃飼っていた犬を思い出した。ある晩一晩で死んでしまったコロ。今と違って「犬の飼い方」なんてことを学んで犬を飼う人なんて(猫もだ)いなかった。人間の食べ残しとか、だしがらとかをやっていたのだと思う。スープを鶏がらでとったり、骨付きモモを食べたりした残りをきっとえさにしていただろうと思う。----無知だったのは仕方がないとしても----こんなに犬が愛情深いなんて知っていたら、もっと大事にしてやるんだった。雑種なのに聞き分けが良くて賢かったコロ。散歩をサボったりしなきゃ良かった、もう30年も前のことだけど、悲しくなってしまった。・・・

『算法少女』遠藤寛子著

 江戸時代の算法書「算法少女」に構想を得た、ジュニア向け歴史小説の傑作。1973年発行の児童書で、1974年度の産経児童文化出版賞を受賞。長らく絶版となっていたものを和算研究者・児童文学関係者からの多数の復刊希望で、ちくま学芸文庫から2006年秋復刊。 けなげな主人公にすぐ感情移入できます。とっても面白いし、数学嫌いの私も和算に興味が湧いてきました。

 町医者の娘、千葉あきは父の手ほどきで算術が得意。母親からは「女の子なのに」と小言を言われつつも女の子らしい芸事より毎日のように算術をとくのに夢中になっています。ある日、観音様のお堂に上げられた新しい算額の間違いを発見して・・・。

算法少女 Book 算法少女

著者:遠藤 寛子
販売元:筑摩書房
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『家裁弁護士』 平山知子著

 女性弁護士として、主に家庭裁判所に提訴される離婚・結婚関係の事件を中心に、約40年間一貫して女性の人権を守って闘ってきた著者。20年近く前にも『女の事件簿』正・続などの著書でその事例の一端を書いて問題提起をしているが、16年ぶりのこの本には、DV、ネット恋愛など現代的な事件事例を載せている。

 

家裁弁護士 ミモザの花言葉のように Book 家裁弁護士 ミモザの花言葉のように

著者:平山 知子
販売元:新日本出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 この本に載っている6事例中3事例がDV(ドメスティック・ヴァイオレンス)だ。比較的良いように(希望が持てるように)解決した事例が載っていて、救われる思いがするが、この夫たちのその後はどうなんだろう。少しはマシになったのか?次に知り合った女性に暴力を振るうと言うことはないのだろうか?ニュースでも夫が妻を殺したり、児童虐待の影にDVの実態があったりという事件に事欠かない。デートDV・デートレイプということばもあるそうだ。男性の女性に対する暴力がなくなる日は来るのか?

 

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2006年10月19日 (木)

「クレイジー・フォーユー」

 あさって、劇団四季のミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」の京都劇場での初日を観にいく予定です。風邪がまだすっきりしなくて鼻詰まりと咳に悩まされていますが、どうか土曜日には心身ともにルンルン気分(死語?)になれますように。初めて見る作品なので、余計にワクワクです。タップダンスがとてもすばらしいらしいので、それも楽しみの一つです。

 CDも買って、聴いて、ガーシュインミュージックを予習しています。 ジャズですねぇ。いいですねえ。

クレイジー・フォー・ユー Music クレイジー・フォー・ユー

アーティスト:劇団四季
販売元:ポニーキャニオン
発売日:1997/07/18
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ところで、大阪の「マンマ・ミーア」のあと、京都の「クレイジー・フォー・ユー」のあとの作品はもう具体的に本決まりのようですね。(団体客を取れるようなところには、もう具体的日程入りのチラシが配られていると言うことなので、そのあたりから耳に入りました)。来年のことを言うとオニが笑うそうですが、かなり楽しみです。

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2006年10月16日 (月)

しつこい風邪

 風邪が治らないです。あ~しんどい~(T_T)

で、早く寝るべきだとはわかりつつも観てしまいました。新しい月9、「のだめカンタービレ」。ばかばかしくも面白い。紙のコミックと違って曲が聴けるのが良いなぁと思いました。ありふれた感想でゴメンナサイ。

 私も夫も親からクラシックのレコードを聴かされて育って、結構好きなのですが、子どもたちは(ピアノも習わせているのに)さっぱりで。これを機会にもっと聴いてくれるといいなぁと。イエ贅沢は言いません。せめて今流行の100曲クラシック的なCDを聴くぐらいで良いので。のだめの漫画を読みながら音楽にも親しんでほしかったのでCDブックも買ったのですが、はぁ(~_~;)、道は遠いです。殺伐とした現代ですが、クラシックのアルファ波で気も安らぐような流行となればなぁなんて。

のだめカンタービレSelection CD Book Book のだめカンタービレSelection CD Book

著者:二ノ宮 知子
販売元:講談社
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  ドラマの中でAオケがベートーベンの第九を演奏していましたね。いいなぁ、第九.ワタシ、学生時代第九の合唱団に参加したことがあるのですよ。いまでもよく鼻歌で歌ってますが、またちゃんと合唱団で第九を歌いたいって、いつも思うんですけどね。もう少し自由な時間があったらなぁって。

 夕べから今日は、雑誌しか読めていません。

Book 本の雑誌 (2006-11)

販売元:本の雑誌社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「本の雑誌」は最初、椎名誠さんが好きで読み始めたのですが、やはり活字好きには欠かせない情報源。もう椎名さんが編集長ではなくなったのにいつも読んでいます。12日に家に届いてからやっと半分ぐらい読めたかな?

「ねこパラ」竹書房発行。 猫好きなもので、つい猫漫画だと買ってしまいます~。

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2006年10月15日 (日)

『リズム』 森絵都著

 森絵都さんは、この夏の直木賞受賞者ですけど、私はどちらかといえば、近作の一般向け小説二作品(『風に舞い上がるビニールシート』=直木賞受賞作、『いつかパラソルの下で』)より、児童文学として書かれたものの方が好みです。特に「にんきものシリーズ」と『DIVE!』が傑作だと思っております。

DIVE!!〈上〉   DIVE!!〈下〉   一言で言えば、高飛び込みに賭ける青春の群像。スポ根小説と銘打たれていますがもっと普遍的な青春ものって感じがします。

永遠の出口   子どもの頃の、子どもは子どもなりの真剣な切なさを思い出してしまいます。森絵都初心者の大人はこの作品から読んではいかがでしょう?

にんきもののひけつ  にんきもののねがい  にんきもののはつこい  にんきものをめざせ!  4冊セットで読んでほしい絵本です。主人公の年齢から推して、小学校中・高学年が対象なんでしょうが、このウィットはちょっと大きい子向けかなと思います。もちろん大人にも十分楽しい本。私は『にんきもののはつこい』が一番好きです。絵を描いているのはとなりのせきの ますだくん  の武田美穂さんです。

 昨夜、子どもの書棚から借りた『リズム』(青い鳥文庫版は森絵都さんのデビュー作である表題作とその続編「ゴールドフィッシュ」が入っています。)を初めて読んで、もっとこういう小学校高学年から高校生の心情に寄り添った本を書き続けてほしかったのにと、強く思いました。同じようなことが梨木香穂さんにもいえるのですが、それはまた別の機会に。

リズム Book リズム

著者:森 絵都
販売元:講談社
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2006年10月14日 (土)

風邪でしんどくても読書はする! その2

 半日グータラしていたら少し体調がマシです。昼寝もしたし、本も読みました。

『鬼譚草紙』夢枕獏著 天野喜孝挿絵

  夢枕獏氏といえば、私にとっては『陰陽師』シリーズ。氏のバイオレンス系の小説には全然興味がありませんでしたが、日本の古典に題材をとった『陰陽師』は原話との相違も考えながら読めてとても面白く感じています。子どもの頃から昔話・説話の類が大好きで、子ども向けにリライトされた今昔物語は何度も読んでいましたし、学生時代は原文でも日本の古典説話を読むことが大好きでした。

 この『鬼譚草紙』もその系統につながるもので、今昔物語や宇治拾遺物語・古今著聞集等の中の説話を題材にしています。鬼が人間の芸才を愛でる例として源博雅と玄象(琵琶)や葉二(笛)のお話が挙がっている『陰陽師』ファンとしてはうれしいところ。・・・・まぁ、夢見る夢子を今も引きずる私としては、官能的な描写も多いこの本を書架に並べるのはちょっとためらいが無きにしも非ずですが、もともと説話には尾篭な話や性的な話(仏教説話の場合は戒めの言葉が付いている)が多いもの。あとがきに寄れば、夢枕氏と天野氏が「なにかHな譚(はなし)」をコラボで描きたいとはじめた連載だったとか。・・・そういいつつ全然いやらしい感じはありませんでした。

 なお、紀長谷雄のお話は「長谷雄草紙」という絵巻物にもなっています。「篁物語」の後半の妹との悲恋の話は、まさに歌物語の「篁物語」から採られたものですね。ところで、この妹は異母妹だったはず。異母妹との結婚はいつからできなくなったのでしょう?通い婚時代は、(父親も限定できないので)可能なのかと思っていました。上古時代は、むしろ神の加護を得るために異母妹との結婚をは推進されたんじゃなかったでしたっけ?あと、閻魔庁で篁に救われたのは今昔物語では藤原良相ですね。高藤が救われる話は別の説話集に出てくるようです。

鬼譚草紙 Book 鬼譚草紙

著者:夢枕 獏,天野 喜孝
販売元:朝日新聞社
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 あんまり字を読みすぎるのもしんどいので、子どもに買ってやった(高かったの^^;)ビジュアル本を、つれづれに眺めました。 『パイレーツ・オブ・カリビアン 公式ビジュアルガイド』って本です。

 子ども向けか?と思っていたら映画やDVDを観ただけではわからないような細かい解説もあって面白かったです。それに、眺めるだけにしようと思った割には読む場所も多く、2500円と言う価格にもかかわらず満足できました。ブラック・パール号の大判イラストポスターも付いていますし。時期的には、新作DVDとあわせてクリスマスプレゼントにすると喜ばれるのではないでしょうか?

パイレーツ・オブ・カリビアン 公式ビジュアルガイド Book パイレーツ・オブ・カリビアン 公式ビジュアルガイド

著者:R. プラット
販売元:講談社
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パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション DVD パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2006/12/06
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早く「パイレーツ・オブ・カリビアン」Ⅲも観たいですよね。

子どもが帰ってきて、わ~っと喜んで『ベルばらKids』を読んで、ウケたあと、「ベルサイユのばら」本編コミックスを読み返していました。連載当時の貴重な(?)マーガレットコミックスなんですよ。

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風邪でしんどくても読書はする!

10日頃から風邪をひいてしまって、しんどい~。

熱は出ないんだけど、インフルエンザのときのような全身の倦怠感や筋肉痛があります。
もともとアレルギー性鼻炎があるので、鼻詰まり・気管支炎もあって辛い・・・。
医者にはいきました。気管支拡張剤でせきもすこしおさまり、鼻水もましになりましたが(ねも横になると詰まってしんどくて安眠できない)、とにかくだるくてしんどい。
 で、昨日は早く布団に入りましたが、ついつい「まだ早いし、明日は仕事が休みだ」なんて思って長~い読書タイムに。
といっても難しいものは読めませんでしたが。
 『ベルばらKids』池田理代子著 このブログのテンプレートのキャラですね。朝日新聞に連載していると聞いてずっと読みたいと思ってはいましたが、そのために購読紙を変えようとまでは思わなくて・・・。(地方紙を購読しているとタマ~にわが子が載ることもあるんで、わが子が地元の学校に行っている限りは地方紙かな。そのあとはまた全国紙を購読しようと思っています)
 オスカルやアンドレたちのかわいいギャグ漫画的キャラクター4コママンガ。本編を知っていないと楽しめないネタかも知れないのですが、1篇1篇一人で大ウケです。
 私は「週刊マーガレット」で「ベルばら」が連載されていた頃も知っているファンの一人。私たちの世代の女の子たちは、中学高校当時社会科の成績にかかわらず、いやに近世フランスの歴史だけは詳しいって子が多かったはず。アメリカの独立戦争とフランス革命が時代的に続いていたことなど年表でなくベルばらで覚えた世代です。しかし、うちの子達にはベルばらは楽しく読んでも、それから派生してフランス革命を学ぼうというような殊勝な心がけがないのは残念です。編集者のコラムを読むと、池田理代子さんはロベスピエールやサン・ジュストの時代も描きたいつもりがおありだったとか・・。もういまや実現しないのでしょうか?池田理代子さんがベルばら後の時代を描いた『栄光のナポレオン エロイカ』『天の涯まで ポーランド秘史』『女帝エカテリーナ』どれも物語がリンクしていて面白かったです。ここに、ロベスピエールやサン・ジュストの時代、パリコミューンの時代が加わったらうれしいのになぁ。
ベルばらKids Book ベルばらKids

著者:池田 理代子
販売元:朝日新聞社
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 サン・ジュストの時代についてはベルばら本編のサン・ジュスト登場のときに「ドジエさま提供」との手書き文字が見えますが、その木原敏江さんが最近になって漫画化されています。 『杖と翼』 これもいいですねぇ。
 
Book 杖と翼 (1)

著者:木原 敏江
販売元:小学館
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杖と翼 (3) Book 杖と翼 (3)

著者:木原 敏江
販売元:小学館
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文庫版は全4巻
杖と翼 6 (6) Book 杖と翼 6 (6)

著者:木原 敏江
販売元:小学館
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B6コミックス版は全6巻ですね。
ベルばら大好きの方にぜひ読んでみてほしい本です 
 
 『少年アメリカ』E.R.フランク著  
 自殺未遂で病院に運ばれた少年、アメリカ。社会や制度の隘路に迷い込み、法による保護をほとんど受けてこなかったアメリカは、自分をワルだと思っている。長期療養型のその病院(施設)でも心のうちを決して話そうとしないアメリカだったが、一人のドクターの根気の良いセラピーで、「解離性障害」を克服していく・・・。
 著者はアメリカ在住のセラピスト。臨床体験をもとにした小説(フィクション)でアメリカ図書館協会の「本の苦手な若者向けの推薦図書」に選ばれるなど、アメリカ(主人公の名前と混同しますね、ここはUSAの意味)では若者や教育・福祉関係者への推薦図書として多く紹介されている話題の本だったようです。。たまたま、私の知り合いが、この本の翻訳者とお知り合いで、読んで良かった~~と勧めてくれました。勧めてもらって約半年。虐待された少年が主人公と聞いていたので、そのテの本は食傷気味だと、ナカナカ読む気にならなかったのです。でもこの本はセンセーショナルな虐待の実態を売り物にするような本とは一線を画していました。
 (あ、誤解をされたら困るので付け加えますが、被虐待者本人やルポライター・研究者・セラピストなどによる虐待の告発や癒しの過程を追った手記、ドキュメントの類を否定しているわけではありませんから。実態を知ること・伝えることなくして解決の道筋はないと思っています。)
 人間(特に若者)の非行はそのウラまでも考慮に入れなければならないと改めて思った本でした。
少年アメリカ Book 少年アメリカ

著者:E.R. フランク
販売元:日本評論社
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2006年10月12日 (木)

男の華園

Book 男の華園―A10大学男子新体操部 (第1巻)

著者:桑田 乃梨子
販売元:白泉社
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Book 男の華園―A10大学男子新体操部 (第2巻)

著者:桑田 乃梨子
販売元:白泉社
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 某雑誌の投稿でもらった図書カードが残っていたので、気が大きくなって(?)全2冊の文庫コミックをレジに持っていったわたし。1000円カードだと思ってカードと500円玉を出して澄ましていたら、レジの人が「カードで500円お引きして、890円です。」って。あぁ500円出費オーバー。

 まぁ、面白かったのでよしとするほかないのですが・・・。男の華園A10大学男子新体操部 (全2巻) 桑田乃梨子著  雑誌メロディ連載時に2~3話読んで続きが気になっていたのです。 小説家を目指して大学に入学したユカリ(男子)がへんてこな先輩たちに強引に男子新体操部に入部させられると言うお話。作家のギャグテイストが利いていてニヤニヤしながら読んでしまいました。ちょっと最後が尻切れトンボっぽいのと、男子新体操部の魅力をもう少し描いてほしかったというのが残念な点です。

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2006年10月11日 (水)

『びっくり館の殺人』

 9月21日に、綾辻行人氏の講演会に行ったことはすでに書きました。そこで氏の作品をほかにも読んでみようと思った旨書きましたが、今日、例によって医者の待合室でやっと読めました。

 とりあえず、館シリーズの中でも独立していて、読みやすそうなYA向け作品、『びっくり館の殺人』を読んでみました。舞台は兵庫県A**市。(明石市?芦屋市?尼崎市?・・・神戸に隣接していて阪神大震災でアパートが倒壊するほどの被害があったという設定・・・なので赤穂市ではなさそうですね) 小学6年生のミチヤは「びっくり館」という怪しいウワサのある洋館に好奇心から入って行き、同年齢の病弱な少年トシオに出会う。ミチヤの亡き兄もトシオという名だったことから、なおさらミチヤはトシオに興味が惹かれるが・・・。

びっくり館の殺人 Book びっくり館の殺人

著者:綾辻 行人
販売元:講談社
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 とりあえず、作中のミチヤ君、そして多分作者自身もそうだったような、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズなどが好きな子どもたちに好まれそうな本だと思いました。コージーミステリや歴史ミステリが好みの私でも、このからくりは、この伏線はどういかされるのか~~?とかなり興味津々で読みました。

 え?でも?もうおわっちゃったの?このお話、完結してないような気がするんですが・・・。これは謎提示編で、あとから解決編みたいなものが出版されるのかな?それとも私が新本格シロートだからですか?なにか読み落としてるのかな?

 Amazonのレビューでも綾辻氏の新本格ミステリファンの人が、(大人向けの作品に比べて)物足りなかったと書いていらっしゃるようなので、今度は別の作品に挑戦してみようと思います。

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「ルーブル美術館展」「早大エジプト発掘40年展」

9日に観た展覧会の感想です。

「ルーブル美術館展」は、11月5日まで、京都市美術館にて。古代ギリシャの彫刻にたくさん出会えます。今回のポスターに使われているアルルのビーナスなど神々の像や、スポーツ競技をする男性の像の数々、ソクラテス・アリストテレスなどおなじみのギリシャ哲学者の像等々見ごたえたっぷりでした。すばらしいっ!うつくしいっ!

 古代オリンピックは全裸で行われたと子どもに説明したら目を丸くしていました。肉体美を誇るかのような男性の像たちを見た後、ゲネトリクスのヴィーナス、アルルのヴィーナスなどのアフロディテ像を見ると・・・、これって、やはり男性の体つき?と思わずにはいられませんでした。ミロのヴィーナスもずいぶん体格の良い女性(?)ですけど。乳房の大きさと腰のくびれぐあい・・・。豊満でも、ボン・キュッ・ボンッのナイスバディでも、スマートでも華奢でもないからだ。さまざまなヴィーナス像についての論及がきっとあるでしょうから調べてみたいと思いました。

 ギリシャ神話に材をとった彫刻の数々。神々の名は覚えているのにどんなお話だったのかもはや思い出せない自分が悲しかったです。こどもに「テセウスって誰?」とか聞かれて「金の羊が・・・uuum」って感じ。同じく哲学者の話などもソフォクレスとアリストファネスがなぜ2重肖像になっているのかなど『語り聞かせてあげられなかったのが残念です。しかも、ありえないことに、子ども向けの解説書を買っておいて、うっかり図録をかいのがすという大失態。シクシク。

「早大エジプト発掘40年展」・・・劇団四季のミュージカル「アイーダ」にはまってエジプト好きになった子どもが楽しみにしていました。京都駅ビルの伊勢丹に併設されている、美術館「えき」KYOTOで11月26日までやっています。私たちが行ったときは、会場が狭いせいか、入場制限がされるにぎわいぶり。

 さすがに青いミイラマスクと木棺、そしてその発掘過程を収めたビデオは見応えあり。エジプト大好きの娘は目を輝かせて展示品を見つつ、「スカラベってふんころがしなのに、なんでこんなにだいじにされるのか?」といぶかしんでいました。スカラベといえば、映画「ハムナプトラ」の、虫が大量に這い出てくるシーンの恐ろしさですよね。子どももホラー大嫌いのくせに、エジプトがすきだという一心でおにいちゃんが借りてきたDVDをいっしょに観ていましたが。

 すご~い、すご~い、と言いながら観て、図録も買って、子どもの一言「大丸で観た(ドイツ・ヒルデスハイム博物館所蔵)古代エジプト展の方が良かった」・・・あぁ、日本の大学の研究っていうところを抜かせば、たしかにそうかも。

吉村作治のエジプト文明の旅5 聖地再発掘ナイル700キロの旅
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2006年10月10日 (火)

劇団四季「鹿鳴館」千秋楽(京都劇場)その2

 今日あらためて子どもに感想を聞いたら「ドロドロ」だって。トホホというかアハハというか、そりゃまぁ、そのとおり。あと、アンコールのときスタンディングオベーションもしたのだけど、千秋楽のわりに案外あっさりと終わったな・・・というのが感想。そう、たしかに千秋楽らしい華やぎに欠けてたように思えます。

 「本であれば、ぜったい途中で読むのをやめているように思えるのですが」なんて昨日は書いたものの、やはり余韻さめやらず、本も読みました。文庫本で91pぐらいの戯曲なのですぐ読めました。これって文学座のために書かれた戯曲なんですね。新劇のみならず、新派でも演じられ、20年前には浅丘ルリ子が朝子役で市川昆監督が映画化しているのですね。 同じ戯曲、同じ台詞、同じト書き、同じ登場人物でも(映画は少し違うようですが)、どう演じるかどう演出するかによってきっと全く違ったものになっているのでしょうね。そこが芝居の面白さなのでしょう。

Book 鹿鳴館

著者:三島 由紀夫
販売元:新潮社
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 でもやっぱり、同じ本に表題作のほか、3編入っているのですが、他の作品は読む気にならない私でした。

 今回使われた林光氏の音楽(「森は生きている」「セロ弾きのゴーシュ」などのオペラ、「セチュアンの善人」「ガリレイの生涯」などの劇中歌の作曲者)は、美しい中にもだんだん不安をあおるような旋律が繰り返されていくのがすばらしいと思いました。

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2006年10月 9日 (月)

劇団四季「鹿鳴館」千秋楽

Photo_16  劇団四季の舞台を頻繁に見るようになって日が浅いので、主演の野村玲子さんが等身大というか実年齢らしい役を演じるのを観るのは(野村さんと意識してみるのは)、初めてです。これまでに観たのが「赤毛のアン」のアン、「ハムレット」のオフィーリア、「オンディーヌ」・「李香蘭」のタイトルロール、と娘役ばかりでしたからね。この影山朝子という役はハマリ役でしたね。本当に美しくて、そして、仮面をかぶった役。これまでのちょっとキビシクなってきた娘役よりず~っと野村さんの役者としての持ち味を生かしていると思います。

 今日のキャストは

影山悠敏伯爵 日下武史
同夫人 朝子 野村玲子
大徳寺侯爵夫人 季子 末次美沙緒
その娘 顕子 岡本結花
清原永之輔 広瀬明雄
その息 久雄 田邊真也
飛田天骨 田代隆秀
女中頭 草乃 中野今日子
宮村陸軍大将夫人 則子 木村不時子
坂崎男爵夫人 定子 大橋伸予
華族 写真師 給仕 職人
(含:伊藤博文・大山巌・大徳寺公爵・宮村陸軍大将・坂崎男爵)
太田泰信
勅使瓦武志
田島雅彦
川原信弘
岡本繁治
長谷川浩司
小出敏英
緒方愛香(劇団昴)
岡﨑克哉
鳥畑洋人(劇団昴)
青羽 剛
丸山憲史
華族(含:伊藤梅子・大山捨松) 岡本和子
林 浩代
藤井智子
大西利江子
寺嶋あゆみ
深沢未可子

 日下さんはさすがのベテラン。これまでの舞台でもそうでしたが、日下さんがいるだけで舞台が引き締まる感じです。同じ表情の中で色々な感情と計算がうずまいているのが迫力でした。日下さんとと野村さんはマシュウとアンを含め、父(ノヨウナ人)娘役が多いように思えましたが、今回は夫婦役。ぎゃくに、田邊真也さんと野村さんは、ギルバートとアンの恋人役から今回は母子役でしたね。

 田邊さんは思いつめた青年を好演していると思いました。

 実はわたしは三島由紀夫の耽美な世界が苦手です。四季の会には入っていても、自分ひとりなら三島の芝居は見に行かなかったと思います。でも四季大好きの娘にせがまれてチケットを取りました。

 なのに娘はすこし退屈だったようです。影山夫妻の思惑が絡み合い、大団円にならずに終わる余韻も理解が難しかったのかも。このようなストレートプレイはミュージカルのように無条件には楽しめませんよね。

 さてわたしはといえば・・・。一幕は、席が良かったので眠らなくて済んだ、というのが正直なところです。「美しい日本語」「美しいことば」と散々宣伝していますが、ほとんど特定の階級の人とその使用人だけが出演する芝居なので、必然的にあらたまった言葉遣いになっているだけ、と感じました。もっと美しいやまとことばだけで綴られているのか?と期待したのですが・・・。

 本であれば、ぜったい途中で読むのをやめているように思えるのですが、そこはやはり芝居の魅力。第2幕の展開にはやはり観に来て良かったと思わせるものがありました。

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とっても文化的な1日:

 今日は体育の日でしたが、体育の日らしきことは全くせず、私たちにとっての文化の日といえるほど文化的な一日でした。

 前回のブログにも書いたとおり、1ヵ月半ぶりに京都劇場へ行くのですが、京都まで行くにあたっては交通費をかけただけいろいろなことをしたいじゃないですか~そこで美術展と観劇、一挙両得をたくらんだのです。

 まず朝、早起きして込まないうちに京都市美術館へ。 「ルーヴル美術館展」、今回は古代ギリシャの彫刻(神像・人物像のほか、石碑や墓碑も含めて)中心に、陶器・宝飾品などの展示。堪能しました。くわしくはまた後ほど。

 次に、京都劇場に行くべく京都駅ビルに向かったところが、2時開演に対し、昼食を終えてもまだ12時過ぎ(なにしろ出発が早かったからねぇ。でも美術館も午前中のせいか、絵画がなくて彫刻中心の展示だったせいか、割りに空いていて、ゆっくり見ても・・・といっても子連れだから、あっさりめ・・・すんなり見終わることができました)。つぎの機会にしようと思っていた「吉村作治の早大古代エジプト発掘40年展」も観ました。これもくわしくはのちほど。

 で、2時からはいよいよ『鹿鳴館』の観劇です。とりあえず、くわしくは項をあらためて。

Cimg0933

 

 

 

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2006年10月 8日 (日)

鹿鳴館+李香蘭

 6日(一昨日)のブログに「あさって『鹿鳴館』を見に行く」って書いたけど、鹿鳴館を見に行くのは今日じゃなくて明日。「しあさって(明々後日)」と書くべきところでした。モォーッ、やはりアルツってるのかしらん。今日はTVで「功名が辻」を見ていて、家康の出身地の旧国名、“三河”が思い出せず、夫に説明するのに「尾張じゃなくてぇ・・・、美濃じゃなくて・・・、ほら、知多渥美のほう、『んだぎゃぁ』って、いうとこ・・・」。「三河?」すぐ答えてくれたことにそこはかとなくむかつくような?もう、『明日の記憶』が他人事じゃないし。

 『明日の記憶』、原作は感動を持って読んだけど(冷たい風が吹いているわが夫婦間ではこんな情愛はムリ)、映画は辛そうで観にいけませんでした。 ちょっとおねえさんなお友だちも、「身につまされてつらかった・・・」って。

明日の記憶 Book 明日の記憶

著者:荻原 浩
販売元:光文社
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とりあえず明日は1ヵ月半ぶりの観劇なのでワクワク。

 野村玲子さんといえば、昨年「ミュージカル李香蘭」を11月と12月に観たんですが・・・・。野村さん、お美しいし、異なる(無理のある?子ども時代も含め)年齢を演じ分けられて、さすがにベテラン俳優さんと思って観てたんだけど、あとから2回とも途中で声が持たなくてテープと口パクになったんだって聞いたんだけど、ホントでしょうか?中傷ですか? 直前の東京公演では野村さんOnlyだったから昼夜2回公演ができなくて、京都公演には若い俳優(沼尾みゆきさんでしたね、残念ながら私は拝見できてませんが)さんがはいるから2回公演出来たんだともウワサに聞きました。 これに限らず中年の男性俳優が青年の役をやるより、女性の俳優が若い役を演じる方が世間の風あたりが厳しいような気がします。これもジェンダーの問題?

 ところで、李香蘭の半生記は、上戸彩主演で来春TVドラマ化されるそうですね。こちらは事実に沿った物語になるようですが。でもうちのあたりではテレビ東京系のチャンネルは写りづらいんですよぉ....(;_ _)/|ガックリ

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2006年10月 7日 (土)

『彩雲国物語』

 昨年、同年輩の友人から「ライトノベルの中でも大人の鑑賞に堪える」と紹介されたのが。その友人とは歴史コミック好き、読書好きつながりなだけに、私の好みがわかってらっしゃる。たしかにおもしろい。普通の大人が見たら顔をしかめるような文章だけどマンガ好きの私にはさほど気にならないし。自分の書いてる文章も論文や評論を意識して書くときでもなければ、完全に言文一致ですから~。

 で、新刊も読みました。男しか官吏になれない社会の中でガンバル少女、まわりはタイプの違った美青年だらけ・・・。男だったらできない発想で、次々困難を(招き、)解決する・・・。コミック化もされているそうですが、ホント、少女漫画大好きだった大人女性のココロもくすぐる設定だこと。

彩雲国物語―緑風は刃のごとく Book 彩雲国物語―緑風は刃のごとく

著者:雪乃 紗衣
販売元:角川書店
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 近くのCD店の閉店セールで衝動買いした1枚。「ロボットのマーチ」が聴きたくて買った「鉄腕アトム」の主題歌集です。いろんなバージョンの「空をこえて ラララ」ではじまる主題歌が入っていて面白かったです。

鉄腕アトム MUSIC WORLD Music 鉄腕アトム MUSIC WORLD

アーティスト:TVサントラ,上高田少年合唱団
販売元:東芝EMI
発売日:2003/03/26
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2006年10月 6日 (金)

『流転の王妃の昭和史』

 明後日、京都劇場に劇団四季の「鹿鳴館」を観に行く予定です。
 予習をせねばとと思えども、実は三島由紀夫は苦手。なので、野村玲子さんつながり「ミュージカル李香蘭」のCDを今週の通勤のお供にしました。
李香蘭 (劇団四季) ― オリジナル・サウンドトラック Music 李香蘭 (劇団四季) ― オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:劇団四季
販売元:ポニーキャニオン
発売日:1992/10/21
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 私はこのミュージカルを観るまで「平頂山事件」のことは全く知りませんでした。
  裁判長が歌う「以徳報怨」がやはりいいです。「憎しみを憎しみで返すなら争いは未来永劫続くだろう・・・」「この不幸な出来事が後の世のための教えとなるように憎しみを捨てて考えよう・・・」    被害者である中国側から「以徳報怨」の心で扱ってもらった、侵略者にして敗戦国の日本としては・・・・どう行動すべきなのでしょうか・・・。
 世界のあちこちでいまも争いが続く今日、「以徳報怨」の方針がいかに困難で、そしてすばらしい選択であったのかを考えないといけませんね。中国はぜひ「以徳報怨」の心を世界に広めてほしいです。
 で、昨秋~冬に京都劇場へ「ミュージカル李香蘭」を観に行った後、何冊か関連図書を読みました。もう絶版になっている本も多くて新潮文庫の『李香蘭 私の半生』山口淑子、藤原作弥著、あすかコミックス『李香蘭』藤田あつ子著は古本屋をハシゴして捜して買いました。関連図書を読むと、このミュージカルは実在の人物がモデルで、その半生をなぞっているとはいえ、やはりフィクションであるということがよくわかります。
 このころ買った関連図書のうち『流転の王妃の昭和史』を読んでいなかったことを、CDがきっかけで思い出して読み始め、、今日、読み終えることができました。愛新覚羅溥儀氏の弟に「政略」で嫁がれた(でも夫妻は深い愛で結ばれた)、日本の貴族令嬢の半生記。この時代の愛新覚羅家のことは映画「ラストエンペラー」ぐらいの知識しかなかったので、興味深く読めました。なんていうか・・・。上つ方は私とは歴史観が違うのは当然としても、思いがけぬ苦労をされていたのだと認識を新たにしました。溥傑氏のあとがきもあり、ドキュメントとしても史料としても読んでよかった本でした。
民族も政変も超えて愛を貫いた二人・・・という読み方もできるかな?娘さんの愛新覚羅慧生さんの心中事件は、巷間伝えられていることと母の考えは違うようですが、果たして真相は?
流転の王妃の昭和史 Book 流転の王妃の昭和史

著者:愛新覚羅 浩
販売元:新潮社
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全く知りませんでしたが、この作品、3年ほど前にTVドラマ化されているんですね。

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2006年10月 5日 (木)

世界の日本人ジョーク集

 ベストセラーだというので、遅ればせながら読みました。『世界の日本人ジョーク集』早坂隆著

 シニカルなネタの数々に笑えました。哄笑するというより微苦笑ですが。世界では日本人ってこういう認識なんだ~ってところもおもしろいのですが、いわゆるエスニックジョーク・・・ある事象に対していくつかの国の人たちの反応の違いをBLACKに笑うタイプのジョーク。・・・・が「あぁ、この国の人たちはこういう国民性だと思われているのか~~~」と知ることができ、日本人単独のジョークより面白かったです。

世界の日本人ジョーク集 Book 世界の日本人ジョーク集

著者:早坂 隆
販売元:中央公論新社
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 むかし(中学生か高校生頃?)このタイプのジョークを集めた本が流行った気がします。米原万里さんの本(エッセイ)にもロシア人ネタで時々記述があったと思います。

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2006年10月 3日 (火)

残酷な神が支配する

 知り合いの高校生が(詳しい経過は割愛)『残酷な神が支配する』萩尾望都著を貸してくれました。私は萩尾さんの『11人いる』でSF開眼したようなものですので喜んで借りました・・・。内容があまりにもハードだったのでびっくり。私はその題名から勝手に近未来SFを想像していたのです。せめて『イグアナの娘』的な諧謔があれば良かったのですが・・・。返すとき「こわかった」「キツかった」と言ったら、彼女も『11人いる』 『ポーの一族』 などが好きだそうで、『残酷な・・・』の内容にはびっくりしたそうです。

 お礼に木原敏江著のマンガを貸してあげました。こんな作品が好きな彼女は友達とマンガでは話が合わないそうです。そりゃそーだ。完全に40代以上向けラインナップだもんね。

11人いる!

Book 11人いる!

著者:萩尾 望都
販売元:小学館
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ポーの一族 (1) Book ポーの一族 (1)

著者:萩尾 望都
販売元:小学館
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残酷な神が支配する (1) Book 残酷な神が支配する (1)

著者:萩尾 望都
販売元:小学館
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2006年10月 2日 (月)

クライマーズ・ハイ

『クライマーズ・ハイ』横山秀夫著 1ヶ月がかりでやっと読み終えました。 日航機事故と言う縦糸に時々山という色の違う縦糸が混じり、会社組織と言うもの・ジャーナリズム・親子・家族・たくさんの横糸が縒られて織り込まれているという感じ。読み応えがありました。TVドラマは見ていませんが、評判良かったらしいですね・・・。

 あら~しまった、つい一昨日再放送してたんですね。今ネットで知りました。ほとんどTVをまともに見ないもんですから。「功名が辻」の前後に予告編をやってたのは気づいてたんですが、勝手に3連休にあるものと決め込んでました。(-_-;)

 この日航機事故のときはちょうど夏休み期間だったこともあり、TV,新聞に張り付いて見ていました。衝撃的な事故でしたね。その後『沈まぬ太陽』山崎豊子著も夢中で読みました。でもこの事故の轍を踏まないように空の安全、公共交通の安全が改善された・・・なんて事実は聞きませんねぇ。鉄道でもいくつも悲惨な事故がありましたし。  

実は私はこの作者の出世作である『半落ち』はまさしく半落ち。途中で放棄しました。私には合わなかった。キセルして最後の数ページを読んでも(私の場合は、これで最後まで読み進むモチベーションが湧くことが多いのです)、ちょっとちがいました。

 でもこの『クライマーズ・ハイ』と『出口のない海』はオススメです。長いものに巻かれたくなる時も、正義を旨に個を持して働こうと励まされます。

クライマーズ・ハイ Book クライマーズ・ハイ

著者:横山 秀夫
販売元:文藝春秋
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クライマーズ・ハイ DVD クライマーズ・ハイ

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2006/05/12
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DVDも発売されているんですね。観てみようかな。

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2006年10月 1日 (日)

夜のピクニック

 久しぶり(1ヶ月半ぶりぐらい)に映画を見に行きました。ホントは、「出口のない海」と2本ハシゴをしたかったんだけど(ファーストデーだしね)子どもの中間考査が近いので、我慢して1本だけ。

 「夜のピクニック」です。あんまり巷間で話題になっている風でもないし、子どももさほど乗り気でなかったのですが、原作がとても良かったから・・・と説得して行きました。(たしかにハリウッド的なスペクタクルなシーンや大掛かりなセットもなし、大人気のスターの登場もなし・・・と地味な映画ではありますね。)

 うちの子どもたちが通っていた学童保育所では、4年生の3月に数十キロ1泊2日で歩き通すと言う行事があるのですよ。今日一緒に見に行った子も、4年生の頃に大体4㎞/hペースで50キロメートル近く歩いているんですよ。もちろん夜は旅館でゆっくり眠るわけですが。それを高校の行事とはいえ一昼夜、夜も歩き続けて(仮眠2時間あり)80kmってすごい!!と、映画の冒頭から興味を持ったよう。・・・わたしも子どもの行事に付いて行って、数十キロ歩くと言うことがしんどいことを身にしみてますから(高校生の体力とは違うとはいえ)、そして高校時代の持久走大会のことも思い出しながら、生徒たちのワクワクとウンザリ、両方の気持ちがよくわかりました。

 昔我が家の近辺の高校でもやってましたよ、ナイトハイク。授業時間を確保しなければならないとどんどん行事が減らされていく過程で(安全性の議論もあったそうですが)無くされたようです。この映画がヒットして復活運動がおきたりしないかなぁ?  わが子達はもうすぐ地域クラブで30キロ余りの距離をナイトハイクをする予定。そのモチベーション作りにもなりました。

 映画は大体原作に忠実に作られていて、主人公の葛藤も、若い俳優がよく表現していて満足のいくものでした。子どももちょっぴり涙を拭いていたり。

 ところで80kmというと、4㎞/hで20時間、5km/hで13時間半ほど。バスの救援係になっても結構大変な行事です。

 原作は恩田陸著。恩田作品にはめずらしく、ホラーもファンタジーもSFもなし。 純然たる学園物です。昨年度の、第2回本屋大賞受賞作品ですから読んだ人もたいそう多かろうとは思いますが、まだの方はぜひご一読を。なんとなく雰囲気が 荻原規子著『樹上のゆりかご』に似ている気が、私はします。

 

夜のピクニック Book 夜のピクニック

著者:恩田 陸
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樹上のゆりかご Book 樹上のゆりかご

著者:荻原 規子
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